【押入れDIY】パソコン作業スペースをつくる! 収納アイディアまとめ
和室の収納スペースとして利用価値が高い押入れ。もちろんそのまま使ってもいいんですが、ちょっとした工夫で、まったく別の用途に転用したり、より使いやすい収納スペースにリメイクしたりと、有効活用することが可能です。パソコンデスクとして使う方法をはじめ、意外なアイテムを使って押入れをカスタマイズするアイディアをご紹介します。
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押入れがパソコン収納場所に!?
押入れというと、中央あたりに中段板と呼ばれる仕切りがあるのが一般的。そんな押入れの特徴を活かしたカスタマイズ方法として注目を集めているのが、パソコンデスクに転用する方法です。一人暮らしなど、狭い生活空間を有効活用できるとあって、さまざまなリメイクのアイディアが提案されています。
押入れがパソコンデスクに変身
押入れというと見るからに和のテイストな襖(ふすま)を真っ先に思い浮かべます。それはそれで素敵なんですが、パソコンデスクに限らず、洋風のデザインにリメイクする場合には、ちょっと不似合い。押入れをパソコンデスクに変身させるには、まず襖を取り除くのがルールのようです。
リビングにパソコンデスクを設置すると、どうしても配線がごちゃごちゃとしてしまいがち。押入れのなかなら、コード類を上手に隠せるという意外なメリットもあります。
DIYで自由に収納スペースを作れる
押入れをクローゼットとしてリメイクし、より使いやすい収納スペースにすることも可能です。例えば、天井にハンガーラックを設置して洋服を吊るせば、たちまちワードローブ風に。シャツやジャケットをそれぞれ別のレーンにかけると、まるでショップのようにおしゃれな雰囲気を出すことができますよ。
可能なら、思い切ってペイントするという手も。お部屋の壁とトーンを合わせれば、もともと押入れだったとはわからないくらいおしゃれで開放的なスペースに。内部が明るく、使いやすくなることで収納効率も大幅にアップしそうです。
押入れを使ったパソコン収納事例
場所をとりがちなパソコンを押入れに収納し、ワークスペースとするアイディアが人気なのはすでにご紹介した通り。ここでは、とくに参考にしたいパソコン収納の実際のリメイク例をピックアップしてご紹介します。
1.カーテンをつける
洋風のインテリアに不似合いな襖は、取り外すのが一般的ですが、来客時など、押入れのなかを隠したい場合もあると思います。そんなときは、鴨居にレールを設置して、カーテンを付けるのがおすすめです。背もたれのないチェアをチョイスすれば、使わないときにそのまま押入れ内に収納できて便利ですよ。
2.壁・中段板をアレンジ
押入れのなかは、あくまでも見えない場所であるため、ベニヤ板が貼ってあるだけなど殺風景。そのため、化粧板を使って明るい印象に見せることが大切です。それだけで、暗くてジメジメしたイメージのある押入れが明るくなり、作業空間として適した環境になります。
可能なら、中段板も同じ色に塗って、チェアやチェストなども同系色で整えると、おしゃれなワークスペースに。お気に入りのラグを敷いて、居心地のよい空間をつくりましょう。
3.即席の本棚を作ろう
押入れには奥行きがあるので、カラーボックスなどをおくと即席の本棚が完成。書類や本をたっぷりと収納できます。また、壁面収納棚を設置すれば、縦スペースを活用することも可能です。文房具などの小物を置けば、パッと取り出しやすいですね。
4.スポットライトで空間を照らす
押入れの上の方はどうしても暗くなってしまいます。せっかく壁面収納棚を活用して縦のスペースをうまく使っていても、暗くてどこに何があるかわからないようでは、使い勝手が悪くなってしまいます。そこで、天井にスポットライトを設置して、押入れ全体を明るく照らしてみてはいかがでしょうか。空間に広がりが出て、お部屋を広く見せる効果も期待できます。
5.収納ケースを利用する
押入れをパソコン収納に使うと、そのぶん衣類などの収納スペースが減ります。下段と上段の両方を十分に活用し、小物類をできるだけ押し入れに収納できるように工夫したいところ。
ただし、押入れをワークスペースとして活用しながら、収納としても使う場合は、外から中身が見えないケースを使って隠す収納を取り入れるのがおすすめ。もし、ワークスペースのそばに衣類が収納してあると、どこかちぐはぐな印象になってしまいます。雑然とした印象にならないよう、収納ケースは同じ色で揃えるのがよいでしょう。
押入れカスタマイズのアイテム
意外なアイテムが押入れのカスタマイズを助けてくれます。ここでは、おすすめのアイディアとともにご紹介します。
ウォールペーパー
押入れをいかにもな感じに見せない手っ取り早い方法が、ウォールペーパーを利用するというもの。どこか寂しい印象の押入れをたちまち好みの印象に模様替えすることができるので、おすすめです。
こちらはマットで高級感のある大理石模様のウォールペーパーです。木製の壁や中段板も、これなら雰囲気をガラッとチェンジさせることができそう。簡単に剥がせるタイプなので、賃貸でも利用できます。
スタンドライト
天井にスポットライトを設置する方法をご紹介しましたが、DIYに慣れていない方におすすめなのが、スタンドライトをおくというもの。費用も手間も最小限で、手元を明るくすることができます。押入れは光が入りにくいため、ワークスペースとして押入れを使う場合には必須アイテムですね。
点発光ではなく面発光のLEDを採用した、チラつきのない、明るくて目に優しいスタンドライトです。タッチセンサーで軽く触れるだけでオン・オフが可能。シンプルでスタイリッシュなデザインも好感が持てます。
キッチンワゴン(ラック)
キッチンワゴンも押入れで重宝するアイテムの一つ。キャスター付きで出し入れしやすいので、例えば、普段は押入れを収納に利用し、ワークスペースとして使うときには取り出すという使い方も可能ですよ。
IKEAのキッチンワゴン「RASKOG」は、頑丈なスチール製で、キャスター付きだから移動も楽ちん。底板がメッシュ状になっていて、通気性も抜群です。
まとめ
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