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2019年01月12日 16:30 更新

放っておくと危険!? 換気扇の油汚れを楽に落とす裏技&防止のコツ

換気扇の油汚れは、放っておくほど落としにくくなります。年に1回の大掃除で一番手がかかるやっかいな汚れが、換気扇の油汚れ! といっても過言ではないかもしれませんね。この汚れをラクに落とす裏技が存在します。気付いたときに即実行していれば、大掃除の時も恐くありません。油汚れが少ないうちから、少しずつ着手しましょう。

換気扇の油汚れを落とす裏技グッズ3つ

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不要なカード

ベトベト汚れにホコリが混じって、とにかく換気扇の汚れは落としにくいのが問題です。一度油のベトベト汚れがつくと、そこへホコリが吸い寄せられ、ホコリの上にさらに油のしずくが絡みつき、何層にも積もっていきます。「しばらく放置して掃除していない」という方は、まず層になった油汚れを"削る"ことが必要です。

汚れを削って落とすには、スクレーパーを使うのが便利です。しかし、フライパン用のシリコーン製では少し柔らかすぎますし、左官用の金物では換気扇に傷がついてしまいます。そこで便利なのが、不要になったプラスティックのカードです。適度な硬さと弾力。傷をつけずに汚れだけを掻き取ることができます。使わなくなったカード類は捨てないで、掃除用に取っておきましょう。

キッチンペーパー

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台所でよく利用するキッチンペーパーも、油汚れを落とす裏技グッズです。換気扇を分解して洗える部分は、つけ置き洗いで一気に汚れを落とすことができます。しかし、分解して取り外しできない部分は、直接アプローチを。

キッチンペーパーに洗剤を含ませて湿布をします。すると、汚れがふやけて浮いてきます。時間の目安は20~30分。洗剤が垂れてしまったり、乾いてしまう場合は、その上からラップをしてくださいね。

ドライヤー

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温度が上がれば、冷えて固まってこびりついた油が再び溶けて落ちやすくなります。しつこい汚れには、ドライヤーを使ってみましょう。

ドライヤーは、温風にして使います。油汚れに直接温風を吹きかけてください。油が溶けて浮き出したら、乾いた布か、キッチンペーパーで拭き取ります。そのまま捨てられる古布を使うと便利です。

換気扇の油汚れを防ぐ方法

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ワックスを塗っておく

換気扇がきれいになったら、羽にワックスを塗り込みます。すると、ワックスが皮膜になり、汚れの付着を防いでくれます。靴や車用のワックスを使ったり、どちらもないときは、衣類の柔軟剤を薄めたりしたものでもOKです。

汚れがつきにくくなるとはいえ、換気扇は使えばその分汚れます。季節の変わり目ごとに、大掃除ならぬ中掃除ができるといいですね。

使用10分前に換気扇のスイッチを入れておく

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調理中の換気扇、どのタイミングでつけていますか? 鍋が沸騰してきたら、フライパンから油が跳ね出したら、気付いて換気扇を回しているのではないでしょうか。調理を開始してから換気扇を回すのでは、実は遅いのです。換気扇は、火を使い出す10分前からつけておくのがベターです。

調理中、油は小さな粒となって空中に飛散します。はじめから空気の流れができていると、油の粒子は上手に換気扇に吸い込まれて外へ出ることができます。換気扇がついていないと、油は浮遊し、ホコリと結びついて手近な場所へ。温かい空気は上にあがりますから、自然に換気扇フードや回っていない換気扇に付着することになります。汚れ防止のために、事前スイッチを忘れずに。

まとめ

換気扇の汚れは、キッチンの汚れの中でもやっかいなものです。ホコリと油が入り交じったベタベタは、落とすのに一苦労。時間もかかり、頻繁に掃除するのが嫌になりますね。しかし、放っておくと吸い込みが悪くなり、キッチン全体に汚れが蔓延……。裏技を駆使して、スッキリきれいにしてしまいましょう。あとは定期的な換気扇掃除の日をスケジュールに組み込んで、汚れが頑固化する前に掃除するようにしましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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