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2018年12月17日 17:58 更新

ここにも使える!? 消しゴムで簡単に落とせる掃除の裏ワザ

誰しも子どもの頃はよく使っていた消しゴム。ご存知の通り、鉛筆で書いた字を消すものですが、実はちょっとした汚れを落とすのにとってもいい仕事をしてくれるんです。「こんなところのお掃除に?」とびっくりする消しゴムを使ったお掃除方法をまとめました。

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

我が家には、小学生から高校生の4人の子ども達がいます。小学生の2人はいつもリビングで宿題をするので、終わった後は文房具などが散らばっていることがしょっちゅう。当然「どこいったの~?」と探すこともしばしば。そんな、失くしものナンバー1になるのが「消しゴム」です。

そんなわけで、いろいろな大きさの使いかけ消しゴムがあちこちから発見されることがしばしば……。しかし、見つかったときには、既に別の消しゴムを筆箱に入れて使っているので、余ってしまうのです。そんな消しゴムは、今使っている消しゴムを使い切るまで待つのではなく、お掃除に使うのが吉。すぐに出せる場所に置いておくと、ちょっとしたお掃除アイテムとしても使えるので便利なんです!

消しゴムの原理

Lazy dummy

消しゴムは鉛筆などで書かれた字や線を消す道具です。昔はパンで消していましたが(現在もデッサンのときには、紙を傷めないようにパンを使うこともあります)、ゴムに字を消す力があることが発見されて以来、消しゴムが広まり現在に至ります。最近では天然ゴムではなく、プラスチック製の原料で作られたものが主流ですが、呼び名はそのまま使われています。

消しゴムが字を消す原理は、紙に付着した鉛筆の芯の鉛をゴムでこすることにより吸着して剥がす、というもの。その際、汚れを包み込んだ消しかすが出ます。汚れを落とすたびに消しかすが出て、消しゴムの新しい面があらわれ、また汚れを落とすというサイクル。そのため、使うごとに消しゴムは小さくなっていきます。

消しゴムの種類

消しゴムにはいろいろな種類があります。主なものはこの4つ。

・ゴム字消し:天然ゴムや合成ゴムを弾力のあるものに加工してあるもの。
・プラスチック字消し:プラスチック(主として、ポリ塩化ビニル)から生成した消しゴム。
・砂消しゴム:研磨剤を配合した消しゴム。削り落として消す。
・練消しゴム:柔らかく変形自在。紙を傷めない反面、消す力は強くない。

近頃はプラスチック製のものが主流で、多く出回っています。固さを調整しやすく、折れにくいものや、消しかすがまとまりやすくなるような商品が出てきています。

Lazy dummy

鉛筆やシャープペンシルに付けられているものや、ノック式のペン型の消しゴムは細かい部分を消すのに便利です。電動式の消しゴムもあります。

消しゴムがお掃除に!? こんな汚れに使えます!

Lazy dummy

本来、字消しが目的の消しゴムですが、その汚れを落とす力を使ってお掃除にも活用できます。どんな場所のどんなものに使えるのかいくつかご紹介しましょう。

鉛筆汚れ

鉛筆やシャープペンシルの汚れは、字だけではありません。細かい芯のかすがあちこちについてしまいます。頑張って勉強した後に手が黒く汚れていること、ありますよね?

同じように、下敷きや定規、分度器などは使っていくうちに黒く汚れてきてしまいます。この鉛の汚れは、拭いてもなかなか取れませんが、消しゴムでこすると落ちやすいです。

同じように机も黒く汚れていきますよね。こちらは娘の机ですが、絵を描くことが好きなのでかなり汚れが目立ちます。

細かい傷に入り込んだ汚れは完全に落とせませんでしたが、表面の汚れは消しゴムで落とすことができました。

消しゴムは表面に付着した汚れを落とすので、布や傷に染み込んだ汚れを落とすには向いていません。基本的には、プラスチック製品などのつるっとしたものについた汚れを落とすことが得意です。

壁や床

いつの間にかついてしまった汚れ。何が原因かわかりませんが、消しゴムでこすってみると……

みるみる落とせました! 凸凹もあるので完全に消えたわけではありませんが、かなり気にならなくなりました♪ 手垢なども落とせるので、スイッチ周りや床の汚れ落としにも消しゴムは使えます。

ただし、広範囲をこするのは大変なので、部分的に落としたいものに効果的。

ラベル・シール剥がし

こちらは、娘に教えてもらいました(笑)。消しゴムはシール剥がしにいいよ! ということで、瓶のラベル剥がしに試してみました。手ではがそうにも、かなり手ごわいラベルで、濡らして時間をかけても取れませんでしたが……。

消しゴムでこするとつるつるっと剥がれていきました。これは、濡らした方がより威力を発揮するようです。消しかすはほとんど出ず、ゴムの吸着パワーで接着剤を剥がしたような感触です。

リモコンやキーボード

リモコンやパソコンのキーボードなど、細かい凸凹にほこりと手あかがたまってしまい、汚れが取りにくくなることがあります。そんな場所は、自由自在に形が変わる練りけしを使ってみてください。

形にフィットするので溝の汚れを吸着してくれます。練りけしは、使う前によく練って柔らかくしてから使用してください。

Lazy dummy

鉛筆などの消しゴムは小さいので、こちらも細かい場所に入り込んだ汚れに、ピンポイントで使うと効果的です。

靴のラバーやスエード

Lazy dummy

靴のラバー部分や、スエードの汚れを落とすこともできます。

焦げ

お鍋の焦げ落としも試してみましょう! 研磨剤入りの砂けしを使用します。

濡らしてこすると……落とます! 研磨剤で細かい傷がつくかもしれないので、傷が付きやすいものには使えませんが、削り落としたいものにはぴったりです。

IHのガラストップの汚れや、水回りのこびりついた水垢を落とすのにもパワーを発揮してくれます。

まとめ

消しゴムは、家のあちこちのお掃除に使える便利裏技アイテムです。広範囲の汚れを落とすのは大変なので、部分的な汚れに使ってみてください。落としたい汚れや場所によって、使う消しゴムの種類を変えれば、鉛筆汚れ全般はもとより、ちょっと削り落としたい頑固な汚れも落とすことができますよ♪
  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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