整理収納アドバイザーの裏ワザ! お掃除テクニックを紹介
おうちの中がいつもキレイだと、心地よく快適に暮らせますね。でも実際は、毎日何かと忙しいし、掃除に手間も時間もお金もかけたくないのが実情。そんな悩みを解決するために、キレイ好きだけど掃除嫌いな整理収納アドバイザーが、「お掃除するのっていいかも♪」と思える簡単な裏技とコツをお伝えします。
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こんにちは! 南の島でお片づけ*整理収納アドバイザ―の川根礼子です。
おうちの中でも、お風呂や洗面所、トイレといった水まわり、そしてキッチンは特に汚れやすい場所ですよね。
お掃除を小まめにして汚れを溜めこまないのが一番良いのですが、なかなか毎日やるのは難しく、気づかぬ汚れがいつの間に溜まっていたりします。
毎日使う場所だからこそ簡単に! そこそこでいいからキレイを保ちたい♪
浴室・洗面所編
お風呂の黒カビにはこの2つの合わせ技が効く!
お風呂にポツポツと出てきてしまう黒カビは、専用の洗剤がなくてもおうちにあるモノで簡単に汚れを落とすことができます。
キッチンハイターなどの塩素系漂白剤と片栗粉を用意して、2つの材料を1対1の割合でよく混ぜるだけ。これで「片栗粉ハイター」が完成!
黒カビ部分の水滴を拭いてから、気になる部分に片栗粉ハイターを塗ってみて下さい。そのまま放っておくこと約10分(汚れによって調節してくださいね)。
拭きとると黒カビがキレイに落ちますよ。おうちにある材料で簡単、かつほったらかしOKで手軽にできる裏ワザです。
塩素系漂白剤を使うので、混ぜる時には割り箸を使ったり手袋をはめて、手荒れを防止してください。
洗面所のシンクは事前に汚れを予防!
家族みんながよく使う洗面所のシンクは、汚れがつかないようにあらかじめ予防しておくのも一つの手です。
家庭用の洗面コーティング剤を使えば、汚れが付きにくくツヤツヤピカピカに。一度コーティングしておけば、掃除する回数を減らすことができます。
キレイが続くなら、ちょっと面倒でもコーティングしておく価値ありです♪
トイレ編
トイレのニオイの元はここかも!?
いくらキレイに掃除をしても、トイレのイヤなニオイがなかなか消えない……。そんな時はトイレ蓋の部品を要チェック!
見えない場所は普段なかなか気づきにくいですが、意外と汚れていることが多く、ニオイの元はここからだったりします。トイレの取扱い説明書にそって部品のフタを外し、中をお掃除してみてくださいね。
細かい場所なので、お掃除スプレーをたっぷり吹きかけてしばらく放置。汚れが浮き上がってきたら、拭き取りましょう。
それでもニオイの元となる汚れがこびりついている場合もあるので、割り箸や竹串、つまようじなどでキレイに取り除けば、スッキリしてニオイもしなくなります!
トイレは、特に小まめにお掃除しておきたい所。汚れに気がついたらすぐにお掃除できるように、最低限のお掃除道具は手に取れる場所に置いておくと、パッとお掃除に取り掛かることができ、習慣化もしやすいです。
キッチン編
キッチンのシンクは食器も一緒にキレイにする
シンクのうっすら汚れが気になってきたら、オキシクリーンを使って食器類もまとめて漬けています。
排水口に栓をして、50℃~60℃くらいのお湯をシンクに溜めオキシクリーンをよく溶かしたら、汚れが気になっていたグラスやお鍋、水筒、キッチン水栓など、まとめてドボン!
こちらもほったらかしでOK。シンクはもちろん、一度にいろいろなものがキレイになるのでおすすめです。
排水口の奥の汚れ対策
シンクの排水口がちょっと臭ってきたかも……!? そんな時は、重曹とクエン酸をコンビで使ってみて下さい。
やり方は簡単、まず重層を排水口にパラパラと振りかけたら、クエン酸を溶かしたお湯をかけるだけ。2つが反応して発砲するため、最初はびっくりしてしまうかもしれませんが大丈夫! このシュワシュワ―という泡が汚れを浮き上がらせ、消臭にも効果的なんです。
しばらくおいてから、お湯で洗い流せばニオイも汚れもスッキリ。量は目分量でOKですが、重曹とクエン酸はだいたい2:1の割合がおすすめです。
どちらも100円ショップで気軽に手に入りますし、環境にも優しいので、こまめに行えば排水口のイヤなヌルヌルともさようならできますよ。
IHコンロの汚れ防止
IHコンロ自体の汚れは、コンロがまだ熱いうちにすぐメラミンスポンジなどで落とすと、比較的落ちやすいのですが、それよりも面倒なのがIHコンロ周りのスキマに入り込んだ小さなゴミのお掃除です。
こちらには100円ショップのシリコンガードをしっかりセットして、ゴミが入りこむ隙を与えないようにしています。シリコンが劣化して剥がれてきたら、こんなアイテムでしっかり防止してくださいね。
強敵! 換気扇のファンの掃除方法
年末の大掃除の時に、お掃除する方も多いキッチンの換気扇。特にギトギトな油汚れがついた換気扇のファンは、お掃除のハードルを上げてしまい、やりたくないお掃除のNo.1ではないでしょうか?
こちらはお掃除する季節がポイント。実は寒ーい年末の大掃除の時よりも、暖かい季節や暑い夏の方が油汚れが落ちやすく適しています。
我が家では油汚れが特に多いシロッコファンは、画像のようにポリ袋の中でお湯+オキシクリーンの中で漬け置き。中のお湯の温度を下がりにくくするために外に置いています。お湯の方が、汚れ落ちの効果が出ると言われているので、夏の暑さを利用するのがポイントなのです。
冬に比べて水仕事が楽なこともあり、換気扇のお掃除は暖かい時にするのがおすすめですよ。
普段のお掃除には、使い捨てのキッチンダスターを数年使っています(画像は100円ショップのものですが、ロハコ限定の無印キッチンダスターを主に愛用しています)。
ダスターが汚くなっても、そのままポイッと捨てられるので気兼ねなくお掃除が可能。台布巾として使いきった後、捨ててしまう前にもう一仕事、気になる換気扇をさっと拭いておきます。これを使うことによって、換気扇をしっかりお掃除するハードルが下がりました。
▽ブログでも紹介しております
「無印キッチンダスター最後のお勤めはここ!」
https://ameblo.jp/rei-straighten/entry-12166648857.html
キレイにするためのおすすめ掃除道具
タイルの目地がどうしてもキレイにならない時のお助けアイテムです。ペンタイプなので、塗るだけで簡単に新築時の白さがよみがえります!
網戸掃除も面倒な掃除のひとつですが、こちらを使えば楽々キレイに♪ 高い所までしっかりキレイになり、取り替え用のモップも別売りであるので長く使えて安心です。
床掃除は、木の柄がおしゃれな無印のモップを愛用してモチベーションを上げています。また、丈夫なので多少力を加えて床をゴシゴシしても大丈夫。
パーツを水拭き用とワックス用の2個持ちにして使い分け、カチッとはめ替えるだけの手間いらずにしています。シートを取り付ける時の面倒くささがなくなって、モップ掛けのハードルがグーンと下がる結果になりました。
まとめ
お掃除は面倒ですが、キレイになった後はさっぱり爽快!
そして実は、お掃除は汚れる前の予備掃除が大事です。
面倒くさがりだからこそ、汚れいっぱいのガッツリお掃除はハードルが高くなり手を付けづらいもの。「ちょこっとついで掃除」をするクセをつけた方が汚れも軽くて落としやすく、後々自分が楽だということに気づきました。
モチベーションを上げるお気に入りの掃除道具を揃えたり、手間がかからない方法を考えてお掃除嫌いを克服……まではいきませんが、お掃除のハードルを常に低くしておきたいと思っています。