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2019年01月21日 17:35 更新

【賃貸でもDIY】簡単に壁面収納が楽しめる飾り棚を作ってみた!

賃貸物件に住んでいる場合、ちょっとした棚が欲しいけれど壁を傷つけてしまうことを心配して、なかなかDIYにトライできない方も多いのでは? 壁に大きな穴をあけずに、簡単に素敵な壁面収納が叶う方法があるんです。今回は、DIYアイテム「Weekend Workshop」での飾り棚づくりを紹介します。

「賃貸でも壁を傷つけないDIYをしてみたい」「簡単におしゃれな飾り棚が作りたい」……そんな方におすすめなのが、初心者でも気軽に楽しめるDIYアイテム「Weekend Workshop(ウィークエンドワークショップ)」。

今回は、賃貸でも簡単におしゃれな壁面収納が叶う「Weekend Workshop」を使って、実際に飾り棚を作ってみました。

「Weekend Workshop」とは?

「Weekend Workshop」は、壁を気にせず簡単に棚が作れるDIYの初心者向けキットです。メーカーは、LABRICO(ラブリコ)でも有名な平安伸銅工業。「Weekend Workshop」はアイアン素材のシェルフフレームシリーズなので、別途、市販の木材を購入して棚を作ります。棚づくりは木材をフレームに取り付けるだけの簡単な工程なので、初心者でも気軽に楽しめますよ。

「Weekend Workshop」の特徴

特徴①壁の傷跡が目立たない

マンションなどで壁によく使われる「石膏ボード」。そんな「石膏ボード」でも壁の傷跡を目立たせることなく使用できるのがポイント。付属のピンを使うことで、3方向からしっかり固定して取り付けることが可能。ピンを外した穴の跡も小さく目立ちにくいんです。

特徴②シンプル&おしゃれで、インテリアに合わせやすい

「Weekend Workshop」のアイアンフレームは2色、白と黒があります。シンプルなアイアンの材質で、男前インテリアにもナチュラルなインテリアにもなじみます。

特徴③簡単で自由に好きなサイズの棚が作れる

「Weekend Workshop」のアイアンフレームは、1×4(ワンバイフォー)材や1×6(ワンバイシックス)材、パイン材に対応しています。1×4材、1×6材は規格統一された木材のことで、ホームセンターなどで手に入れやすいサイズです。もちろん、幅があえば好みの木材を利用することも可能です。

「Weekend Workshop」の種類

5種類のフレームがラインナップ。全て黒・白2色展開、オープン価格となっています。

◆Weekend Workshop SHELF FRAME(ウィークエンドワークショップ シェルフフレームシリーズ)
・スクエアフレーム4(幅1.5×奥行11×高さ11cm)
・スクエアフレーム6(幅1.5×奥行16×高さ16cm)
・ショートL型シェルフフレーム4(幅2×奥行12×高さ28.5cm)
・ショートL型シェルフフレーム6(幅2×奥行17×高さ28.5cm)
・L型シェルフフレーム4(幅2×奥行12×高さ46.5cm)
・L型シェルフフレーム6(幅2×奥行17×高さ46.5cm)
・ショートシェルフフレーム4(幅2×奥行11.5×高さ39cm)
・ショートシェルフフレーム6(幅2×奥行16.5×高さ39cm)
・シェルフフレーム4(幅2×奥行11.5×高さ57cm)
・シェルフフレーム6(幅2×奥行16.5×高さ57cm)

◆お取扱い
DIY FACTORY、ホームセンター、雑貨・家具店等

◆ホームページ
http://www.heianshindo.co.jp/labrico/series/weekend-workshop-shelf-frame/

【実例】さっそく飾り棚を作ってみた!

今回は、Weekend Workshopの「L型シェルフフレーム4 黒」を使ってDIYにトライしてみました。

DIYを始める前にチェックすべきこと

まず、壁の材質を確認しておきます。傷跡を目立たせずに棚を取り付けるためには、石膏ボードの壁であるかがカギ。石膏ボードなら専用のピンで固定でき跡が目立ちにくい。石膏ボードかどうかは画鋲などを試しに刺してみてチェック。サクッと刺されば、石膏ボードの可能性大です。一方、コンクリート壁の場合は取り付けられないので注意! 壁を叩いてコツコツとかたかったり、画鋲が刺さらなかったりしたらコンクリート壁の可能性が高いので、別な場所を探しましょう。

私の場合、壁に画鋲が刺せたので、部屋の壁全てが石膏ボードだろうと思い込んでいたのですが、当初取り付けたかったダイニングの壁は実はコンクリート壁だったと購入後に気づいたため場所を変更し、リビングの壁(こちらは石膏ボードで一安心♪)に取り付けました。

購入後に慌てないためにも、事前に壁の材質を確認することをオススメします。

※木の壁の場合、ねじで取り付けが可能ですが、ねじ穴があいてしまうので、原状回復がマストの賃貸物件の場合はオススメしません。

まずは、材料を準備します♪

3枚くらいの棚板がバランスよさそうで、ちょこっと小物置きに便利そうな「L型シェルフフレーム4 黒」をセレクト。取り付け用のピンなどはセットになっているので、あとは棚板を購入すればOK。今回は1×4材を3枚購入。ほかに、棚受けを留めるためのプラスドライバーと、石膏ボード壁にピンを取り付ける際に必要なコインを用意。

今回は、Weekend Workshop「L型シェルフフレーム4 黒」で棚づくりをします。
1×4材を3枚用意。

STEP①取り付け場所を決めて、フレームを仮止めする

壁のどの位置に棚を取り付けるかイメージし、フレーム本体を仮止めしておきます。私の場合は、ガムテープで一時的に止めておきました。

この時、フレーム本体が床に対して垂直になるようにすることと、フレームに仮に棚板を置いてみたときに、棚板が水平になること、棚板の両端が本体から2.5cm以上出る位置であることに注意します。

私は、このフレーム本体の取り付け場所の設定にちょっと手間取ったのですが、ここさえきちんと押さえればあとはネジやピンで留めていくだけ。仕上がりを左右する大事なポイントなので、ここは頑張りましょう!

フレーム本体の仮止めは、棚板の両端が本体から2.5cm以上出る位置であることに注意。

STEP②フレーム本体を付属のピンで壁に取り付ける

ピンキャップをフレームの穴に差し込み、コインでピンをピンキャップの穴に押し込みます。3本のピンをすべて押し込んだ後、ピンキャップをかぶせます(フレーム本体1つあたり4カ所)。もう1つのフレーム本体も同様に取り付けます。終わったら、フレームを仮止めしておいたガムテープを取り除きます。

ピンを刺すというと力仕事かとかまえてしまいますが……実際は、そんなに力を入れずにピンを穴に押し込むことができました。これなら女性でも楽ちんに作業できます。

※木の壁の場合は、ねじをプラスドライバーでねじ込んで壁に取り付けます(穴があいてしまうので注意)。

コインでピンをピンキャップの穴に押し込みます。
3本のピンをすべて押し込んで、ピンキャップをかぶせたところ。
木の壁の場合は、ねじをプラスドライバーでねじ込んで壁に取り付け。

STEP③棚板を取り付ける

棚板は、上から順に取り付けていきます。まず、棚板をフレーム本体の一番上に載せて、ねじで棚板を固定します。次に、棚板をフレームの真ん中あたりの位置の桟に載せて、桟に棚受けを設置し、ねじで棚板を固定します。続いて、棚板をフレームの下から2番目の桟に載せて、桟に棚受けを設置し、ねじで棚板を固定します。

いずれも、棚板の両端が本体から2.5cm以上出る位置にあるかを確認しながら進めるのがポイント。

棚板を桟に載せて、桟に棚受けを設置し、ねじで棚板を固定します。
上から順番に棚を取り付けていきます。これは一番下の棚板を取り付け終わったところ。

でき上がりはこちら!

手軽に、おしゃれな棚ができ上がりました! フレームは1本ずつ売っていて、2本で2,000円ちょっと、それに木材を3本買って、合計3,000円くらいでDIYできましたよ。かかった時間は1時間くらいです。

お気に入りの置き物や、ちょっとした観葉植物を飾ったりするのにちょうどいいですね。
※耐荷重は4.5kg

さっそく小物を置いてみます♪

私の場合、イッタラのキャンドルや、観葉植物を置いてみました。季節ごとに置くものを変えて、部屋の雰囲気を気軽にイメチェンして楽しむのもよさそうですね。

まとめ

今回は、初心者でも簡単にできる「Weekend Workshop」のDIYパーツを使って、飾り棚を作ってみました。賃貸でもDIYを諦めたくない方、ぜひトライしてみてくださいね。あなたにとってのお気に入りのお部屋作りの参考になれば嬉しいです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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