ポップコーンの味付けアイディア10選|市販の塩味ポップコーンを簡単アレンジ♪
一から作らなくても、市販のポップコーンを使えばあっという間に完成! 塩味のポップコーンだからこそおいしくなるアレンジを集めました。
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
映画館やテーマパークで定番のポップコーンは、普通のスーパーなどでも販売されている身近なお菓子。なかには、行列のできる専門店もありますよね。
ただ、入手しやすい近隣スーパーでは、ほぼどのお店でもあるものの、味はかなり限定されたものだけ。テーマパークで食べられる味には、なかなか出合えません。輸入食品や専門店のポップコーンはおいしいですが、大容量だったり、高値だったりして普段のおやつには向いていなかったりすることも多いのが実情。
お出かけ時に食べるワクワク感のあるポップコーンや、自分の食べたい味、食べ切りやすい量にするには自作がおすすめですが、「ポップコーンをはじめから作るのはちょっと面倒……」という方も多いかもしれません。それなら、市販のポップコーンにちょっと手を加えて変身させてみてはどうでしょうか。
今回は、一般的な市販の塩味ポップコーンをアレンジしたレシピ集をご紹介。しょっぱいおつまみ系の味から甘いスイーツ系の味まであるので、お好みの味を見つけてくださいね♪
おつまみ系ポップコーン
甘いおやつがちょっと苦手という方でも、おつまみ系のポップコーンだと食べやすくて人気。おうちにある調味料で、簡単に味付けできるのもいいですよね。ポップコーン自体は味に主張がないので、パンチのある味付けもよく合います。
塩味があらかじめついている市販のポップコーンを使えば、ちょっと調味料をプラスして振りかけるだけで、味付けに失敗することなく、おいしくできるのがいいところ。いろいろな味を試してみてください。
のり塩ポップコーン
スナック菓子の味で人気の高いのり塩も、青のりをかけるだけで完成。のりの香りが加わるだけで、和な味に。
ガーリックソルトポップコーン
ガーリックパウダーは、パンチがあって我が家では大人気。つい食べ過ぎてしまうおいしさです。
塩こしょうポップコーン
パンチでいえば、塩こしょう味もおすすめです。できればブラックペッパーを使うと、こしょうの香りと辛さのパンチが効いておいしいです。小さい子には辛いかもしれないので、小学生以上~大人向け。
バジルチーズポップコーン
粉チーズと乾燥バジルを振りかければ、イタリアンなバジルチーズ味。これもすごくおいしいので、試してみて!
バターしょう油ポップコーン
しょっぱいおつまみ系のポップコーンで支持率の高い、バターしょう油。映画館などでも人気で、つい選んでしまいます。バターとしょう油のコクがおいしいですよね。こちらは振りかけるだけでは作れないので少し手間がかかりますが、この手間をかけても食べたい味です。
【材料】
・塩味ポップコーン…2カップ(15g程度)
・バター…30g
・しょう油…小さじ2
味付けは塩味が付いているので、醤油やや控えめ・バター多めの方がバランスよく仕上がりますが、お好みで調整してください。
【作り方】
①フライパンにバターを入れて溶かす。
②しょう油を加えて混ぜ、ポップコーンを一気に入れて絡める。
スイーツ系ポップコーン
しょっぱいものを食べたら、今度は甘いものも食べたくなりますよね! 交互に食べるとエンドレスになって危険度が急上昇しますが、これがやっぱりおいしいんです。ポップコーンのアレンジレシピでは、甘い系も豊富。おつまみ系よりも手間がかかるものも多いですが、市販のポップコーンを使うことで手軽に作ることができます。
ポップコーンボール
ポップコーンを使ったスイーツの代表といえば、ポップコーンボール。日本ではそこまでメジャーではないかもしれませんが、アメリカでは定番のお菓子。作り方はいろいろありますが、マシュマロを使うととっても簡単です。
【材料 6個分】
・塩味ポップコーン…1カップ(7~8g)
・マシュマロ…30g
・ミックスナッツ…20g
マシュマロを使うとかなり甘くなりますが、ポップコーンの塩味が甘さを引き締めてくれます。ミックスナッツのほかにドライフルーツなどを入れたりしてもおいしく、カラフルさも加わります。
【作り方】
①マシュマロを耐熱容器に入れ、電子レンジ600wで30秒加熱する。
②マシュマロをよく混ぜ、刻んだミックスナッツとポップコーンを加える。
③手早く全体を混ぜ、丸める。
④冷やし固める。
丸めるときはべたつくので、手を水でぬらしたり、油を塗ったりするとくっつかずに形成できます。あまり力を入れるとポップコーンがつぶれてしまうので、優しく軽く丸めるようにしましょう。
マシュマロは少し絡めればくっつきます。甘いものが好きなら増量してもいいですし、甘さ控えめにしたいならマシュマロの量を減らしたり、ほかの食材を増やしたりしてもいいですね♪
ハニーバターソルトポップコーン
コクと甘みが後を引くハニーバター。甘いスイーツ系の味付けですが、塩味ポップコーンのおいしさを引き立ててくれます。
【材料】
・塩味ポップコーン…2カップ(15g程度)
・バター…10g
・はちみつ…20g
・砂糖…10g
【作り方】
①フライパンにバター、はちみつ、砂糖を入れ、温めて溶かす。
②ポップコーンを加えて全体によく絡める。
できたては緩いシロップを絡めたような状態ですが、冷めるとべたつきは残るものの落ち着き、表面はちょっとしっとりした食感に。落ち着いてからの方がバターやはちみつの香りがよく感じられ、塩の旨みもより効果的に効いてきます。
いちごミルクポップコーン
ホワイト×ピンクで、乙女な雰囲気のリングマシュマロにしました。ミルキーでちょっと酸味のあるフルーティーないちごみるく味は、ホワイトチョコレートに「アレ」を混ぜるだけ。
【材料 5個分】
・塩味ポップコーン…2カップ(15g程度)
・ホワイトチョコレート…50g
・ミルメークいちご…1袋(5g)
給食などでおなじみのミルメーク。牛乳に混ぜて溶かすものですが、今回はホワイトチョコレートに混ぜて使います。チョコレートは油なのでミルメークは溶けず粒のままですが、それが味やビジュアルでアクセントとなってくれます。完全にピンク色のリングポップコーンにしたい場合は、いちごチョコレートやルビーチョコレートなどを使用してください。ミルメークはダイソーなどでも販売しています。
【作り方】
①耐熱容器にホワイトチョコレートを入れて、600wで1分加熱。溶けなければ10秒ずつ追加で加熱する。
②よく混ぜて溶けた①に、ミルメークを加えて混ぜる。
③②にポップコーンを加えて混ぜる。
④③をドーナッツ型に詰めて、冷蔵庫で冷やし固める。
シリコーン製のドーナツ型があると作りやすいですが、なくてもリング型にすることができます。ラップを敷いたトレーの上に、リング状に乗せて冷やし固めればOK!
塩キャラメルポップコーン
大人気のキャラメルポップコーンも、塩味のポップコーンで作れば塩キャラメル味に。お店で売っているのに負けないガリッガリの香ばしいキャラメルに仕上げました。
【材料】
・塩味ポップコーン…2カップ(15g程度)
・ミックスナッツ…40g(なくてもOK)
・バター…20g
・砂糖…50g
・牛乳…大さじ2
【作り方】
①フライパンにバター、砂糖、牛乳を入れて中火にかける。
②溶けてきたらフライパンを傾け、全体が混ざるようにする。
③茶色くなってくるまでじっくり待ち、色付いてきたら焦げつかないようにヘラで混ぜ、好みの色になるまで弱火で加熱。
④もったりとしてきて好みの色になったら、ポップコーンとミックスナッツを一気に入れてからめる。
溶かしている間はヘラで混ぜないようにし、溶けてきたらフライパン自体を動かして混ぜていきます。ヘラなどで刺激を加えると砂糖が結晶化してきれいなキャラメルができないので、じっくりと待ちましょう。茶色くなってきたらヘラで全体を混ぜて、焦がし具合が均一になるようにしてからポップコーンを混ぜます。
⑤くっつかないようにオーブンペーパーの上に広げて冷ます。
冷めてキャラメルが固まるとガリッとした食感に。ナッツはお好みで加えなくてもいいですが、キャラメルナッツもポップコーンとの相性抜群なので、ぜひ加えて作ってみてください。
ポップコーンとココアビスケットのチョコバー
ポップコーンは軽い食感なので、大きなパフのようにチョコバーに入れても◎。ザクザク食感のココアビスケットも一緒に混ぜて、食感と満足度をUP!
【材料 1本分】
・ポップコーン…2カップ(15g程度)
・チョコレート…100g
・ココアビスケット…5枚(50g)
【作り方】
①耐熱容器にチョコレートを入れて、電子レンジ600wで1分加熱。溶けないようだったら10秒ずつ追加で加熱する。
②割ったココアビスケットとポップコーンを加えて、全体にチョコレートが絡むように混ぜる。
③ラップを敷いたパウンド型にきっちり詰め、上部もラップで覆い冷蔵庫で冷やし固める。
カットしたものをワックスペーパーやラフィアで包めば、プレゼント用にもいいですね。
まとめ
スーパーでも簡単に入手できる、塩味のポップコーンを使ったアレンジレシピをご紹介しました。塩味はとってもシンプルで、素材のおいしさを引き立てる味なので、ほかの味を加えても合います。また、塩味だからこそ旨みやおいしさを感じられ、味も引き締めてくれます。どのレシピも振りかけたり、溶かして和えたりするだけのものばかり。作りやすく短時間に完成するので、ぜひ作ってみてくださいね♪