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2020年10月28日 11:32 更新

東京大学IRCN赤ちゃんラボ監修絵本『かたちで ぱっ!』『もようで ぱっ!』(かしわらあきお作)

鈴木出版は、10月20日(火)にかしわらあきお作の絵、言葉と視覚で予測脳を育む!かわりえ絵本『かたちで ぱっ!』『もようで ぱっ!』の2冊を発売しました。

思わず手が止まる不思議なしかけ絵本

絵本作家かしわらあきお氏によるかわりえ絵本『かたちで ぱっ!』『もようで ぱっ!』は、「かたち」や「もよう」をテーマとし、不思議なしかけを通して赤ちゃんに驚きを与え、保護者や保育者などと一緒に読むことによって感じたことを共有できる絵本です。

絵本のページ右の端(▶の印)を引っぱると、絵や色が変わる仕様に、子供だけでなくパパやママもびっくりなしかけが盛りだくさんです。

赤ちゃんにもわかりやすいポップな色彩と楽しいオノマトペ

黒・赤・黄色・オレンジ・青など乳幼児が好む色をふんだんに取り入れたポップな作風と、オノマトペを使った表現も楽しい本書。しかけに対するわかりやすいヒントも入っているので、引っぱる前に「どうなっちゃうんだろう?」と子供の予測脳を刺激します。

一緒に楽しんで言語習得

本書の監修は乳幼児の言語習得に関する研究機関「東京大学IRCN赤ちゃんラボ」の辻晶主任研究者です。

辻晶主任研究者いわく、「ジョイントアテンション(共同注視)、つまり一緒に読むこと、見ることが大切です。本書の場合、『なんだろうね』『ねこちゃんかな?』『あれ?ちがったね。びっくりしたね』などと一緒に声かけしながら何回も読むことで、赤ちゃんは新しい情報や経験を得ることができ、そして段々と『予測する』という能力を磨くことができます。その予測脳力を磨くことが言葉の習得につながると考えられています」

著者紹介

かしわらあきお
新しいこと好き。ワクワク好き。アイデアマグマ、常時噴火中。自らのイラストを素材にデザインを展開し、ひとつの世界観をつくり出す達人。キャラクター開発、動画制作、ブックデザイン、商品企画など、幅広い分野でその技をいかんなく発揮中。著書に、『ぱくぱくさん』『かたまりさん』(鈴木出版)、0歳からのはじめて絵本『しましまぐるぐる』(学研プラス)、頭のいい子を育てるプチ『あかちゃんごおしゃべりえほん』(主婦の友社)など多数。

監修

辻 晶(つじ しょう)
東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構(WPI-IRCN)主任研究者。IRCN赤ちゃんラボにて乳幼児の社会的環境が将来の読み書き能力の重要な前提となる言語習得に与える影響の解明に取り組む。世界経済フォーラム ヤング・サイエンティスト2020に選出。

書籍概要

言葉と視覚で予測脳を育む!かわりええほん 『かたちで ぱっ!』
作・絵:かしわらあきお
監修:辻晶 東京大学IRCN主任研究者
発売日:2020年10月20日(火)
定価:本体1,200円+税
版型:156×156mm
ISBN:9784790272700

言葉と視覚で予測脳を育む!かわりええほん 『もようで ぱっ!』
作・絵:かしわらあきお
監修:辻晶 東京大学IRCN主任研究者
発売日:2020年10月20日(火)
定価:本体1,200円+税
版型:156×156mm
ISBN:9784790272717

鈴木出版
http://www.suzuki-syuppan.co.jp/

マイナビ子育て編集部

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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