小さな子どもでもできる! キッチンで「ゆる家事シェア」
下ごしらえ、調理、食事の準備、洗い物、後片づけ……。キッチンは家の中でも、とりわけ忙しい場所。家事シェアで、少しでも楽にしたい。我が家では、3女にもお手伝いとしてお願いしています。我が家での実例をもとに、簡単なことから小さい子にも家事シェアをお願いしてみませんか?
こんにちは。ライフオーガナイザーの佐藤美香です。
調理前の下ごしらえは、包丁や火を使わずにできることが多いです。小さなお子様にも安心して任せられる! いくつかの例をご紹介いたします。
まずは、簡単な下ごしらえから!
プチトマトのヘタをとる
お弁当やサラダに大活躍のプチトマト。購入後すぐに使わない場合でも、雑菌の繁殖を防ぐため、ヘタをとって洗っておきましょう。
ヘタをとるのは楽しいようです。ヘタをとった後、水洗いするところまで、お願いしています。いつの間にか、トマトの数が減っていますが……(苦笑)。そのうちスナップエンドウやいんげんのすじも、とってくれたら助かるなと思っています。
きのこをさく
えのき、しめじ、舞茸などのきのこ類は、調理の前にさく作業が必要ですが、地味に面倒……。お願いできると助かりますよね。多少かたまりのままのものがあってもOK! 調理する際に、箸などでほぐしています。
玉ねぎの皮むき
玉ねぎの外側の茶色い皮、剥くの大変ではないですか? 指の乾燥がひどいせいか、うまく剥けずイラッとします。子どもの方が向いているのか、私より早く剥けることも……。
調理は、楽にできる方法・道具・材料を選ぶ
下ごしらえも慣れてくると、もっと高度なことをやりたがるもの……。そこで、簡単な調理もお願いしてしまいましょう。工程を減らすことや、道具を使うことで、できることはグッと増えます。やりたいと思ったときに、どんどん覚えてもらえるといいですよね。
衣付け
通常フライを作るときは、小麦粉→卵→パン粉の順で衣をつけますが、作るまでの行程が多いと、小さなお子様には難しい。そこで、小麦粉・卵の2つの行程をマヨネーズに変更。具にマヨネーズを塗ったら、後はパン粉をつけるだけ。
行程がひとつ減ると、床の汚れ具合も軽減できますよ。
(パン粉が散らばるのは良しとしましょう)
つぶす
ポテトサラダやコロッケを作る際のつぶす作業もお願いしやすいです。小さな手に、柄の長いマッシャーは扱いづらいので、小さめのマッシャーがあるといいですよ。わが家では、無印良品のマッシャーを使っています。
つつむ
餃子や春巻きの皮で、包む料理もいいですよ。具は形が崩れたり、はみ出したりしないものがおすすめ。
写真はししゃもを春巻きの皮で包んだもの。くるくる巻くだけなので、簡単です。
セット化で分かりやすく!
お子様も小学生ぐらいになると、簡単な料理をお願いすることもできます。その時に、材料や道具が見つからないからできなかったということがないように、分りやすくセットで収納しておくと安心です。
例えば、パスタとソースなどのように一緒に使う物は、セットにしておきましょう。
写真は書類ケース。100均で購入したものです。ソース類は、奥行きのあるスペースや、深さのある引出しに入れると他の食品に埋もれてしまいがち。また、麺類は折れやすいので、一緒にケースにいれておけば、埋もれる・折れるも防げます。
また、あらかじめ切った食材をセットにしておくのもおすすめ。後は、お鍋に水と一緒に入れるだけ、のせて焼くだけにしておくと、ご飯づくりのハードルも下がります。ママが洗濯や掃除をしている間に、ごはんの準備をしてくれたらうれしいですよね。
例えば、こちらのセットがあれば、味噌汁やスープが作れます。
また、お休みの日にピザトーストでランチなんていうのもいいですね。
使う食器を出し入れしやすい位置にセットしておくと、配膳や後片づけがお願いしやすくて便利です。置き場所は、こちらの記事を参考になさってください。
まとめ
子どもにお願いするのは、「時間がかかる」「危ない」など面倒に思うことも少なくありません。ですが、知らないことは、できるようになりませんし、横に並び一緒に作るのはとても楽しいものです。1人で頑張りすぎるより、少し肩の力をぬいて、ゆるくシェアしてみませんか?
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