
年末の大掃除であわてないために! 水まわりの小掃除と汚れない工夫
年末に向けて、大掃除の準備を意識する季節が近づいてきました。ですが、わが家は大掃除をほとんどしません。それは汚れに気付いたときに、ちょこちょこお掃除することで頑固な汚れ化することを阻止しているから。今回は、そんなわが家の「やり過ぎない」カンタンお掃除をお伝えしたいと思います。
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こんにちは、広島市のライフオーガナイザー®️木原ことのです。
小掃除とはつまり、「小さなお掃除」のこと。私は、毎日掃除するようなキレイ好きではありませんし、掃除すること自体、決して好きではありません。だからこそ、汚れが積もり積もって大きな手強い汚れになる前に対策しています。
ちょこちょこ小さなお掃除をすることで、結果的に汚れにくい仕組みを作っています。
今回はそんな小掃除について、詳しくお伝えしますね。
汚れを溜めない! 小掃除のポイント

汚れを溜めない仕組みの小掃除でのポイント、それは70%程度の掃除を"できるだけ" "ちょこちょこ"繰り返すこと。要は完璧を目指さない!
「70%程度ってどのくらい?」と思いましたか? 単純にいえば、頑張らない程度。手荒れするような洗剤は使いませんし、長くても10分程度で終わらせることがコツ。
よく言われる「習慣化する」とか「毎日コツコツ」と聞くと、私にはムリだわ……と感じる方もいらっしゃるかと思います。何を隠そう、私もその一人(笑)。だから毎日はしませんし、習慣化もしていません。気になったとき、埃が目に入ったときに、ちょこちょこ、ササッとするのです。
大掃除をしなくて良い「ラク」をするために、「ラク」な小掃除をちょこちょこ繰り返すのです。
では早速、ピカッと光っているとうれしい、シンクまわりとお風呂まわりの小掃除方法をお伝えします。
シンクまわりのちょこちょこ小掃除

毎日のごはん作りで必ず汚れるのがキッチンまわり。口に入る食品を扱うエリアなので、衛生面でもキレイを保ちたいものですよね。
私が行なっているキッチンまわりのちょこちょこ小掃除とは、食器洗いの流れで行う、シンク洗いと排水口洗い。
食器洗いが終わったら、シンク用のスポンジに持ち替えて、食器用洗剤でシンク全体を洗います。横の部分も、ざざーっと丸く洗います。冬場なら、洗剤も使わず、お湯だけで洗っています。その流れで、排水口の外せる部品を取り出して、同じようにざざっとスポンジで洗ってしまいます。
油や野菜くずが最後に集まる場所ですから、ぜひちょこちょこ小掃除に加えてみてください。水垢も気にならなくなります。
最後に水栓。ここもちょこちょこ、洗剤いらずのマイクロファイバーでキュキュッっと拭き上げるとピカピカです。
お皿洗いの流れに組み込んで、気になるところだけ磨いてあげるのもOKです。これで汚れが溜まることはありません。

お風呂上がりのちょこちょこ小掃除


例えシャワー派でも、毎日使うお風呂は、シンクまわりと同じく皮脂や水アカで汚れが付きやすいエリア。毎日の疲れを洗い流す場所だからこそ、入浴中に目立った汚れが目に入ると気になってしまいますよね。
私が行なっているお風呂上がりの流れでのちょこちょこ小掃除とは……。最後に身体にシャワーを浴びたら、その流れで浴室内の4面の壁、鏡、床に約50℃のお湯をぐるりとかけます。そしてスキージーで水を切ります。ウエスなどで拭き上げるなどはしません。そしてお風呂から出て、浴室乾燥機の乾燥モードを2時間かけます。これだけ!
水栓などは入浴中にマイクロファイバーで磨きます。ここも一瞬でピカッと光りますよ。
実はこれ、マンション入居時にメーカーの方から教えていただいた小掃除方法。熱めのお湯で流し、スピーディーに乾燥させるのがポイントで、浴室乾燥機がついている場合、「換気」より「乾燥」モードを使うのが効果的とのこと。
なぜなら「換気」モードは空気を入れ替えるだけですが、「乾燥」モードは換気しつつ温風で水分を取り払うので、浴室全体を確実に素早く乾燥させることができるそう。
乾燥モードを衣類を乾かすためだけに使うのではなく、毎日、浴室乾燥することで、すばやく湿気が取り除かれ、カビが生えにくくなるのです。
お風呂の排水口のちょこちょこ小掃除

そして排水口については、わが家の場合、備え付けのカバーから中身が見える市販のカバーに付け替えています。ちなみに写真は、洗剤を投入してアワアワにつけ置きしているところ。
小掃除しやすいポイントは、備え付けだったクリーム色のプラスチックタイプのくるくるヘアキャッチャーを外し、市販のステンレス製に付け替えたこと。
実は、SNSで話題だった「くるくるヘアキャッチャー」も試してみたのですが、クリーム色のためゴミが目立つのが気になってなんだかしっくりこずでした。
ステンレス製の穴あきタイプのカバーにチェンジしたことにより、ゴミが見える状態を作りつつも見た目がきになることなく、ゴミ処理を忘れることがなくなりました。


まとめ

今回、お伝えしたことは、一つ5分程度で済んでしまう小掃除ばかり。文字にすると面倒臭そうですが、流れのついでにできることなので、実はとってもラクなんです。
夫には、「片づけと違って、掃除は得意じゃないよね」とのお墨付き(?)をもらっている私がやっていることなので、掃除が苦手な仲間のあなたにも、ぜひ試してみてほしいことばかりです。
ポイントは、毎日頑張らないこと! 中途半端でもOK! ただ大切なのは、ちょこちょこ、繰り返すこと。
そうすると、ちょこちょことラクが増えていくのがこの、小掃除の醍醐味です。
この記事が、掃除が苦手な方や大掃除をやめたい方の参考になれば、うれしいです。
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