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2018年12月31日 23:45 更新

サイクロン掃除機って何種類あるの? メリット&デメリットを解説

このところ掃除機の主流となりつつあるといえるサイクロン掃除機。従来型と比べて吸引力が持続することや排気が臭わないことなどメリットが多く、広く支持されています。ところが実際に使ってみると気になる点がなきにしもあらず。そこで今回はサイクロン掃除機について特集。種類別の特徴やメリットやデメリットなどについてご紹介します。

サイクロン掃除機を機能でタイプ分け

Lazy dummy

スティックタイプ

サイクロン掃除機はいくつかの種類に分けることができます。なかでもこのところ人気が高くなってきているのがスティックタイプと呼ばれるもの。

その名の通りスティック状になっていて、本体とヘッドが一体化していてとてもコンパクト。小回りがきいて持ち運びも簡単なため、大きな部屋から狭い部屋まで気軽に掃除することが可能です。収納時に場所を取らないのも、うれしいポイント。

ただし、ダストカップの容量は小さめなので、こまめにゴミを取り除く必要があります。吸引力もキャニスタータイプと比較すると劣ってしまいます。

キャニスタータイプ

キャニスタータイプも人気です。キャニスタータイプとは、本体からのびるホースの先にノズルが付いた、従来型の形状をした掃除機のこと。ダストカップの容量が大きく、ゴミをたくさんためながら広範囲の掃除をすることができます。

吸引力に優れるのもキャニスタータイプの特徴です。フローリングの細かい溝にたまったゴミやホコリもすっかりキレイにしてくれます。

ただし、掃除機の大きさや重量がネック。小回りがきかないため、掃除しにくいと感じる場合があります。収納時に場所をとってしまうのも気になる点です。

コードレスタイプ

スティックタイプのようなコードレスのサイクロン掃除機は、扱いやすさが魅力です。コンセントからの距離を気にすることなく、思うがままに掃除機を動かすことができます。

ただしコードレスタイプは定期的な充電が欠かせません。掃除につい熱が入り、途中でバッテリーが切れてしまうなんてこともあります。

ロボットタイプ

Lazy dummy

このところとくに注目を集めているのが、勝手に掃除をしてくれるとても頼もしいロボットタイプです。サイズもコンパクトで収納場所も小さめ。

床全体を均等にキレイにしてくれますが、気になる箇所を徹底的に掃除するなど、融通がきかないのがデメリット。そのため、メインの掃除機というよりは2台目として選び、留守中に使用されることが多いようです。

サイクロン掃除機のメリットは?

Photo by The Creative Exchange on Unsplash

紙パックがいらない

サイクロン掃除機はダストカップに直接ゴミやホコリを集めるタイプの機種がほとんど。そのため、従来型ではゴミを集めるのに使用する紙パックが不要です。

紙パックは購入するのも面倒ですし、なにより購入するのに費用がかかってしまいます。その分をカットできるのは、サイクロン掃除機ならではのポイント。

排気が臭わない

従来の掃除機は排気が臭うのが普通でしたが、サイクロン掃除機は排出する空気がゴミを通過しない構造になっています。そのため、排気がとてもクリーン。掃除しながら不快な臭いを部屋中に撒き散らすことがありません。

吸引力が持続する

吸引力が持続するのもサイクロン掃除機の大きな魅力です。サイクロンによる遠心力の作用によってゴミを弾き飛ばして分離させます。そのため、従来の紙フィルターを使った掃除機のように目詰まりを起こすことがなく、高い吸引力を維持することが可能なのです。

ただし、ダストカップにたまったホコリやゴミは取り除く必要があります。

サイクロン掃除機のデメリットは?

Lazy dummy

ゴミ捨てが大変

画期的なサイクロン掃除機ですが、デメリットもあります。まず挙げられるのが、ホコリやゴミをこまめに捨てる必要があること。ダストカップの大きさも関係しますが、一般的な集合住宅であれば、1週間から10日に1度くらいのペースでゴミやホコリを取り除くのが理想的です。

紙パックの掃除機であれば、およそ1~2カ月に1度のペースでよいので、かなり頻度が高いといえますね。

サイクロン掃除機には紙フィルターが付いていませんから、ダストカップにたまったホコリやゴミを捨てるのはちょっと大変。ダストカップにゴミ袋をかぶせてそっとひっくり返さなくてはなりません。

もし無造作に作業しようものなら、小さな粉塵がたちまち舞い上がり、せっかく集めたホコリやゴミを飛散させてしまうので注意しましょう。

まとめ

従来の商品に比べて高い吸引力が長く持続し、排気が臭わないなどメリットがあるサイクロン掃除機。一度購入したら長く使うことができるでしょう。お手入れに手間がかかるなどのデメリットにも注意しながら、ライフスタイルや住まいの大きさにあわせてお選びください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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