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2019年01月01日 09:30 更新

大掃除の前に! いまさら聞けない掃除の常識

もうすぐ年末。あっという間に大掃除の季節です。大掃除! と意気込む前に、まず通常のお掃除はキチンとできていますか? 便利そうなお掃除グッズをたくさん買ったはいいけれど、使いこなせなくて掃除道具があふれている……という方はいませんか?  最低限の掃除道具を最大限に活用する、今回はそんな掃除の基本をご紹介します。

こんにちは! SPACE PLUS+東京の整理収納アドバイザー&インテリアコーディネーターの斉藤夏枝です。

私は、お片付けと密接にかかわりのある、掃除もプロから学びました。学んだことによって、いろいろな道具を使いこなさないと掃除ができない、お掃除便利グッズでお掃除すると良さそう……という思い込みはなくなりました。

知っている人からしたら当たり前かもしれないけれど、意外と知らない、掃除をする前にちょっと知っておきたい掃除の基本について掘り下げたいと思います。

これだけあればOK! 掃除に必要な5つの道具

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家庭の掃除に必要な、基本の掃除道具はそんなに多くはありません。

まずは、掃除機。どのご家庭にもあるかと思います。

出典: https://spaceplus2017.com

次に、クロス(雑巾)。

壁、棚用と床用など、場所によっていくつかに分けるのがおすすめです。濡れ雑巾と乾いた雑巾を用意すると、仕上がりが違います。

クロスの色で識別するとわかりやすいです。

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続いて、マイクロファイバークロス。

これは家庭でのお掃除の必需品です。軽い汚れは、マイクロファイバークロスの細かい繊維によって、水拭きだけでキレイになります。
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続いて、メラミンスポンジ。

クロス(雑巾)だけでは落としきれない汚れを、こすって落とします。水垢などもとこすり落とせ、特に水回り掃除には欠かせない、優秀アイテム!

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最後に、サッシブラシ。

窓のサッシ汚れを掃除するのは、専用ブラシを使うとよりキレイになります。一つ持っておくと、家電の細かいスキマのホコリとりや家具の溝のお掃除にも使えますよ。

掃除洗剤は、何十本もなくて大丈夫!

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家庭のお掃除であれば、中性洗剤と塩素系洗剤があれば十分です。通常は水拭きで8割の汚れは落ちます。

水拭きで落ちない汚れは、中性洗剤を使います。さらに、汚れがひどい、カビ対策や漂白が必要という場合のみ、塩素系洗剤を使います。

掃除の基本常識

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【掃除の三大原則】

・奥から手前に掃除をすること ・上(天井・壁)のお掃除から、下(床)に向かって掃除をすること ・窓ふきの場合は、外側のお掃除をしてから、内側を掃除すること

みなさんは、この基本を守れているでしょうか? この原則を守ることで効率よくお掃除ができます。

【掃除のやり方】

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(1)まずはホコリ落としからはじめます。モップがなければ乾いた雑巾で、家電や棚をさっと拭きホコリを落としていきます。
(2)次に掃除機をかけて、落ちたホコリをとります。
(3)最後に水拭きをして仕上げます。

【掃除をするときの注意ポイント】

・いきなり水拭きから始めるのはNGです。
雑巾の水気によって、濡れたホコリが拭き跡となり残ってしまいます。

・必ず窓を開けて換気をしてください。
「24時間稼働する換気システムがあるから」「空気清浄機があるから」と言って、窓を開けない場合と窓を開けた場合の空気の循環速度は全く異なります。掃除をするときにはホコリが舞いやすいので、換気は掃除後に必ずすることをおすすめします。

最低限、掃除しなければならない場所はココ!

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通常のお掃除では、水回りをきちんと定期的にお掃除することが最重要ポイントです。他の箇所はホコリを落として掃除機がけをする程度で十分。

モノが多すぎて床に広がり、掃除機さえかけられないお部屋は、実はホコリがたくさん。ホコリからくる体調不良やアレルギーになりかねません。

まず、床が見えるように片づけから始めましょう。

プロが行っているひと手間とは?

出典: https://spaceplus2017.com

プロのお掃除が違うのは「仕上げにこだわっている」から。蛇口は水拭きをして汚れを取り、最後乾いたクロスで水気をしっかりふき取れば輝きます。

この、水拭きで拭いた後に乾いたクロスでもう一度拭き上げるという作業。このひと手間を加えることで、仕上がりが全然違ってきます。

また、ラベルやポンプのノズルなどはすべて正面に向けると、「整った」印象になります。

まとめ

掃除の基本、いかがでしたか? 無意識にできているところもあると思いますが、基本を知って意識してお掃除をしてみると、仕上がりが違ってきます。ぜひ毎日のお掃除に活かしてくださいね!

SPACE PLUS+とお片付け
https://spaceplus2017.com/

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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