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2024年07月24日 10:11 更新

pecoさん息子のサマースクールで感じた成長「世界がまたちょっと広がったんだな」

モデルのpeco(ぺこ)さんが20日放送の『アナザースカイ』(日本テレビ系)で、自身にとって特別な場所・グアムへ。昨年亡くなったパートナー・りゅうちぇるさんとの思い出を語りました。

インターナショナルスクールを選んだ理由

pecoさんにとってグアムは、幼少期から10回以上は訪れている場所。昨年の夏休みには息子・リンクくんがグアムのサマースクールに1カ月通い、pecoさんも一緒に滞在しました。

グアムに根付いている「自分がいいと思ったらそれでいいやん」というマインドにpecoさんは共感。子どもの頃から「人と同じ」がすごく嫌だったと明かし、「人とかどうでもいいやん」という自身の基本マインドを思い出させてくれる場所だといいます。

昨年はサマースクールに毎日お弁当を持って行かないといけなかったため、キッチン付きのホテルを選んで滞在。まったく違う世界の学校に行くのは、リンクくんにとっても初めての経験で、「最初はもしかして泣くかな」と心配もありましたが、リンクくんは涙を見せず、ただ、すごい力でママの手を握って「いってきます」と出かけていたのだとか。

そんな息子の姿を見て、「すごいがんばってるんだな」と感じたというpecoさん。徐々にお友達と遊んだ報告をしてくれるようになり、「世界がまたちょっと広がったんだな」とうれしく思ったと、1年前を振り返りました。

日本ではインターナショナルスクールに通っていますが、そもそもpecoさんが息子をインターナショナルスクールに通わせたいと思ったのは、「当たり前に目の色が違う、肌の色が違う子が周りにいる環境で大きくなってほしい」と思ったから。人と違うことが当たり前で、それが素敵だというぺこさんの中心にある考えからきているそうです。

息子の5歳の誕生日を一緒にお祝いした数日後、突然の訃報

しかし昨年7月、グアム滞在中にpecoさんとリンクくんは家族の訃報に直面します。

リンクくんの5歳の誕生日を家族で過ごすため、2泊3日でグアムにやってきたりゅうちぇるさん。そのとき大半の時間を過ごしたのが、グアムで最大級のショッピングモール「マイクロネシア・モール」で、お誕生日プレゼントを選んで買ったり、室内遊園地で大はしゃぎして遊んだり。翌日にはリンクくんをサマースクールに送った後、2人でレストランを訪れ、グアムに来てからの様子や、仕事の話など他愛のない会話をしたといいます。

訃報が届いたのは、帰国するりゅうちぇるさんを空港まで見送った翌日のこと。日本からの電話を受けたpecoさんの頭に一番最初に浮かんだのは、「何してんねん、嘘やろ」「息子には今すぐには悟られてはダメだ」という思いでした。

リンクくんを寝かしつけた後、部屋に来てくれた友人の前で泣き崩れてしまったpecoさん。そのとき友人がかけてくれた「pecoちゃん、今が1番がんばるときだからね」という力強い言葉は、「辛いよね」「大丈夫?」という心配の言葉よりも、自分の背中を支えてくれるような、ありがたい言葉だったそう。

翌朝目覚めたpecoさんに、友人はおにぎりをにぎって食べさせてくれ、レンタカーや飛行機の手配をはじめ、サマースクールへの連絡など諸々の手続きも代行してくれました。pecoさんは「あのおにぎりの味は一生忘れられない」と振り返りました。

今回番組で訪れたグアムは、そのとき以来。訪れる前は、「怖いというより、どういう気持ちになるんだろう」と思っていたというpecoさんですが、「もともと大好きなグアム。息子の誕生日もお祝いしたグアムで、りゅうちぇるの悲しいできごとを知った場所じゃなくて、3人で最後にすごい楽しい時間を過ごせた場所というふうに思いたい」。

あらためて訪れたことで「次に息子と来たときにしっかり楽しめるな、だだ(りゅうちぇるさん)とこれで遊んだねって心から言えるなって思いました」と語りました。

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