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2019年06月05日 17:20 更新

「第6回アツいまちサミット2019 in熊谷」、「アツいまちの共同宣言」を採択して閉幕

一般社団法人アツいまちは、「第6回アツいまちサミット2019 in熊谷」を6月1日に開催。「アツいまちの涼活」の実施を「アツいまちの共同宣言」として採択して閉幕しました。

一般社団法人アツいまちは、日本の歴代最高気温を記録した、熊谷市(埼玉県)、四万十市(高知県)、多治見市(岐阜県)、山形市(山形県)の4都市がタッグを組み、暑さ対策先進都市として「住みやすいまちづくり」に取り組んでいます。

この一般社団法人アツいまちが開催した「第6回アツいまちサミット2019 in熊谷」のテーマは「アツいまちの涼活」。各都市の市民団体や学生、共催である伊藤園の社員が、各都市ごとのチームに分かれ、ワークショップを実施して、アイデアを発表しました。有識者として参加したNPO法人ORGAN理事長の蒲勇介氏は、各チームから出たアイデアに対してアドバイスを行いました。

また、各チームが考えたアイデアは、今年の夏、4都市で実施することを合意。これを『アツいまちの共同宣言』として採択しました。

『アツいまちの共同宣言』

熊谷市1「地元菓子店と協力!夏限定『ミントやわらか』の商品開発と、涼しい夜にワークショップ開催」

熊谷の地元企業である梅林堂が販売している商品『やわらか(生サブレ)』のミント味を、爽やかさや涼しさを感じてもらう夏限定商品として発売することを提案。「やわらか」をかたどったうちわを配布することで商品の告知を行うほか、新商品を楽しんでもらうためのワークショップも地元商業施設にて、涼しい夜に開催する。

熊谷市2「うどんの魅力を再発見。四角いうどんづくり教室」

「うどん県」奪取のため、熊谷市から「うどん」の魅力を再発見する活動(埼玉県のうどんの生産量は2009年香川県についで2位)。暑い夏で食欲がなくても「ひんやりとしたうどんであれば楽しめる」という考えの元、通常のうどんではなく、“四角い”うどんで“スイーツ”をつくる体験会を行うことで涼活を盛り上げる。

四万十市「ナスフェスで涼活を提案!米ナスディップなど様々な商品を開発」

夏バテや食欲不振緩和の効果がある四万十市の特産品の「米ナス」。「米ナス」をもっと家庭の食事に取り入れてもらうために、「米ナスディップ」などの商品開発し、道の駅で行われる「ナスフェス」にて振る舞うことで米ナスの新たな楽しみ方を提案。また、米ナスの調理を楽しみ、魅力を発信する「米ナスアンバサダー」も認定する。

多治見市「地元に根付く、かっぱ伝説を用いた涼活。怪談話の読み聞かせでひんやり」

かっぱ伝説が多く残る多治見市では、全国からかっぱにまつわる怪談を集め、本屋などで読み聞かせを行うことを提案。怪談話を聞いてヒヤっとするとともに、体験を通じ地元の文化や伝統を知ってもらい土地に対する愛着が生まれることが期待できる。また、水害の象徴であるかっぱを通じて、川遊びにおける注意点の啓蒙も行っていく。

山形市「暁登山、蔵王温泉、水まんま。夏の山形を楽しむツアー開催」

蔵王温泉の夏期の集客UPを目的に「涼活」をテーマにしたツアーを考案。「暁登山」、強酸性の「巨大露天風呂」や、山形の名物と一緒に食べる「水まんま」といった内容が楽しめる。山岳インストラクター協会や観光協会などへも協力を仰いでいくことで実現を可能にしていく。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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