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2024年07月04日 11:56 更新

鈴木亜美さん「出産は100万円×3回」子育てのリアルな出費を明かす「すごいお金かかりますね、びっくりするほど」

三児の母でタレントの鈴木亜美さんが、出産費用を始めとした子育てにかかる費用についてYouTubeで明かしています。

「もうチャリンチャリン出て行きます」

鈴木亜美さんは、7歳男児、4歳男児、1歳女児の子育てに奮闘中。YouTube動画では「本音トーク」と題して、子育てに実際どのくらいお金がかかっているのかを話しました。

「赤ちゃんの時期が一番お金がかかる」と切り出した鈴木さんは、まず最初に「出産にかかるお金」を紹介。「病院やクリニックによって値段は違う」としながら、自身は3人とも同じ病院での出産で、「1人だいたい100万円(個室)はかかりましたね」と明かしました。

出産する人には「出産育児一時金」として50万円(※現在)が給付されますが、「そういうのを差し引いたとしても、50~60万円は自分で出さなきゃいけないお金がありましたね」と、持ち出しは避けられなかったそう。

育児がスタートすると、消耗品の量も侮れません。赤ちゃんのオムツについては「大きい一袋で結構いけるんじゃないかって思うけど、一週間もたない。オムツ代だけでも月に3000~4000円かかります」、育児用ミルクも「高いんですよ、一缶3000円くらい」と鈴木さん。

成長に伴って洋服もどんどんサイズアウトするので、鈴木さんは新生児期から生後2ヶ月までで「2回はフルで全部買い替えましたね」。子どもの下着や洋服だけで、年間数万円の出費だといいます。

1歳頃から靴を履くようになりますが、これも「5㎜単位でどんどん大きくなってサイズアウト」。また、保育園に通う場合は着替えを複数セット置いておく必要があるので、その時期に着られる子ども服を多めに買っておかなければなりません。

鈴木さんは「もうチャリンチャリン(お金が)出て行きます」と苦笑し、最初の出産のときはテンションが上がって何でも買っていたものの「3人目の娘のときは全然買ってないもんね(笑)」と、物の購入に慎重になってきたそう。

長女の洋服はあまり買い足さず、インナーはお兄ちゃんたちのお下がりを着せたり、サイズがまだ大きめのお下がりTシャツをワンピースのように着せたりもしているといいます。

そのほか、長男は野球とスイミング、次男はスイミングの習い事をしていますが、ひとつの習い事で月々5000~6000円はかかっているそうです。さらに、食費に関しては「大人よりも意外とかかる」ようで、その理由は「栄養バランスを考えるから」。

大人だけのごはんならバランスが多少偏ることがあっても「まあいいか」となりますが、成長期の子どもには、何種類も食材をあわせて栄養バランスを考え副菜なども用意するため、「だからすごいお金かかりますね、びっくりするほど」「野菜やフルーツだけで1万円はかかります」と明かしました。

そのうえ最近では「今はなんせ物価が高くなっているから、安いところに行って大量買いをするけど、それでも今までなら1万円は超えなかったであろうお会計が1万円を超えるようになった」と、物価高騰を実感していると話していました。

妊娠・出産時に受けられる金銭的補助

妊娠・出産時には大きな金銭的負担が伴います。その負担を軽減すべく多くの補助制度が設けられていますが、基本的にどれも自分から申請する必要があるので、取りこぼさないようにしましょう。

産院での妊婦健診には、10万円前後の費用助成があります。妊娠が判明したら、まず住民票のある市区町村役場に妊娠届を出します。その時、母子手帳と一緒に、「妊婦健康診査の受診票」を14枚渡されますので、健診のたびに病院に持参しましょう。

妊娠・出産費用は現状、健康保険対象外で10割負担となっています。そのため、出産費用が50万円前後かかります。その補助として、「出産育児一時金」50万円が出産する人全員に給付されます。出産前に、病院と書面を取り交わしておけば、出産費用が出産育児一時金で支払われます(直接支払制度)。50万円前後を立て替えるのは大きな負担なので、あらかじめこの手続きをしておいたほうがいいでしょう。

出産育児一時金は、専業主婦でも自営業でも受給できますが、産前・産後、育児休業中の給付金は会社員しか受給できません。産前産後休暇に受け取れる給付金は、「出産手当金」です。健康保険から支給され、給料の2/3が支給されます。その後の育児休業中は、雇用保険から「育児休業給付金」が、原則子どもが1歳になるまで支給されます。

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