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2021年09月16日 13:53 更新

【助産師解説】へその緒はいつとれる?赤ちゃんのへそケア方法まとめ

ママと赤ちゃんをつないでいる「へその緒」。保管しておきたいママも多いでしょうが、産後いつ頃に取れるのか、ご存知ですか? 今回は、へその緒が取れる時期ほか、気をつけるべきケア方法や保管方法についてご紹介します。

赤ちゃんのへその緒っていつとれる?

まだ、へその緒が残っている赤ちゃん
Lazy dummy

ママのおなかの中で、胎盤と赤ちゃんのおへそをつないでいる長いひも状のものを「臍帯(さいたい)」といいます。出産後、赤ちゃんのおへそにくっついているへその緒は、この臍帯の一部です。

ママと赤ちゃんをつないでいたへその緒は、 分娩後すぐにカットされます。切除した臍帯部からの出血(臍出血)の恐れがあるため、専用のクリップでとめられています。生後おおよそ24〜48時間後、乾燥して出血の心配がなくなればクリップが外されます。しかしながらその一部は、赤ちゃんのおへそ側にくっついたまま残り、完全に取れるまでに時間がかかるのです。

赤ちゃんのお腹にくっついたへその緒は、いつ頃取れるものなのでしょうか。

へその緒が取れるのは1週間後ぐらい

へその緒がとれるのはいつ?
(イラスト=杉井亜希)

へその緒が取れる時期には赤ちゃんごとに違いがありますが、多くの場合1週間前後、遅くとも1ヶ月健診までには取れることが多いです。

早い場合は産院の入院中に取れることもあり、ママの中には「さっき赤ちゃんから取れましたよ」と看護師さんから手渡されることも。

へその緒は、日に日に少しずつ根元が取れかかってきます。 なかなか取れない場合でも、無理に引っ張ったりしてはいけませんよ。

おへそはいつまで、どんなふうにケアする?

へその緒のケアをするママ
Lazy dummy

胎盤と赤ちゃんをつないでいた臍帯は、赤ちゃんのおへそに残ります。 ただ放っておけば良いだけでなく、おへそのケアが必要です。施設によって内容は異なりますが、きちんと消毒するように指導されるケースが多いようです。

おへそをケアする期間|へその緒が取れるまではケアする

基本的には赤ちゃんを産んだ産院からの指示に従いますが、特に指示がない場合は、少なくともへその緒が取れるまではケアを続けましょう。

へその緒が取れた直後はおへそが多少じゅくじゅくすることがあり、その場合も1日1回消毒して乾燥させるといいでしょう。もうやめていいのか迷う場合は、1ヶ月健診の時に相談しましょう。

おへそのケア方法|沐浴後に綿棒とアルコールで消毒

へその緒のケアと沐浴をする赤ちゃん
Lazy dummy

おへそのケアのタイミングとしては、沐浴後がいいでしょう。

沐浴後のおへそのケアには、消毒用アルコールと綿棒を使用します。産院でケア方法を習い、そのままセットを渡されることも多いですが、もしケアを続ける中で、綿棒や消毒用アルコールがなくなったら、市販のものでも大丈夫です。

表面だけでなく、へその緒の根元の部分を綿棒でくるりと一周するようにします。力を入れすぎないように行いましょう。
ケアの最中に赤ちゃんが泣くと 「痛いのかな?」とおっなびっくり、思わず躊躇してしまうママもいることでしょう。 正しい方法でケアをしていれば、赤ちゃんに痛みはありません。へその緒が取れる前や取れた直後はとくに、おへそからの感染を予防するためにも手順にそって消毒を行うことをお勧めします。

なお、まれに消毒して皮膚が赤くなるなどすることがありますので、その場合は産院に相談しましょう。

出血やじゅくじゅくが続くときは

へその緒のあとをケアする赤ちゃん
Lazy dummy

おへそのケアを続けている中で、異常に気づくこともあります。以下のような場合は、1ヶ月健診などを待たず、産院や小児科に相談し、受診を検討しましょう。

・いつまでもおへそがじくじくと湿っている
・膿が出ている
・出血がある
・おへその周囲が赤く盛り上がっている

そのほか、発熱している、元気がない、母乳やミルクを欲しがらないなどがあれば、小児科を受診をするようにしましょう。

へその緒の保管方法は?

へその緒

へその緒は、ある意味でママと赤ちゃんの絆の証。大事に保管しておきたいものです。

へその緒がとれた直後の対応

へその緒の保管前に重要なのが「充分な乾燥」です。取れたへその緒を清潔なガーゼのなどにのせて、湿気の少ない場所で数日ほど乾燥させてください。触ってみて柔らかい感じではなく、カラカラに干からびていればOKです。

へその緒の適切な保管方法

へその緒の保管には、袋ではなく箱(ケース)にしまうのが最適です。

病院によっては出産後にプレゼントしてくれる場合もあります。 もしもらえなかった場合でも、保管ケースは市販されていますので、お好みのデザインなどでチョイスするといいでしょう。

なお、へその緒の保管には「湿気対策」が重要。箱の中に乾燥剤を入れておくとベターです。なお、昔からへその緒入れに使われる桐の箱は、気密性が高く、湿気も適切に調整されるため、へその緒の保管にも適しています。軽くて虫がつきにくい点もメリットですね。

まとめ

へその緒は、取れる前後に適切な消毒ケアがお勧めです。沐浴後などのタイミングでしっかり消毒してあげましょう。産後、産院で説明があるかと思いますが、念のためこちらから聞いてみてもいいでしょう。 へその緒は1週間前後で取れますが、正確な時期は赤ちゃんごとに異なります。じゅくじゅくや出血が続く場合は、速やかに小児科へ相談してください。なお、へその緒を保管する場合は、よく乾かしてから、適切な方法で行いましょう。

(文・構成:マイナビ子育て編集部、監修・解説:佐藤裕子先生)

※画像はイメージです

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※この記事は、マイナビ子育て編集部の企画編集により制作し、助産師の監修を経た上で掲載しました

※本記事は子育て中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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