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2024年05月28日 11:15 更新

「朝早くから吠える」「エレベーターに尿」……隣人のペットに悩んだことがある人は約半数!トラブルを自覚する飼い主は1割超に

いえらぶGROUPはこのほど、不動産会社およびエンドユーザー1,486名に対し「ペットと住まいに関する調査」を実施しました。

隣人のペットに悩んだ経験がある人が45%!トラブルを自覚する飼い主は12%

隣人のペットに悩んだ経験がある人が45%!トラブルを自覚する飼い主は12%

「隣人のペットに悩んだことはありますか?」という質問に、何らかの悩みがあると回答した人は44.5%でした。特に多い項目は「鳴き声がうるさい」(32.1%)、「においが気になる」(16.7%)です。これらは都市部で多く、住宅が密集していることも理由の一つと想定されます。

また、ペットを飼っている人に「隣人とのトラブル経験がありますか?」と聞いたところ、「はい」と回答した割合は11.6%と「隣人のペットに悩んだ人」の約4分の1でした。

都内の「隣人のペットに関する悩み」について、ペットを飼っている人と飼っていない人の回答にいくつかの違いが見られました。

「脱走した・しそうで不安」との回答の割合は、飼っている人で8.3%、飼っていない人で0.9%と9倍以上の差。「噛まれそう・噛みそうで不安」との回答の割合は、飼っている人で16.7%、飼っていない人で5.5%と3倍以上の差があります。ペットを飼っていない人の想定以上に、「脱走」や「ケガ」のリスクが示唆されます。

加えて、「隣人のペットで困ったエピソード」(自由記述回答 223件)をChatGPT-4oを用いて分析しました。エピソードの内容は「鳴き声の問題」が50%、「フン尿の処理」が25%、「においの問題」が約15%、「脱走や放し飼い」が約10%でした。

一部エピソードを抜粋しています。

・「犬が昼夜問わず吠えてうるさい」(神奈川県、30代、会社員)
・「エレベーターに尿」(東京都、30代、会社員)
・「エレベーターなど共用部でのにおいが気になります」(東京都、20代、会社員)
・「隣家の留守中、猫が餌を求めに来て困りました」(兵庫県、30代、主婦)

飼いたいペット・飼っているペットは、どちらも「猫」が1位に!

飼いたいペット・飼っているペットは、どちらも「猫」が1位に!

飼いたいペット1位は猫(29.7%)、2位は犬(29.2%)で、3位以下のウサギ(5.5%)、魚(5.4%)を大きく離しました。

飼っているペットでも猫(44.2%)と犬(33.1%)が最も多く、魚(19.0%)、ハムスター・モルモット(7.0%)、鳥(6.2%)と続きます。ウサギ、ハムスター、魚、鳥といったペットでは、都市部の割合の方が高くなりました。

「飼っているペット」で犬が猫に大きく離された理由としては、飼育コスト、管理の手間、住宅環境の制約が考えられます。一般社団法人ペットフード協会の調査によれば、犬1頭あたり1ヶ月で17,858円、猫1頭あたり10,993円ほど必要とされています(※1)。

※1【一般社団法人ペットフード協会】「令和5年犬猫飼育実態調査」 https://petfood.or.jp/data/chart2023/index.html

調査概要

調査期間:2024年5月3日〜5月13日
調査機関:いえらぶGROUP
調査対象:【エンドユーザー】「いえらぶコラム」読者や同社SNSフォロワーなど、【不動産会社】「いえらぶCLOUD」を利用している不動産会社の従業員など
有効回答:【エンドユーザー】1,149件、【不動産会社】337件
調査手法:インターネット調査


いえらぶGROUP
https://www.ielove-group.jp/

(マイナビ子育て編集部)

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