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2024年04月12日 10:31 更新

「実家は裕福で家庭教師7人」コウメ太夫さんが明かしたシングルファザーとしての子育て

9日放送の『証言者バラエティ アンタウォッチマン!』(テレビ朝日系)にお笑い芸人のダンディ坂野さんとコウメ太夫さんが出演。ともに勉学優秀だというお子さんの子育て術を明かしました。

「勉強しろ」とは決して言わなかった

数学の教科書を開く男子高校生(※画像はイメージです)
(※画像はイメージです)

コウメ太夫さんは父親としての「子育て術」を番組で紹介。コウメさんは2007年に結婚し男の子が生まれますが、2年後に離婚。以来15年間、シングルファザーとして子育てしてきました。

長男は都内の有名私立中学を受験し合格、現在は高校2年生で特進クラスに在籍しています。数学の点数がよく、自分で数学の問題を作って先生に解いてもらうのを楽しみにしているほどで、スマホを使って何かしていると思えば数学に関することで、ノートを広げても数学、プレゼントに欲しがるものも数学の本だというから筋金入りの数学好き。将来は「数学に関わる仕事がしたい」「数学の道を究めたい」と話しているそう。

しかし、コウメ太夫さんはお子さんに「勉強しろ」とは決して言わなかったといいます。というのも、コウメさん自身は裕福な家庭に育ち、親から「勉強しなさい」とずっと言われ続け、家庭教師を7人つけられていました。「でも全然わからなくて、勉強できないことがコンプレックスだった」と明かし、「好きなものは自分から勝手に進んでやる」と考えてのことだそうです。

長男が特に興味を持ったのは将棋。「将棋サロンに通いたい」と言うのでお小遣いを渡して行かせると、大人たちと将棋を指して「楽しかったあ!」と帰ってきたそうです。一時期、ゲームを手放さなくなり宿題もやらなくなってしまったことがあり、そのときには「勉強は一切やらないでビリでもいいから、その代わりゲームだけやってそれで稼げるくらいになれ」と諭したことも。すると長男は「それはちょっと……」と次第にゲームから遠ざかったといいます。

長男の小さい頃は仕事があまりなく、それまでの貯金や購入していたアパート経営で生活を支え、「ほとんどの時間を子育てに注いでいた」というコウメさん。当時の1日スケジュールは、朝7時に起きて子どもの世話をし、8時半に保育園へ送って行って仕事や家事をし、5時にはお迎えをして夕飯、お風呂、絵本を読み聞かせて8時に寝かしつけるという生活でした。

コウメさんは「息子中心で考えていくのが子育て」といい、芸人としての需要が衰えていく中で息子の存在はむしろ救いになっており、「育児を大変だと思わなかった」。「息子と一緒にいる時間が充実するというか、寂しさが紛れる。息子といれて本当によかった」と語りました。

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