【コストコ】ふんわり酸味がクセになる！「ギリシャヨーグルトブレッド」

コストコ歴17年目に突入したmarronroyです。初期は尼崎倉庫店、現在は神戸倉庫店に通うヘビーユーザー、コストコ商品を実際に使って食べてリアルな感想をお伝えしています。

今回はコストコのベーカリーコーナーに新登場した山型食パン「ギリシャヨーグルトブレッド」をご紹介しますが、その前に……。

まずはギリシャヨーグルトについておさらい。

世の中にはさまざまなヨーグルトが存在しますが、ギリシャヨーグルトが日本で知られるようになったのは2010年以降のこと。一般的なヨーグルトより水分が少なく、高たんぱくで栄養価も高いため、健康志向が高まると同時に広まりました。

コストコでは「オイコス」や「アテナ ギリシャヨーグルト」が販売されています。

ギリシャヨーグルトの特徴
・一般的なヨーグルトよりも濃密
・濃厚でクリーミーなテクスチャーを持つ

⚫️名称：パン
⚫️原材料名：小麦粉（国内製造）、ギリシャヨーグルト、砂糖、マーガリン、脱脂粉乳、イースト、食塩、卵／香料、pH調整剤、酵素、酸化防止剤（V.E）、カロチン色素、（一部に小麦・卵・乳成分を含む）
⚫️内容量：1本（2斤サイズ）
⚫️消費期限：購入日含め4日
⚫️保存方法：直射日光、高温多湿を避けて保存

⚫️栄養成分表示（100g当たり）
熱量 251kcal、たんぱく質 7.9g、脂質 4.6g、炭水化物 44.4g、食塩相当量 0.96g

モコモコと膨らんだ食パンは2斤分。生地には約9％のギリシャヨーグルトが混ぜられているそうで、過去に販売されていた同じタイプの食パンとは明らかに香りが違っていました。じっくり香ると、ほのかに酸味を感じます。

ぷくぷくと膨らんだ黄金色の表面を見ただけで、通常の食パンより生地がふんわりとやわらかいことがわかります。アルミケースから取り出すときは注意が必要です。

一般的にヨーグルトを加えたパン生地はやわらかいと言われていますが、コストコの「ギリシャヨーグルトブレッド」は、さらにその上を行くやわらかさだと思います。

ふんわりとした見た目なので軽い食感かと思いきや、しっとりとした少し重めの食感なんです。濃厚なギリシャヨーグルトが加わったことで、ただやわらかいだけではなく、水分を多く含んだもっちりとした仕上がりになっています。

購入時は迫力のあるサイズですが、高さは約15cm、幅は底部分が11cmほどで、上部の一番広い部分は12.5cmほど。食べるときにカットする手間はかかるものの、たっぷり食べたいときは厚めに、軽く食べたいときは薄めにと、好みで調整できる魅力もあります。

そのまま食べるとやわらかい生地は意外と噛み応えがあり、モチムチっとした食感で甘さを感じます。これを一言で表現すると、濃厚なクリームを彷彿する味。噛む度にまろやかでクリーミーな甘さが広がり、おいしいです。

どことなく、コストコベーカリーの定番「マスカルポーネロール」の味にも近い気がします。

また、焼いて食べると、焦げた表面はサクサク、中はしっとりやわらか、というよりも綿菓子のような食感に！ こちらも文句なくおいしいです。

好みにもよるけれど、パン生地に甘みがあるので、とんかつやローストビーフ、フィッシュフライなどの魚肉系を合わせるよりも、フルーツや生クリームなど甘さのあるもののほうがよく合う気がします。

2斤分あるので、さまざまなアレンジが楽しめると思いますよ。

食べ切れない分は、冷凍保存も可能です。パン類はにおい移りがしやすいので、好みの厚さにカットをしたらラップで包み、ジップロックなどに入れて二重にガードをすると安心です。

食べるときは、凍ったまま焼けばOK。ただし砂糖が入った生地なので、焦げやすい点だけは注意してくださいね。

コストコのベーカリーコーナーに登場した「ギリシャヨーグルトブレッド」は、ほんのり酸味のあるクリーミーな食パンです。

しっとりとした食感と独特の風味は格別！ 食べるだけで、まるでホテルの朝食を食べているような贅沢気分が味わえます。

どんな食べ方をしても、文句なくおいしい食パンです。その日の気分でそのまま、もしくは焼いて食べてみてください。チョコスプレッドを塗ったり、チーズをのせてトーストしてもおいしく食べられますよ。

気になる方はぜひ一度お試しください。