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2024年02月26日 07:11 更新

くわばたりえさんが第一子の産後に言われた「あんたはね、子ども子どもってやりすぎだよ」当時は傷ついたが今はわかるその真意

三児の母・くわばたりえさんがYouTubeで自身の経験を振り返り、産後ママへの思いを動画で語りました。

「子どもなんてお母さんがいなくたって育つんだよ」と言われて

くわばたさんは2009年に一般男性と結婚し、2010年10月に第一子となる長男、2013年10月に第二子となる次男、2015年6月に第三子となる長女を出産。2月上旬に行ったYouTubeチャンネルの生配信で、産後うつだという視聴者からのメッセージをもとに、自身も「本当にしんどかった」と産後を振り返り、産後ママの思いを語りました。

「産後はいろんな人に頼ってくださいって感じかな。周りのお母さんみんな頑張ってるから自分も頑張らなきゃってのは間違いで、産後ならなおさらなにもしないでもいいぐらいなんだけどね」とくわばたさん。1番近い存在である夫にしんどいことを伝え、周りに頼ることがとにかく大事だと熱く語ります。

視聴者の「大人とたわいのない話がしたい」というコメントにも、「わかる!」と共感し、「1回子どもから離れるのも大切やと思うよ」。週に1回、1~2時間でも、一番近いパートナーに預けて何もしないこと。

くわばたさんは、第一子が小さい頃にある番組の仕事で「子どもなんてお母さんがいなくたって育つんだよ。あんたはね、子ども子どもってやりすぎだよ」とカメラがまわっていないところで言われ、「とにかく傷ついてん。何でこんなに頑張ってるのに」と回想。しかし今思えば、「私がいなくても、他の人が子どもにできることっていっぱいあるのよね」。ミルクにしろお風呂にしろ、ママしかできないわけではなく、「ママだからこそ休んだ方がいい」と今は考えているといいます。

スーパーのレジで「今日初めてしゃべった」と涙が……

また、一時保育の利用もおすすめですが、「ほんとは自分がやらないかんのに一時保育預けるなんてって思って、勇気がいるんだよね」とくわばたさんは自身含めママたちの気持ちを代弁。海外では子どもが1歳ぐらいまでは、働いているいないに関係なく、1日何時間か預けて、その間にママが寝たり、ひとりで家のことゆっくりするのが当たり前な国もあるという例を挙げました。

そして「日本ではそれがわかってないからお金を配るとかやるけど、お金も大切やけどそういう施設を作ってほしんや私は。根本がわかってないねん」「根本なんだよ、ほんっとに!!!」と熱弁しました。

くわばたさんは3人目ぐらいからやっと手の抜き方がわかってくるとも言い、やはり1人目のときは手を抜くことが難しかったとも告白。「1人目で赤ちゃんが生後1ヶ月だったら、ママもママ1ヶ月やから」「赤ちゃんが泣いたら悲しいのかなと思う。でも赤ちゃんって泣くしかないのよ」と、とくに1人目ママの大変さを慮ります。

以前は子連れで来れるようなイベントを企画していたというくわばたさんですが、最近はやらなくなりました。それは、「誰かに子どもを預けて来る、誰かに頼るっていうことをやってほしい」という理由から。一度預けたらその後も預けることへのハードルが下がる。また、一度誰かに預けたら、次はこちらが預かるよ、というコミュニティができるのだといいます。

くわばたさん自身、大変だった1人目のときに、スーパーのレジで支払いをしていて「ありがとうございます」という自分の言葉にふと、「私が今日初めてしゃべった言葉がこれだ」と気づき、涙が出てきた経験があったそう。「朝、子どもに『おはよう』も言ってなかったんやろうね、笑ってる顔に『可愛いね』も言ってなかったんやろうね」と、いっぱいいっぱいだった自身を振り返り、周りに頼ることの大切さをあらためて伝えていました。

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