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2023年11月30日 16:31 更新

寝かしつけの時間がもったいない! 子どもの寝かしつけを手放して、夕方のバタバタもなくなりました【私の朝時間】

朝時間に1日の家事をほぼすべて終わらせてしまうと、仕事で疲れた夕方も気分が全然重くない! 2年前から毎日4時起き生活をしているという、5歳と2歳の男の子ママ、ちひろさんにお話を聞きました。

寝かしつけの時間がもったいない!

(※写真はイメージです)

子どもたちはもうすぐ6歳と3歳。前は、子どもを寝かしつけてから用事をしようと思うこともあったのですが、そういうときに限って子どもがなかなか寝てくれないとイライラしますよね。結局、寝かしつけの時間がもったいない! そこで2年前から「目標20時消灯」にして、全員同じ時間に就寝するようにしました。

4時起床というとびっくりされますが、20時に消灯しちゃえば7~8時間はしっかり眠れるんです。3時45分にアラームをかけて、4時頃から自分だけの朝活時間を確保しています。そもそも私は朝型体質。出産前は夜勤もありましたが、夜中に起きているのはつらくてつらくて……。子どもの寝かしつけを手放して、朝早く起きることで、効率的な時間の使い方ができるようになったと思います。

ドラマタイムは夜⇒朝に

今は時短勤務で16時に仕事を終えて保育園のお迎えに行きますが、夫も時差出勤で朝早く出て夜は18時頃に帰ってくるので、家族そろって食卓を囲めます。昔は夫婦でドラマを見ることも多かったのですが、「子どもが寝たら続きを見よう」と思うときほど寝ないし、夜更かしすると朝もツライ。20時就寝と決めてから、テレビはほとんど見なくなりました。今はサブスクも充実しているので、見たいコンテンツがあるときは休日とか朝の家事をしながら並行して見るようにしていますね。

頭が働く朝の時間に、ほぼ全てのことを終わらせる

(※写真はイメージです)

朝の時間が一番頭が働くし、夕方の細かいタイムスケジュールを崩さないために、ほぼ全ての家事を朝のうちに終わらせるようにしています。具体的には、乾燥まで終わった洗濯物を取り込んで片づける、その流れで保育園の準備と自分の身支度を整えて、朝ごはんと自分のお弁当準備、そして夕飯もほぼ完成させるか下味をつけるところまで終わらせています。おでんやカレー、豚汁なんかは大きな鍋で2日分たっぷり作ってしまいます。

朝活で変わったことの一番は、夕方のバタバタする時間がなくなったこと。夕方って疲れているし、お腹も空いて頭の回転が悪くなっていると思うんです。でも朝のうちに全てを終わらせておくと安心感があり、夕方にバタバタすることも少なくなりました。夕飯も準備できているので、日中にメニューをどうしようとか悩むこともありません。

「10分あったらやりたいことリスト」で迷わない

(※写真はイメージです)
(※写真はイメージです)

子どもを起こすのは6時と決めているので、5時50分までにやることが全部終わったら「10分でやりたいことリスト」の中からやりたいことを選びます。保育園に持っていくおむつに名前を書いてストックするとか、天井の換気口フィルターの交換とか、ちょっとゴミ箱の蓋を拭くとか……やりたいけれど優先順位が低かったこと、やらなくても死なないけどやってあると気持ちいいことをリストに入れています。やると心がスッキリするんです。

他にも、隙間時間が3分でも5分でもあったら、筋トレやストレッチ、ヨガもやります。あらかじめ動画をダウンロードしておくので検索する手間もなく始められますし、5分あったらこれ、3分あったらこれをする、と決めています。

子どもが早く起きちゃった=抱っこできる時間が増えた

そうはいっても、子どもが6時前に起きてしまうこともたまにはあります。上の子は一人で絵本を読んでくれますが、下の子には「抱っこ抱っこ!」とせがまれますね。そんなときは内心「あとちょっとこれやりたかったんだけどな〜」と思いつつ、「抱っこできる時間が増えたな」と思うようにしています。

(※写真はイメージです)
(※写真はイメージです)

「子どもがなかなか寝てくれない」ときは……

保育園で昼寝をしてくるし、子どもが20時に寝てくれるなんて無理、というご家庭もあるかもしれません。でも家中を真っ暗にして親も寝てしまえば、案外、子どもも他に選択肢がないので寝てくれるように思います。

また、寝室の温度や湿度など睡眠環境は意識しているのと、夕飯もなるべく消化にいいものにしています。成長途中の子どもたちは特に、一日のうちの10時間はしっかり身体を休める時間にしてあげたいと思っています。

(取材・構成=今川佳奈)

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