【業務スーパー】焼きとり もも串 の上手な使い方とアレンジレシピ

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

突然ですが、焼きとりを自分で串に刺すところからやったことはありますか？

我が家では運動会などに持っていく大箱弁当のおかずとして、唐揚げをしのぐほどの人気が一時期ありまして、前日に鶏肉を串に刺して下準備をしていました。確かにおいしいのですが、これがまた大変な作業で……。串で指を刺して痛い思いをしたことも1度や2度じゃありません。

そういうわけで、焼きとりを手づくりしていた筆者ですが、何年か前にBBQをした際に「何となく手軽だな～」と業務スーパーの冷凍焼きとりを使ってみました。すると、あまりにも手軽に焼きとりが楽しめたことに衝撃を受け、それ以来何度もリピートするように。

便利ですが、大きな箱で50本入りと大容量。使い切れるか心配で手が出しにくかったりしますよね。その問題を解消する保存方法やアレンジレシピを今回はご紹介します。

業務スーパーでは鶏もも、鶏皮、鶏つくね、ねぎ間、ぼんじりなど、冷凍焼きとりが何種類も販売されています。さらにはタレつきで味つけがしてあるものや、量も5本入りの食べ切りのものから50本入りまであって、行楽シーズンには品切れしていることもあるくらい人気。

我が家でリピートしているのは「焼きとり もも串」です。

この商品を選んだ大きな理由は、スチーム加熱がしてあること。焼きとりを焼くときに一番気を使うのが生焼けになっていないかどうか。とくにBBQでは火力調整が難しく、すぐに表面が焦げてしまうので、すでに中まで火が通っているという安心感はかなり助かります。

1本あたりの価格も27円ほど。これでも値上がりしてきたんですけれど、まだまだお手ごろ価格。自分で串に刺すほうが安く済みますが、かかる手間を考えると1本30円しないくらいなら許容範囲。調理済みの市販の焼きとりを購入するより、手を出しやすい価格です。

商品詳細
■原材料名：鶏もも肉、しょうゆ、タピオカ粉、砂糖、食塩／ポリリン酸Na、炭酸Na、重曹、酸味料、（一部に小麦・大豆・鶏肉を含む）
※本製品の製造ラインでは、卵、えび、豚肉、りんご、ごまを含む製品を生産しています。
■内容量：1,100g
■保存方法：－18℃以下で保存してください。
■凍結前加熱の有無：加熱してあります。
■加熱調理の必要性：加熱して召し上がりください。
■栄養成分表示（100g当たり）
エネルギー 195kcal、たんぱく質 12.9g、脂質 14.2g、炭水化物 1.6g、食塩相当量 0.6g
※推定値

購入時の価格は1,452円、賞味期限は約1年3ヶ月後でした。

箱を開けると何とも豪快。ビニールに50本が包まれている状態でそのまま入っています。ビニールもテープで貼って閉じてあるだけ。梱包は最低限で押さえてある感じです。

ビニールを開けてみると、本当に焼きとりがそのままザクザク入っています！

ところどころビニールシートが挟まっており、取り出しやすく工夫されていています。焼きとり自体も表面が油でコーティングされているような感じになっているので、くっついて大きな塊になることもなくバラ冷凍。

1本を見るとかなり小ぶり。大人はちょっと物足りないくらいかもしれませんが、子どもが食べるのにはちょうどよく、食べやすいのも◎。食べる量の調整もしやすいんです。

スチーム加熱してある商品ですが、食べるときには要加熱となっています。加熱方法はいくつかありますが、一番おいしいのはちゃんと火であぶって焼く方法。鶏肉の臭みを消して、香ばしさを加えてくれるのでオススメです。

凍ったままでも焼けますが、焼けるまでの加熱時間が長くなることで、肉が固くなってしまう可能性大。また、いくら火が通っているとはいえ、中が冷たい状態で表面が焦げてしまってはおいしくはないので、解凍してから加熱すると◎

解凍は冷蔵庫で自然解凍でOK。キャンプなどでBBQするときには、クーラーバッグに入れてそのまま解凍すると、使うときにちょうどいいかもしれませんね。

焼きとりに味はついていないので、タレにしたい場合は、タレに漬けた状態で持っていけばOK。

解凍したら後は焼くだけですが、ここで気をつけたいのが串。火が直接当たれば串も焼けるので、真っ黒になってしまったり、燃えたりするかも……。BBQコンロに並べるときには、串が火に当たらないよう端に置くと、熱くならずにひっくり返しやすく、手も黒くなりません。

おうちでも魚用グリル、トースター、オーブン、フライパンなどで焼くことが可能。やはり熱源が近かったり、高熱だったりするときには串が焦げてしまいます。串にアルミホイルを巻いてから焼くことで予防することができますよ。

本数が多いと、アルミホイルを巻くのも大変。グリルやオーブン機能で焼く場合には、2列に並べて左右串を中心に向けて置けば、中心に向いた串全体にアルミホイルを被せてあげればOK。これならかなり手間は短縮でき、あとで外すのも楽ちん♪

フライパンで焼く場合は串が焦げる心配はあまりありませんが、タピオカ粉が配合されているので焦げつきやすいのが難点。油をしっかり引いたり、くっつかない加工をしてあるアルミホイルを敷くと、焼きやすくなります。

こちらでも上手な焼き方が紹介されているので参考にしてみてください。

50本という大容量でも、冷凍庫から出して直ぐでも1本ずつ取り出せるため、小分けにしやすいのがこの商品のいいところ。

1回で使い切りやすい本数でまとめてラップで包んでからフリーザーバッグに入れれば、しっかり保護して冷凍しやすくなります。バラバラになっている分、串や鶏肉の凹凸があって表面も油分で滑りやすくなっているので、ちょっと包みにくさを感じるかも。

我が家では包むのが難しいものは、コストコのシールラップで包んでいます。ズレずにできるだけ空気を抜いて密閉できるけれど、開封もしやすいのでオススメです。

箱のままだと冷凍庫の場所を取ってしまいますので、買ってすぐに小分けにして冷凍庫で保管すれば、使いたいときに使えて便利です。BBQなど使う予定に合わせて購入し、残る分をストックするようにすれば、スペースも最小限で済みます。

再冷凍は品質が落ちるので、使う分だけ解凍してくださいね。

冷凍の焼きとりは手軽ですが、同じ味では50本も食べ切れないという問題も……。

香ばしく焼いたり、しっかりめの味つけにしたりすることで、おいしく食べられます。時短食材として活用すれば、あっという間におかずが一品完成しますよ♪

お好みの味つけに仕上げられるのが、この商品のポイントのひとつ。

原材料を見ると調味料が入っているので下味はついているようですが、仕上げの味つけは好みやその日の気分で変えることができます。いろんな味をつけて焼きとりパーティにしてもイイですよね♪

鶏肉なので、和風でも洋風でもOK。新しい焼きとりの味を開発してもいいかも。

■塩こしょう
■しょう油タレ（砂糖としょう油をとろみがつくまで煮詰める）
■BBQソース（ケチャップ、ウスターソース、しょう油、はちみつを混ぜる）
■焼き肉のタレ
■ハーブソルト＆チーズ

市販のタレでも自家製でも鶏肉に合いそうなものなら大丈夫。たっぷり塗ってから焼いてください。

個人的には塩こしょうが一番好きですが、家族の中でも好みはバラバラ。気軽に味を変えられるのは、お手ごろ価格で簡単に作れる業務スーパーの焼きとりならでは。

ねぎを焼いて、解凍した鶏もも肉を加えて味つけするだけで、やわらかな仕上がりの照り焼きがあっという間に完成。ごはんの上にのせて鶏の照り焼き丼にしても◎。お弁当おかずにもオススメです。

材料（1～2人分）
・焼きとり もも串……5本
・ねぎ……1本
・砂糖……小さじ1～2
・しょう油……小さじ1～2
・油……小さじ1

作り方
① 焼きとりを解凍し、串から外す。
② 4cm幅にねぎを切り、油を引いたフライパンで焼く。
③ ①と砂糖、しょう油を加えて炒め、全体が馴染んだら完成。

しっかり味の照り焼きはごはんが進む味。ねぎは焼き色がつくまでじっくり焼くと、香ばしさや甘味が出て◎

見た目はあっさりだけど、実はガッツリ。野菜も一緒にモリモリ食べられる、ガーリックの効いた塩炒めです。

材料（1～2人分）
・焼き鳥　もも串……4本
・キャベツ……2～3枚
・にんにく……1片
・ごま油……小さじ2
・鶏がらスープの素……小さじ1/4
・塩こしょう……適量
・ブラックペッパー……お好みで

作り方
① 焼き鳥を解凍し、串から外す。
② フライパンにごま油半量を入れてにんにくを炒める。
③ ①を加えて焼き目をつける。
④ いったん鶏肉を取り出し、ざく切りにしたキャベツを炒める。
⑤ キャベツに火が通ったら鶏肉を戻し、鶏がらスープの素、塩こしょう、残りのごま油を加えて味を整える。
⑥ お好みでブラックペッパーをふる。

キャベツを炒める前に、鶏肉に焼き色をつけることで、パリッとした香ばしさをつけます。このひと手間はしなくても塩炒めは作れますが、仕上がりの味が変わるのでぜひしてみてください。

一旦取り出して仕上げに戻すことで、加熱時間が長引かず、パサつきや食感が固くなるのを防ぎます。

焼きとりを洋風にアレンジしたクリーム煮。鶏肉には火が通っているので、意外に短時間でできてしまいます。きのこや青菜を加えて野菜もしっかり摂れるメニューになります。

材料（4人分）
・焼きとり もも串……10本
・小松菜……1/2束
・たまねぎ……1個
・しめじ……1株
・薄力粉……大さじ4
・牛乳……200ml
・生クリーム……100ml
・バター……30g
・固形コンソメ……1個
・塩こしょう……適量
・ブラックペッパー……お好みで

作り方
① 小松菜は4cm幅に切り、たまねぎは薄切り、しめじは石づきを切り落としてほぐし、フライパンにバターを入れて炒める。
② 焼きとりを解凍して串から外して、コンソメと塩こしょうと一緒に②に加えて炒める。
③ 薄力粉を加え、全体が混ざるように炒める。
④ 粉っぽさがなくなったら、牛乳を加えて混ぜる。
⑤ 火が通ってトロミがついたら生クリームを加え、ひと煮立ちさせる。
⑥ お好みでブラックペッパーをふる。

プリっとした食感で、焼きとりだったとは気がつかれないかも。焼きとりを加えてから加熱時間を短く仕上げるため、野菜はしんなりするまで先に炒めてから、焼きとりを加えるようにするとイイですよ♪

業務用スーパーの冷凍焼きとりは種類も多く、お手ごろ価格で人気です。今回はもも串50本入りの商品をご紹介しましたが、バラ冷凍なので使いたい分だけ解凍して焼くこともできて便利。使い切れる量で小分けにして冷凍保存しておけば、場所も最小限で済み、使い勝手もよくなります。

あらかじめスチーム加熱したうえで冷凍してあるため、生焼けの心配はなく、食感もやわらかで、子どもが食べやすい小ぶりサイズ。何といっても手間が大幅になくなるので、気軽に焼きとりが楽しめます。

焼きとり以外でも、時短食材としても便利なのでアレンジメニューでも活用してみてくださいね♪