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2023年11月22日 06:01 更新

息子の療育センターに通った半年間。大事なことを教わって…… #「ありがとう」を伝えたい

言葉や身体の大きさなど、ついつい他の子と比べて「どうしてうちの子は……」と悩んでしまう方もいるかもしれません。今回は、そんな悩みを持つ30代女性のエピソードを紹介します。

言葉が遅い2歳の息子。紹介された療育センターに通うことに

(※写真はイメージです)

今から一年前、息子が2歳の時の出来事です。
息子は同じ月齢の子に比べて言葉の発達が遅く、ずっと気になっていた私。保健センターに紹介してもらった集団の療育センターに、月2回ほど親子で通うことにしました。

施設では子ども達は2時間ほど遊び、私達保護者は先生方に悩みをその都度聞いてもらうという感じでした。
その施設には半年ほど通い、最後の通所となった日。先生から声をかけられて……

最後の通所日に、先生から教わった大事なこと

(※写真はイメージです)

先生は、「ゆっくり成長していくかもしれないけれども、何か一つ、ほんの少しできたことが増えたなら、その時はいっぱいいっぱいお子さんを褒めてあげてほしい。きっと子どもにとっては、大きく踏み出してできた一歩だと思うから」と言ってくださいました。

その時、涙が出たのを覚えています。忘れがちなことだけど、子どもにとっては大きな成長なはず。
我が子のことを思ってそのことを伝えてくれた先生の言葉は、今でも忘れられません。

「自分の子と向き合うことが大事」だと教えてもらった。それは今でも大切な言葉に

(※写真はイメージです)

子育てをしていると、他の子とつい比べてしまい「あれができていない、これもできていない」と悩んだことがきっと誰しも一度はあるはず。

でも、子どものできることにしっかり目を向けて、いっぱい褒めてあげることが何より大切なのだと、先生から教えてもらいました。
息子のことで毎日悩むことが多かったですが、あの日から何かあるとこの言葉を思い出しています。

通所したのは半年ほどでしたが、私にとっては生涯忘れることがないくらい大切な時間であり、大切な出会いでした。
本当に感謝しかありません。ありがとうございました。

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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。

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