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2024年01月06日 08:11 更新

2歳児との高速バス、どれだけ準備をしても無謀だったと後悔……隣のおばあさんに助けられた #「ありがとう」を伝えたい

イヤイヤ期の子どもが癇癪を起こすと、何を言っても通用しないこともしばしば。今回は、長時間のバス移動中に泣く息子に困っていたところ、周りの人に助けられたという20代女性のエピソードを紹介します。

長時間の高速バス乗車中に2歳の息子が……

(※写真はイメージです)

3年前、まだ2歳だった息子と高速バスに乗っていた時のことです。
私は仕事柄出張が多く、子どもを連れて行くこともあったので、それまでも新幹線にはよく一緒に乗っていました。でも、新幹線では子どもが泣いてしまっても席を立つことができ、それほど大変ではありませんでした。

その時は初めての高速バスでの移動で、乗車時間は約2時間。バスの中で寝てもらうために乗車前に遊ばせたり、おやつ、ジュース、おもちゃを用意するなど、念入りに準備して乗車しました。

しかし……息子以外は静まり返っている車内。少しの話し声も気になってしまうに違いなく、息子も退屈そうで怪しげな雲行きに……。やはり、2歳の子と高速バスは無謀だったと後悔し、周りに迷惑をかけてしまっていることに焦りを感じていると……。

近くに座っていたおばあさんが機転を利かせてくれて、息子が笑顔に

(※写真はイメージです)

通路を挟んで隣に座っていたおばあさんが優しく、「お母さん、大丈夫よ」と話しかけてくれました。

そしてカバンの中をゴソゴソとして、「あ、これこれ」と取り出してくれたのはポケモンの指人形。それを指にはめて、息子にむかって話しかけて遊んでくれたり、「これあげるね」とハンカチとポケモンの指人形をくださいました。

おばあさんからしてもらったことを忘れず、困っているママさんに恩返ししていきたい

(※写真はイメージです)

おばあさんに遊んでもらって息子の機嫌は徐々に直っていき、最終的にはとてもご機嫌になっていました。
焦っていた私を落ち着けてくれた上に息子と遊んでくださり、さらに指人形とハンカチまで……。

何から何まで、おばあさんに助けていただいた2時間でした。今でも指人形とハンカチは大切に持っています。

いつかまたどこかでお会いできたら、恩返しがしたいです。
そして私も、よそのお子さんが泣いていて親御さんが困っているのを目にしたら、同じように手助けできたらいいなと思いました。

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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。

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