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2023年04月21日 11:00 更新

【2023年5月の値上げ】明治の粉ミルクが約8%のアップ、缶コーヒーなどの飲料は25年ぶりに各社で値上げ

2023年5月に予定されている値上げには、乳幼児粉ミルクや飲料製品があります。普段、購入している商品もあるかもしれません。家計管理にも影響するので、あらかじめチェックしておきたいですよね。この記事では、主なメーカーが発表している値上げ対象商品を子育て世帯関連アイテムを中心にご紹介します。

乳幼児用粉ミルク(明治)が値上げ

粉ミルク 赤ちゃん

明治は5月1日の受注分より乳幼児用粉ミルク16品目の価格改定を発表しています。希望小売価格7.8~8.0%のアップとなります。明治では4月にもヨーグルトやバター、チーズなどの乳製品の値上げを実施しており、生乳生産コストの上昇の影響が大きいことがうかがえます。

2023年5月の値上げ、明治の粉ミルク
2023年5月の値上げ、明治の粉ミルク
(税別価格)

なお、栄養食品(流動食)の価格改定も併せて実施されます。
・明治メイバランスMiniカップ 各種 245円→255円
・明治メイバランスArg Miniカップ 各種 245円→266円

缶コーヒーなどの飲料が各社で値上げ

乳幼児用ミルク以外では、缶コーヒーなどの飲料製品が軒並み値上げとなります。値上げを発表している主なメーカーは以下のとおりです。

2023年5月の値上げ 飲料
2023年5月 値上げ 飲料

値上げ商品の一例

●サントリー
「ボス レインボーマウンテン」(185g缶)
「ペプシ〈生〉ゼロ」(340ml缶)
「デカビタC」(210mlビン)
115円→140円(税抜)
「C.C.レモン」(160ml缶)
70円→85円(税抜)

●キリンビバレッジ
「ファイア 挽きたて微糖」(185g缶)
115円→140円(税抜)

●コカ・コーラ
「コカ・コーラ」(250ml缶・280ml缶・350ml缶)
「ジョージア エメラルドマウンテンブレンド」(170ml缶・185ml缶)
115円→125円(税抜)

●ポッカサッポロ
「ポッカコーヒーオリジナル」(190g缶)
115円→140円(税抜)
「キレートレモンUP」(185ml缶)
124円→140円(税抜)

●UCC上島珈琲
「UCC BLACK 無糖」(185g缶)
115円→125円(税抜)

●伊藤園
「お~いお茶 緑茶」(190g缶)
115円→140円(税抜)
「TULLY’S COFFEE BARISTA’S ESPRESSO」(180g缶)
「充実野菜 緑黄色野菜ミックス」(190g缶)
120円→140円(税抜)

●ダイドードリンコ
「ダイドーブレンド オリジナル」
124円→151円(税込)
「ダイドーブレンド 微糖 世界一のバリスタ監修」
162円→172円(税込)

豆乳ヨーグルトや缶詰が値上げに

飲料以外の食品で、値上げが発表されている商品もあります。

ポッカサッポロは飲料に加え、豆乳商品の価格改定を発表しており、改定率は希望小売価格ベースで5~16%となります。
<商品例>
「SOYBIO豆乳ヨーグルトプレーン無糖400gカップ」
250円→262円(税抜)

また、はごろもフーズは一部の缶詰・パウチ製品の値上げを発表しています。「さばで健康」(缶詰)や「さんまで健康」(缶詰)は16.7~25.0%の値上げ、「国産フルーツ」(缶詰)、「ゆであずき」(缶詰)などは7.1~10.5%の値上げとなります。

まとめ

生産コストなどの上昇による製品価格の引き上げは避けることができないとはいえ、消費者にとっても厳しい状況が続いています。5月の値上げは粉ミルクと缶コーヒーを中心とした飲料であり、4月と比べると少なめですが、家計への影響は散り積もっていくもの。悩ましい状況はまだ終わりそうにありません。

(マイナビ子育て編集部)

※画像はイメージです

※価格を含む商品情報は各メーカー等の発表をもとにまとめた公開時点のものです。ご利用時点での正確な情報は、メーカーHP等で改めてご確認ください。
※メーカーが発表する価格改定が小売価格である場合、値上げがすぐに店頭価格に反映されるとは限らないことをご了承ください。同様に、商品の容量変更についても、店頭での変更タイミングは在庫量などにより異なります。

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