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2019年02月14日 18:02 更新

赤ちゃんの英語教育はいつから?勉強させる方法やおすすめの教材など

早くから始めた方が良いと言われている語学教育。一体、いつからスタートするのが良いのでしょうか。今回は、赤ちゃん~幼児時代から英語教育をスタートできる、定番のKUMON(くもん)の他、おすすめのアプリや絵本、おもちゃなどをご紹介します。

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赤ちゃんの英語教育で大切な事

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赤ちゃんからはじめると、断然早く身につくと言われている語学。一体なぜ、赤ちゃん時代に英語をはじめとした語学教育を行うといいと言われているのでしょうか。

それは、幼児期は言語を聞き分ける力が長けているからです。この時期に、言語の脳が形成されます。日本語で話しかけていれば、日本語がわからなくても自然と日本語を覚えますが、この原理と同様に、英語もこの時期から一緒に覚えていけば、成長しても英語の理解力が高いのです。

さて、赤ちゃんから英語教育をさせるのはとても大切ですが、押さえておきたいポイントがあります。それは一体どんなところなのでしょうか。今回は、赤ちゃんの英語教育について、大切なポイントを踏まえながら解説していきましょう。

生後6~8ヶ月から始めるのがベスト

赤ちゃんの頃に英語教育をさせた方がよい理由としてあげられるのが、英語耳です。赤ちゃんは、音の区別が大人よりも長けています。英語で言えば、とても代表的な例ですが、大人の日本人には「L」と「R」の発音の区別はとてもは難しいもの。聞き取りに苦労するだけでなく、発音にも苦労します。しかし、赤ちゃん~子供の頃から英語を耳にしていれば、この区別も簡単に出来てしまうのです。

ワシントン大学学習科学研究所の研究では、LRの区別は生後10ヶ月~生後1歳頃までに学ぶという発表があります。これらを考慮すると、それより前から学習させることが大切です。生後6~8ヶ月頃から英語を聴かせることで、英語耳が構築されます。英語を聞かせるだけでも十分な効果があるので、積極的に聞かせていきたいですよね。

●TED(テッド)「赤ちゃんはどうやって言葉を覚えるの? 最新の研究でわかった、脳と言語のメカニズム」
http://logmi.jp/43479

コミュニケーションを通じて英語に触れる

英語教育をするとき、まず必要なのが教材です。ネイティブレベルのご両親なら教えてあげられますが、そうではない場合は、何かしらの教材に頼らなければ学習が進みません。そこで、よく使われるのが英語の教育ビデオです。ネイティブの音が聞け、赤ちゃんが注意を引く内容になっていて、一見すると優秀な教材に思えます。……が、そうとは言い切れません。

ワシントン大学の研究によると、1時間ビデオ視聴をした赤ちゃんは、視聴していない赤ちゃんに比べて6~8語遅れて学習するということがわかっています。この研究からわかるように、ビデオ学習だけでは効果は期待できないということ。やはり大切なのは、コミュニケーションを通じて英語を学ぶことなのです。

他の学習ではインプットとアウトプットが大切だとされていますね。これと同じように、英語教育でもインプット・アウトプットは大切です。ビデオ学習でインプットしたあとは、実際に英語を使ってアウトプットできる機会を作るように心がけましょう。

赤ちゃんの英語教育のポイント

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赤ちゃんの英語教育のポイントには、大きくわけて3つのポイントがあります。

<英語教育で大事な3つのポイント>

1、コミュニケーションがとれるもの
2、継続して行える
3、日本語教育も忘れずに

この3つが、とても大切です。では1つずつ細かく掘り下げていきましょう。

親子で楽しんで英語を学ぶ

子供だけが英語を学ぶのではなく、親も一緒に学ぶ姿勢が大切です。英語を学習する際では、子供と英語でコミュニケーションをとるようにしまましょう。大好きなパパ・ママとコミュニケーションをとることで、より英語力が向上します。一緒に、楽しく、コミュニケーションが取れる環境を作ってあげることが、英語教育では大切です。

英語教育は継続して進めよう

英語は、継続して学習することで成果が発揮されます。日本語を学ぶ時、赤ちゃんは何度も日本語を聞き、話すことで学習していきますよね。その原理と同様に、英語も何度も継続して学習することが大切です。

この時、ストレスやプレッシャーを感じさせないようにすることも大切です。「英語=嫌なもの」という認識になってしまうと、学習が苦痛に感じられます。特に小さい頃は、まずは「続ける」ことを目標に、遊び感覚で楽しく学べる工夫も考えていきましょう。

日本語教育も忘れずに

英語教育に力を入れるだけではもちろんいけません。日本語にも英語以上に力を入れて学習する機会を作りましょう。幼児期は、多感で何でも吸収する時期なので、日本語も英語も同時に教えて問題ありません。脳が活性化しているこの時期だからこそ、日本語・英語に力を入れて学習する環境作りを心がけましょう。

赤ちゃんの英語教育の方法

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赤ちゃんの英語教育に効果的な方法はどのようなものでしょうか。最も大切なのは、”赤ちゃんが興味を持つこと”です。好きこそ物の上手なれとはよくいいますが、やはり「面白そう」「楽しいな」と好奇心がくすぐられるものじゃないと、続けることも難しいですよね。では、赤ちゃんが興味をもつための方法をいくつか紹介していきましょう。

音楽や歌を聞き流し

英語の音を聞き分けるためには、音楽や歌を聞かせるのは良い方法です。継続的に聞かせることで、英語の単語を聞き分ける力が身につきます。また、早い時期から聞き流しをしっかりおこなっていれば、英語耳を作ることができるでしょう。

英語絵本の読み聞かせ

英語絵本では、短い単語やフレーズを楽しく覚えることが出来ます。日本の知っている物語の英語バージョンや、『Good Night, Gorilla(おやすみゴリラくん)』(ペギー・ラスマン著/G.P.Putnams Sons)のように、同じセリフがなんども登場し、一緒に言いたくなるような絵本を選ぶのも良いでしょう。子供が、「英語絵本を読んでほしい!」とリクエストせがんでくるようなお気に入りが見つかるといいですね。

様々な絵、物語の絵本がたくさんあります。パパ・ママも楽しみながら、様々な作品を読み聞かせしてみてくださいね。

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おもちゃなどで興味を持たせる

おもちゃを通じて、ABCや英語の歌を覚えるものがあります。例えば、ボタンを押すと、アルファベットや英語の音楽、単語が流れるようなものです。ボタンを押すと音が出るおもちゃは多いものですが、それが英語になっただけとも言えるので、まさに遊び感覚で学べる教材です。

豚の絵が書いてあるボタンを押すと、「Pig」という英単語が流れた後に、豚の鳴き声が流れるなど工夫が凝らされています。そのため、例えば乗り物好きの子供なら乗り物の単語を学べというように、その子が興味を持って自発的に遊ぶべるものを選んであげると良いでしょうす。

英語教材の活用

人気キャラクターを用いた英語教材や、 NHK教育番組の英語教材など様々な教材が出ています。ご家庭に合ったものを選ぶと良いでしょう。

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アプリを使って手軽に学ぶ

ここ数年では、スマホをはじめとしたモバイル端末が発達してきました。その流れで、スマホで学習することも可能になりました。知育アプリと言われるものは多くあります。しかも、ジャンルも、ゲーム、音楽、絵本など様々あります。子供が興味を持ちそうなテーマに絞ってアプリを一緒にやるのも良いでしょう。ただ、スマホを持たせておいて遊ばせておくというように一方的にやらせるのではなく、一緒に楽しめるアプリを選びたいですね。

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赤ちゃん向けの英語教室に通う

楽しく本格的に学習をさせたいのであれば、英会話教室に通うのも良い方法です。外国人講師による本場の「音」を体感できる授業や、年齢に合わせた学習内容など、教室によって内容は様々です。

最近では、公文式でおなじみのKUMON(くもん)も英語教育に力を入れています。0歳~2歳向けの「Baby Kumon(ベビークモン)」もあり、早い時期から英語を学ぶことができます。

●Baby Kumon ホームページ
http://www.kumon.ne.jp/babykumon/

●KUMON 「学年別にみるKUMONの英語 幼児」
http://www.kumon.ne.jp/eigo/gakunen/youji.html

まとめ

今回様々な英語の学習方法をご紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?このように、教育方法は様々あるので、その子供や各ご家庭の環境に合わせた学習方法で、大きな負担がなく英語学習できるといいですね。

赤ちゃんの頃から英語を学習すると、大人よりも早く英語を理解し、バイリンガルに成長することが期待できます。しかし、「学習=楽しい」ものでないと、学習スピードはかえって遅くなってしまいます。

赤ちゃんはパパ・ママが大好き。だから、英語教育を始める際は、子供と楽しく英語でコミュニケーションをとる、一緒に遊ぶことを第一に考えてみてはいかがでしょうか。ついでに、親も同時に学び直せたら一石二鳥ですよね。

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