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2023年03月24日 10:34 更新

松山ケンイチさんが満喫する家族5人の田舎暮らしを明かす「計算されたスケジュール」

俳優の松山ケンイチさんがテレビ番組『TOKIOカケル』(フジテレビ)3月22日放送分に出演し、家族との田舎暮らしについて語りました。

子どものゲーム時間込みの「計算された1日スケジュール」

2011年に女優の小雪さんと結婚した松山ケンイチさんは、2012年に長男、2013年に長女、2015年に次男が誕生し、三児のパパに。4~5年前から東京と田舎の二拠点生活を始め、東京で仕事があるときは1人で単身赴任、休日は地方にて家族一緒に暮らしています。

番組内では松山さんの二拠点生活の1日のルーティーンを円グラフで公開。東京で仕事の合間に休みがあるときは、睡眠と食事以外はゲーム三昧の1日を堪能するそうで、大好きなRPGゲームを延々やっているそう。食事は自炊し、ごはんを炊いて、納豆と味噌汁で簡単に済ませることも多いそうです。

一方、田舎での一日は基本的に家族の時間。夜9時に寝て朝7時まで10時間しっかり睡眠時間を確保し、朝食をとったら子どもたちメインのゲーム時間を設けるそうです。午前10時からは畑作業、昼食をとってまた子どもたちとゲーム、夕方はボルダリングをしたりおでかけしたりして過ごし、18時には夕食になるそう。

お子さんたちとのゲームのルールは、午前中に2時間、午後に2時間。朝食を時間どおりに食べないとゲーム時間が削られてしまうし、家族みんなで畑作業をしっかり終わらせないと昼食が遅れて、これまたゲーム時間が削られてしまうルールだそうで、松山さん的には「計算されたスケジュール」だといいます。

お子さんと一緒に畑作業をすることについて、松山さんは「自分で種から育てて食べ物を確保できたらいいかなって。知るってことがまず大事」という考え。20年以上、仕事で農業に携わってきたTOKIOの皆さんもその考えに同意し、国分太一さんは「番組で畑をやるようになって最初はそこまで興味がなかったけど、やればやるほどおもしろくなって。自分でも畑をやるようになった」といいます。日頃から作物の世話をしている国分さんの6歳のお子さんは、早くも自分で収穫時期を見極められるようになってきたのだそうです。

ビニールハウスを借りて本格的に農業をしている松山さん一家ですが、農業を始めたきっかけは、トマト農家さんが作ったトマトジュースを飲んで感動し、撮影現場に差し入れしたいと思ったこと。収穫したたくさんのトマトは生食でも食べますが、トマトジュースにして撮影現場に差し入れると、ゾンビのように疲れきっていたスタッフさんたちが生き返ったように元気になってとてもうれしかったそう。

ジュースにならないものは小雪さんが煮込んでトマトソースに。食生活はとても充実していて、まわりの農家さんからのいただきもので食材には困らないという松山さん。「1日200匹釣ってくる」レベルの釣り名人から川魚をもらうこともあり、お裾分けでもらった小さな魚を唐揚げにして食べるととても美味しいのだとか。

撮影など仕事のときは東京に単身赴任していて、誰にも縛られない自由な時間もあるので、「妻にもそういう時間があったほうがいい」と考え、小雪さんが東京で仕事をして松山さんが子どもたちと家で過ごす時期もあるといいます。しかし料理は得意ではないのか「すぐカップ焼きそばの話になっちゃう」ため、近所のマダムたちが世話を焼いてくれ、「僕、第四夫人までいるんですよ(笑)。めっちゃありがたいですけど」と冗談も飛び出しました。

夫婦でお互い余裕がなくなりイライラして一触即発の危機になることもありますが、そんなとき松山さんは「できるだけ(妻を)笑わせたい」と、「子どもを使って笑わせるようにしています」。たとえば食事中に、「笑わせるように仕向ける」そうで、「あっち(小雪さん)は、『なんかくだらない話してるな』と思ってるんでしょうけど、子どもも笑って僕も笑ってみんな笑って、っていうのはすごく意識しています」と、円満の秘訣を明かしました。

田舎暮らしをするようになって、「東京だと自分が子ども時代を過ごしていないから(※松山さんは青森県出身)、どういうふうに子どもたちが感じているのか全然わからなかった。田舎で育てたほうが子どもたちの感覚や感じていることを拾えるんじゃないかと思って」「自分も田舎でやりたいことがたくさんあったから、農業や釣りなど子どもたちと一緒に共有していければと思った」と話す松山さん。

先日はいきもの探しにでかけた先で白ウサギに遭遇し、お子さんとどうしたらウサギに近づけるか試行錯誤するなど、松山さんも童心に帰ったような気持ちで田舎暮らしを楽しんでいるようです。

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