妊娠初期に感じた下腹部の傷み。横になっていると夫の愛猫がそっと寄り添って…… #「ありがとう」を伝えたい
動物は、ときに人間の心を読んでいるような行動をすることがありますよね。今回ご紹介するのは、30代女性が体験した妊娠初期のエピソード。
妊娠初期の出来事……
妊娠初期、体調がすぐれず、下腹部の傷みに襲われました。
かかりつけの産婦人科に電話で相談すると、ひとまず安静にして横になっていなさいとのこと。
痛むお腹をさすりながらリビングに布団を引き、とにかく横になって体を休めていました。
そのとき夫は仕事で家には私しかおらず、痛みと不安で心細かったのを覚えています。
夫の愛猫が……
布団の上でうとうとしていると、なにか気配を感じます。
ゆっくり目を開けると、布団から2mほどのところで猫がじっと見つめていました。
結婚前から夫が飼っていた愛猫。
私にはまだあまり馴れていなくて、いつも距離を感じていました。
夫が留守のときは一人の場所にこもっていることが多かったので、夫がいないのに猫が近くにきたことに私はびっくりして、そのまま猫を凝視していました。
猫は逃げるかと思いきや、ゆっくり私の方へ寄ってくると、黙って私のお腹にくっつきました。まるで、私の体調不良を察してお腹を温めてくれているようでした。
寄り添ってくれた猫ちゃんに癒された
猫の体はホッカイロのようにぽかぽか。その温かさが心地よく、私もいつの間にか深い眠りに入っていました。
目が覚めたとき猫はいなくなっていましたが、私の体は全身が温まっていて、下腹部の痛みも感じなくなっていました。
夫の愛猫がこのように体をくっつけてきたのは初めてでした。
このときから少しずつ、猫と私との間にあった距離が縮まったような気がしています。賢くやさしい猫ちゃん。あのときは、一緒にいてくれてありがとう。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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