商店街の真ん中でひっくり返って泣く2歳児にげんなり。突然現れた女性がくれたものとは？ #「ありがとう」を伝えたい

2歳の娘はイヤイヤ期まっただ中。
イヤイヤ期については先輩ママたちから聞いて知ってはいたものの、こんなにも大変だとは思いませんでした。

家ではもちろん、散歩中や買い物中でも気に入らないことがあると大泣き。ひどいときは癇癪を起こしてそこら中のものを投げたり、ごろんと寝そべって歩こうとしなかったり。周囲から怪訝な顔で見られることも多く、私もげんなりしていました。

その日は比較的娘の機嫌がよく、昼間にふたりで散歩に出かけました。

しばらくはご機嫌で歩いていた娘。しかし、十数分もしたところで疲れたのかグズりだし、いつものように癇癪がはじまりました。

大声で泣き、叫ぶわあばれるわ、ついには商店街の真ん中でごろん。寝転んで歩こうとしない始末。人通りも多く、迷惑このうえない……。

私が無理矢理抱き上げようとしたとき、通りすがりの中年女性が「あらあら～」と言いながら寄ってきました。

女性は娘に「どうしたの？」と声をかけると、「これどうぞ」と、かわいらしいシールを手渡してくれました。
娘は一瞬びっくりした顔をしたものの、キラキラ光るシールに釘づけ。いつの間にか立ち上がり、笑顔でシールを見つめていました。

女性のほかにも、横を通ったおじいさんが声をかけてくれたり、中にはお菓子をくれる人も。

娘が外で癇癪を起こすと、必ずと言っていいほど、このように声をかけてくださる人たちがいます。
温かく見守ってくれる人たちに感謝しつつ、子育てを日々がんばっています。

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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。

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