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2023年04月03日 10:03 更新

ベビーカーを抱え駅の階段を降りようとしていると、サラリーマンが近づいてきて…… #「ありがとう」を伝えたい

ベビーカーでの移動で特に難関となるのが長い階段。重いベビーカーを抱えて必死に上り下りした経験のあるママも多いのではないでしょうか。今回は、40代ママから送られた、階段での心温まるエピソードをご紹介します。

ベビーカーで電車移動、目の前には階段が

息子が1歳くらいだった頃。我が家には車がなく、出かける際は電車での移動が基本でした。

その日もベビーカーに息子を乗せ、病院の1歳児健診へ。ベビーカーを押し、さらにおむつや哺乳瓶入りのマザーズバッグを抱えた状態で電車に乗り込みました。

乗り換えのため駅に降り、次の電車のホームへ向かおうとしたのですが、エレベーターが見当たらない……。乗り換えのホームは階下で、目の前に長い階段が。
病院の時間に遅れそうになっていたこともあり、私は少し焦っていました。

ベビーカーを抱えて階段を降りようと……

急いでいたのでエレベーターをそれ以上探す余裕もなく、私は階段で降りることにして、息子をベビーカーから降ろそうとしました。しかし、息子はベビーカーで熟睡中。
危ないこととはわかりつつも、息子が乗ったままのベビーカーを抱え、階段を降りることにしました。

腕力には自信があったので「いけるかな」と思いきや、さすがに合計15キロを越える重さは想像以上。やはり危険が……。

結局、息子を抱っこ紐に移して抱え、ベビーカーと荷物を両手に持ち、そろそろと階段を降り始めましたが、これはこれで相当な重さ。

そのとき後ろから早足で階段を降りてくる音が聞こえました。

サラリーマン男性のやさしさに感謝

階段から降りてきたのは、サラリーマンらしい背広を着た男性。
男性は、「大丈夫ですか、私が運びましょう」と言うと、ひょいとベビーカーと荷物を持ち上げ、階下まで降ろしてくれました。

お礼を言うと、男性は「いえ、困ったときはお互いさまですから」とにっこり。そして颯爽と階段を昇っていきました。どうやら、手伝うためにわざわざ階段を降りてきてくれたようです。

まさにヒーローだったあのときの男性。
私の息子も、彼のようなやさしい男性に育って欲しいと思っています。

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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。

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