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2023年03月16日 11:52 更新

1年間で愛の言葉を伝えた回数は?0回が最多の一方、10~19回も約1割に

「夫婦や家族なら何も話さなくてもわかってくれる」とは限らないもの。配偶者やパートナーにちゃんと気持ちを伝えたいなら、言葉にすることが大切です。あなたは日頃、愛する人に愛の言葉を伝えていますか? 日本人はストレートな愛の言葉が苦手、というのは昔の話になりつつあるのかもしれませんよ。興味深いアンケート調査をご紹介します。

愛の言葉、伝えていますか?

愛の言葉を伝えた回数

他の夫婦やカップルは一体どのくらい「愛の言葉」を伝え合っているものなのか、知るのは難しいですよね。ジブラルタ生命保険が実施した「家族愛に関する調査2022」から、愛の言葉について調査したデータを見ることができます。

半数は愛の言葉を1回以上伝えている

ジブラルタ生命保険「家族愛に関する調査 2022」より

配偶者やパートナーに1年間で何回くらい“愛の言葉”(愛してる・好きなど)を何回くらい伝えたかを尋ねた結果、最も多かった回答は「0回」でした。およそ半数の人は「愛している」「好き」などの言葉を口に出すことはないようです。しかし反対に言うと、残りの半数は年に1回以上、愛の言葉を伝えているということですね。

2番目に多かった回数が「10~19回」でした。まったく言葉にして伝えていない人が半数近くいる一方で、月に1回以上の頻度で「愛している」などの言葉を伝えている人も約1割に上ることもわかりました。200回以上という人が6.4%いることには驚きます。

また、男女別でみると、女性よりも男性の方が「愛の言葉」を伝えている人が多いという結果でした。男性は59.3%、女性は47.8%と、その差は11ポイントほどに。

以前は、日本人の男性は「愛してる」などの直接的な愛の言葉を言うことに抵抗感が強く、口下手なイメージがありましたが、時代の変化とともに変わってきているのかもしれません。

愛の言葉は直接伝える場合が圧倒的

ジブラルタ生命保険「家族愛に関する調査 2022」より

では、次に「愛の言葉」の伝え方を見てみましょう。スマホのメッセージアプリでのコミュニケーションが当たり前の昨今ですが、最も選ばれているのは「直接面と向かって」(86.8%)でした。愛情は直接伝えることが大事だと考える人が多いということでしょう。続く「メッセージアプリ(LINEなど)」は23.8%、「電話(通話)で」は11.9%と、「直接面と向かって」とは差が開きました。なお、女性の場合はメッセージアプリを活用している人が、男性よりも多い傾向にあるようです。

皆が考える「愛の言葉」とは?

「愛の言葉」といっても、いろいろなものが考えられますよね。具体的にどんな言葉を伝えたいのか、多く挙げられた意見をご紹介します。

■伝えたい”愛の言葉”として多く挙がった言葉
好き/大好き/
好きだよ/大好きだよ
愛してる/愛してるよ
ありがとう/いつもありがとう
一緒にいてくれてありがとう
そばにいてくれてありがとう
結婚してくれてありがとう
ずっと一緒/いつまでも一緒だよ/一緒にいたい
感謝してます/頼りにしてます
これからもよろしく/健康でいてね


「好き」、「大好き」、「愛してる」など、シンプルでストレートな愛の言葉だけでなく、「ありがとう」や「一緒にいてくれてありがとう」、「結婚してくれてありがとう」といった、感謝を伝える言葉も挙がっています。「ずっと一緒」、「一緒にいたい」なども愛情を伝える言葉の1つですね。恥ずかしくて「愛してる」とは言えないけれども、こうした言葉なら言いやすい、という人もいるのかもしれません。

言葉にして伝えることの大切さ

好きな相手、信頼している相手からの「愛の言葉」は、それだけで嬉しくて、日々の生活に潤いを与えてくれたり、生きる活力になったりもするもの。もちろん、何年も一緒に暮らしていれば「直接言われなくても分かり合えている」こともたくさんあるでしょう。それでもあえて「言葉」として言ってもらうと、安心感が持てたり、愛されている実感を感じることができるはず。ときにはお互いに愛の言葉を相手に伝えていけるとよいですね。

(マイナビ子育て編集部)

※画像はイメージです

調査概要

■家族愛に関する調査 2022/ジブラルタ生命保険
調査地域:全国
調査対象:20歳~69歳の既婚男女
調査時期:2022年10月7日から17日まで
有効回答数:4,700サンプル(男性2,350名/女性2,350名)

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