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2022年12月26日 15:21 更新

【漫画】復職後、仕事と家庭の両立は無理だと悟った! 思い切って夕飯作りを夫に託してみたら……?『ワーママビジョン』Vol.16

3人の子どもを育てながら、時短勤務で働くいそめしちかこさん。ワーママになって気づいた、ワーママだから気づけたあれこれについて、月1連載のコミックエッセイをお届けします。

復職後、仕事と家庭を両立できると思っていたのは間違いだった……

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無意識の思い込みは「アンコンシャス・バイアス」とも呼ばれ、多様性が叫ばれるようになった昨今、注目を浴びているキーワードです。

●「日傘を使う」と聞くと、女性を思い浮かべる(男性は日傘なんて使わない、という思い込み)
●「親が単身赴任をしている」と聞くと、その人の父親を思い浮かべる(母親は単身赴任をしない、という思い込み)

これらと同様に、「家事・育児は母親ががんばるもの」という思い込みも、ママ自身の首を絞めることになりかねません。

当時の気持ちや現在に状況ついて、いそめしさんに詳しく聞いてみました。

いそめし「実は当時、長男が保育園ですぐに癇癪を起こしてしまい、保育園から『正直なところ、息子さんばかり見ているわけにもいかないので……』と言われてしまうなど、仕事と子育ての両立でとても悩んでいたんですよね。本当に心の底から、“自分が仕事を辞めて息子を家で見ていればすべてうまくいくのに”と思っていました」

これはキツイ……。いそめしさんも例によって、アイコンシャス・バイアスによって、「自分がやらなきゃ!」と抱え込みすぎていたようです。

いそめし「ところが夫から、『ママが仕事を辞めたからって、すべてうまくいくとは思えない。自分が家事の負担を少し肩代わりするから、もう少しがんばろう』と言われたんです。最初は『何言ってるんだ!?』と思って反論したんですが、息子が寝たあと、深夜に2人でこんこんと話し合って、『確かに私が仕事を辞めたらすべてうまくいく保証はないし、夫が一番しんどい家事を引き取ってくれたら今の状況が少しよくなるかもしれない』と思えるようになりました」

旦那さん、ナイス提案です! その後、どうなりましたか?

いそめし「実際に始めてみると、夕方の食事作りがないだけで時間的にも精神的にも余裕ができました。息子の癇癪はその後も4歳くらいまでは続いたんですが、保育園側とどうやったらうまくやっていけるかを冷静に考える時間ができたので、以降少しずつよくなっていきました。あの段階でもし仕事を辞めていたら、その後復帰するのがかなり難しかったと思うので、やはり辞めなくてよかったなと思っています」

現在の状況は?

いそめし「現在も作り置きは続けてくれているのと、子どもたちを早く寝かせたあとには夫婦で話す時間を作るようにしていて、お互いに不満を溜めないようにできているかなと思っています。仕事の状況も子どもたちの状況も毎年どんどん変わっているので、都度話し合って行きたいなと思っています」

貴重なお話、ありがとうございました!

***

次回の更新は、1月下旬の予定です。お楽しみに♪

(漫画:いそめしちかこ/文:マイナビ子育て編集部)

いそめしちかこさんのプロフィール

IT系の会社で時短で働く正社員で二児の母。長男6歳、長女2歳、夫の4人暮らし。
ブログ「いそがしくてもメシ」
Twitter@iso_meshi

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