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2022年12月20日 11:17 更新

お年玉をあげる人は7割以上!気になる金額や相手は?<お年玉アンケート>

保険相談サービスを提供する保険マンモスは、男女500人を対象に「お年玉についてのアンケート調査」を実施しました。間もなくお正月ですが、最近のお年玉事情はどのようになっているのでしょうか。

お年玉をあげる予定はある?誰に?何円?いつまで?

保険マンモスでは、このたび、「お年玉事情について」アンケートを男女500人に対して行いました。回答者の性別は男性28%、女性72%。年齢は「〜20代」20%、「30代」40%、「40代」27%、「50代」9%、「60代」3%となっています。

お金の話は、なかなか大っぴらに相談できないもの。お正月前に、お年玉を準備する参考にしてみてくださいね。

お年玉をあげる予定のある人は全体の72%に

「今年、お年玉をあげる予定はありますか?」という質問に、7割以上の人が「あげる」と回答しています。

お年玉をあげない理由

反対に「お年玉をあげない」と答えた人の意見として、下記のようなものがありました。

・あげるような年齢の子どもが周りにいないから。
・コロナ禍により帰省困難であり直接手渡すべきだと思うお年玉はあげられないです。
・お金に余裕が無いから。

挙げない理由として多かったのは、「あげる子どもがいないから」というもの。以下に20年以上前と今の年間出生数を比較しています。

・2000年の出生数 119万547人
・2021年の出生数 81万1604人
(厚生労働省、人口動態統計より)

2000年と比べて、昨年生まれた子どもは37万人以上も少ないことがわかります。子どもが少なくなったため「お年玉はあげない」「お年玉をあげるのは1〜2人」という回答が多いこともうなずけますね。

またコロナ禍で帰省を控えている人がまだ多く、なかなか大勢で集まる機会が少ないという理由もあります。

お年玉をあげる人数は「1〜2人」が最多に

「あげる」と答えた人は、いったい何人にお年玉をあげているのでしょうか。まずはお年玉をあげる人数を確認しておきましょう。

お年玉をあげる人数として、「1〜2人」が最も多い結果となりました。

少子化でお年玉をあげる親戚の子が少なかったり、そもそもコロナ禍で親戚と会えなかったりすることによる影響でしょうか。

お年玉をあげる相手は「甥、姪」がトップ

では、お年玉をあげる予定の人は、誰にあげるのでしょうか? 最も多かったのが「甥、姪」。続いて「自分の子ども」「親戚の子ども(甥、姪以外)」と、やはり子どもが多い結果になりました。

ただ、中には、お年玉を「親」や「祖父母」、「兄弟姉妹」にあげるという人もいました。このあたりは生まれ育った地域や習慣の違い、親戚同士の暗黙の了解などもあるのかもしれません。

お年玉をあげるのは、「小学生未満」と「小学生」が半数以上

お年玉をあげる相手について、もう少し詳しく見ていきましょう。

お年玉をあげる相手の立場として「小学生未満」と「小学生」が半数以上を占める結果となっています。中学生からはがくんと下がって、高校生、大学生と年齢が高くなるにつれてお年玉をあげる人が減っていますね。

あげる金額として最も多かったのは「〜3,000円」に

お年玉を何円あげるのかも確認しておきましょう。

お年玉の金額は準備する側の経済状況や、あげる相手によって様々ではありますが、あげる金額として最も多かったのは「〜3,000円」でした。

「お年玉に何円あげたらいいか?」は、皆さんが最も悩む問題ともいえます。金額については次のような意見がありました。

「いくら渡せばいいのか悩む」という意見が圧倒的に多い

・兄弟姉妹の場合、金額差を付けるか同じ金額で行くか迷います。
・お年玉の相場にいつも悩みます。 年齢が上がるにつれ、難しくなります。
・何歳まで、いくらあげるべきか悩む。これから子どもにもらったお年玉の使い道を考えさせたい。

誰に何円あげるべきなのか、考えるべき視点はたくさんありますよね。何歳なのか、兄弟姉妹はいるか、他の親戚は何円あげるのか、自分の子どもは何円もらっているのか、経済状況はどうか、など……。

その中でも、お年玉の準備が金銭的に負担になってきているという意見も多く寄せられました。

経済的負担が大きい、家計が厳しいという意見も多い

・年齢によって金額を変えているが、年々金額が高くなってきたので経済的負担が大きくなってきた。
・金銭的な負担が大きいので、本音を言えばあげたくない。でも子どもたちにとってお年玉をもらうのはお正月の楽しみだと思うし、その親とのコミュニケーションのひとつなのかなと。
・正直負担なので多くはあげられないが、もらえると嬉しいのもよくわかるので、少しでもあげるようにしている。

お年玉をあげるのは年に1回とはいえ、それが毎年続き、渡す人数も増えて……と考えると、確かに経済的負担は大きくなっていくと思います。

ただ子どもたちにとっては、お正月の楽しみの一つであるお年玉。あげる側は昔の嬉しかった記憶もあり、できれば子どもたちに喜んでもらいたいと考えて渡しているのですね。

また、お年玉の金額について事前に決めているという意見もありました。

身内で話し合ったり、相手の立場によって金額を変えたりする場合も

・経済的に負担とならないよう、身内で金額を決めてあげるようにしている。
・お年玉の金額を悩むので、中学生までは3,000円、高校生までは5,000円、大学生までは10,000円と決めています。
・毎年同じ金額のお年玉にしている。

親戚同士で話し合って金額を決めておけば、子どもたちにとっても金額に差が出ずにありがたいですよね。また中学生や高校生などの立場で金額を決める場合も、理由がしっかりしていて金額設定しやすいと言えます。

いつまでお年玉をあげる?

最後に、「お年玉をいつまであげるか?」「いつまでもらっていたか?」を見ておきましょう。

「いつまでお年玉をあげるか?」「実際にお年玉をもらっていたのはいつまでか?」の結果は、どちらも「高校生まで」が一番多く、続いて「大学生まで」「中学生まで」と上位の割合的には同じ結果となりました。

「自分がお年玉をもらっていた年齢まではあげたい」と考える人が多かったため、このような結果になったのかもしれませんね。

経済的に厳しくてもお年玉をあげたい気持ちは強い

今回アンケートに答えてくれた人の中で最も多かったのは、「子どもの時にお年玉をもらって嬉しかった」という意見でした。

・親からもらえるお年玉は本当に楽しみだった。貰った恩は次世代につないでいきたい。
・お年玉をもらってゲームを買いに行くのがすごく嬉しかった。
・子どもの頃の楽しみだったお年玉を貰う側からあげる側になり、どれだけお年玉をあげるのが大変か実感した。

大人となった今は「お年玉をもらう」立場から「お年玉をあげる」側になり、経済的負担で厳しい意見があるのも事実です。

しかし子どもの頃の楽しみだった思い出があるからこそ、少額でも渡したいと考える人が多くいるのでしょう。

調査概要

調査対象:お年玉をもらったことがある・あげたことがある人
調査日:2022年9月13日〜2022年9月14日
調査人法:インターネットによる選択・記述式回答
調査人数:500人(男性141人/女性359人)

保険マンモス:https://hoken-mammoth.com/corp/

(マイナビ子育て編集部)

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