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2022年12月10日 06:16 更新

宅配ドライバーが荷物を「持ち出し」!? いえいえ大丈夫です。【運送業界の隠語】

通販利用者が急増している昨今。食品や日用品、洋服なども通販で購入する人は多いですよね。そんな大事な購入商品を、宅配ドライバーが「持ち出し」していたら……許せない行為と憤ってしまいますが、実は【持ち出し】というのは、想像と違う意味をもつ、運送業界の隠語でした。どんな意味なのかお子さんと一緒に考えてみてください!

宅配ドライバーの「持ち出し」って!?

いまや生活に欠かせない存在となった通販。
お歳暮やお中元にとどまらず、子どものクリスマスプレゼントや誕生日プレゼントも通販で購入する人が多いのではないでしょうか。
どれを買うか子どもと一緒に選ぶ時間、商品が届くまで待つ時間も楽しいですよね。

ただ、もしそんな大事な荷物を、宅配ドライバーが「持ち出し」していたら?

えっ、それって横領? 窃盗?
まさに言語道断ですが、実は宅配ドライバーの「持ち出し」は、通常業務。その理由とは……。




「持ち出し」は、「配送中」を意味する、運送業界の隠語。
配送センターからは「持ち出し」ているものの、まだ客のもとへは届けられていない状態を指します。

追跡サービスの「持ち出し中」も同じ意味

「持ち出し中」は運送業界の隠語ではあるものの、客向け追跡サービスの結果で表示させている運送会社もあるようです。

追跡サービスとは、荷物の追跡番号を入力することにより、その荷物の現在地や宅配状況、到着予定日時が確認できるサービスのこと。

追跡の結果「持ち出し中」と出てきたら一瞬驚いてしまいそうですが、きちんと配送されている途中という意味なので安心してくださいね。

なぜ「持ち出し」なの?隠語の由来は?

「持ち出し」の隠語の由来は、そのまま配送センターから「持ち出し」ていることからと考えられます。
複雑な言葉だと、ドライバーと配送センタ-の間で認識の違いが起きて、配送に影響が出る可能性もあります。「持ち出し」なら双方にとってわかりやすいということなのでしょうね。

荷物を待つ人たちに少しでも早く、スムーズに届けるための工夫と言えそうです。

まとめ

「持ち出し中」は順調に荷物が配送されている状態。まもなく届く商品を、お子さんと一緒に楽しみに待ちましょう。

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