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2022年12月08日 12:41 更新

運転手も大迷惑? タクシー業界で避けたい客「わかめ」ってなんのこと?

ミネラル豊富で子どもにも積極的に食べさせたい食材「わかめ」。ですが、タクシー運転手にとって「わかめ」は、できるだけ避けたい存在のよう。実はタクシー業界で「わかめ」は、ある特定の乗客を指します。いったいどのようなお客さんを指すのでしょうか。お子さんと一緒に考えてみてくださいね。

運転手も大迷惑? タクシー業界の「わかめ」とは

「この間、わかめ乗せちゃって大変だったよ」「それは災難だったな」

いったい何の話かと思ってしまいますが、これはタクシー運転手の間で交わされる会話。
実はタクシー業界で「わかめ」は、ある特定の客を意味します。

タクシー運転手にとって、「わかめ」はできるだけ避けたい客。果たして、「わかめ」が指す客とは……。






答えは、「泥酔した客」のこと。

夜の深い時間になると、タクシー乗り場で、泥酔した人を見かけることは少なくないですよね。
電車を使って帰るよりタクシーの方が安全かもしれませんが、タクシー運転手にとっては、車の中で熟睡されてしまったり嘔吐されてしまったりといった迷惑を被る可能性のある、あまり歓迎できない存在のよう。
お酒はほどほどに、ですね。

なぜ泥酔客が「わかめ」?隠語の由来

「わかめ」といえば、一般的に思い出されるのは海藻のわかめですよね。

ミネラル豊富でヘルシー、健康によいとされるわかめと泥酔客のイメージはまったく結びつきませんが、なぜ泥酔客を「わかめ」と呼ぶようになったのでしょうか。

由来は、泥酔客のゆらゆら揺れる様子からだといいます。
千鳥足でフラフラ、ゆらゆらする様子を、海中で揺れ動くわかめに見立てたというわけです。

別の意味の隠語で使われることも

「わかめ」は、海藻であることから、「回送車」を表す隠語として使われるケースも。同じタクシー業界でも、地域やタクシー会社によって使われる隠語が異なることもあるようです。

回送車の「わかめ」は無害ですが、泥酔客の「わかめ」はトラブルメーカー。タクシー運転手に限らず、積極的に関わりたくはないものですね。

まとめ

給食でもおなじみ、美味しいわかめが、タクシー業界では一転、迷惑な泥酔客を示す隠語となっていたとは驚きですよね。
お酒を飲んでストレス発散もよいですが、子どもの前でみっともない「わかめ」にならないように注意したいものです。

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