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2022年06月09日 11:21 更新

お金も、時間も、栄養も貯まる! 旭化成ホームプロダクツ×ゆとりうむプロジェクトが、「冷凍貯金ラボ」発足発表会を開催

旭化成ホームプロダクツがゆとりうむプロジェクトと共同で、新習慣「冷凍貯金」を提案するプロジェクト「冷凍貯金ラボ」を発足。5月30日にその発表会とアンバサダー就任式が行われました。

時間・栄養・お金が貯まる! 「冷凍貯金」とは?

「冷凍貯金」とは、食材やおかずを冷凍してストックしておくことで毎日の暮らしに時間や心のゆとりをうむ習慣のこと。食材をまとめ買いや下ごしらえをまとめてすることで、買い物や洗い物の時間を節約できます。さらに栄養面でも、ストックしておくことでバランスのよい食事を手軽に用意できます。もちろん、安いときにまとめ買いをして食材を使い切ることで、お金も節約。時間、栄養、お金が貯金できて、心にゆとりがうまれる仕組みです。

この冷凍貯金の情報を発信していくのが「冷凍貯金ラボ」。旭化成ホームプロダクツがゆとりうむプロジェクトと共同で立ち上げました。今回、その発足発表会と、3人のアンバサダーの就任式が行われました。

旭化成ホームプロダクツ,冷凍貯金ラボ
(写真左から)ゆとりうむプロジェクト 理事長 筒井淳也さん/旭化成ホームプロダクツ 消費財マーケティング室 室長 前森道之さん/時短料理研究家 若菜まりえさん/冷凍王子・冷凍生活アドバイザー 西川剛史さん

「共働きでも家事は女性に偏っている」という事実

発表会は、ゆとりうむプロジェクト理事長で立命館大学産業社会学部教授社会学者の筒井淳也さんの開会挨拶から始まりました。

旭化成ホームプロダクツ,冷凍貯金ラボ
ゆとりうむプロジェクト 理事長 筒井淳也さん

ゆとりうむプロジェクトは、家事の「時短」の「手抜き」というネガティブな印象を変えるために、時間を産む「時産」とし、暮らしにゆとりをうむことを提唱。筒井さんをはじめ、理事である各分野の専門家、複数の企業や団体が参画し、各社の商品やサービスを活用した「ゆとり」をうむノウハウを提供しています。

筒井さんは「共働きが増えた今でも、家事分担は女性に偏っているというデータがある。それがコロナ禍になり、家族が家にいる時間が増えて、家事の負担も増える傾向にある。家事の中でも、特に食事の提供は家族が家にいることで負担が増える部分。そこで料理の時間を短縮できる「冷凍保存」に注目していきたい。冷凍貯金ラボとして、冷凍保存で食事の準備を楽にする提案ができれば」と話しました。

旭化成ホームプロダクツ,冷凍貯金ラボ
「冷凍貯金ラボ」発足発表会 プレゼンテーション資料より抜粋

ママ・パパが選ぶ「冷凍貯金ランキング」を発表!

次に、アンバサダーのひとりである冷凍王子こと西川剛史さんから「ママ・パパに聞いたやってみたい冷凍貯金ランキング」が発表されました。ここではランキングの上位3位を紹介します。

旭化成ホームプロダクツ,冷凍貯金ラボ
冷凍王子・冷凍生活アドバイザー 西川剛史さん

3位 自家製冷凍きのこミックス(84.3%)

こちらは好きなきのこ数種類を使いやすい大きさに切り、ミックスしたもの。冷蔵庫にストックしておくと、パスタや炒め物、お味噌汁に使えて何かと便利です。

2位 肉や魚の下味冷凍(84.6%)

実践している人も多く、多様なレシピがある「肉や魚の下味冷凍」が2位に。調味料で味つけをして冷凍すれば、肉や魚が柔らかくなり、味も染みておいしくし仕上がります。休日に冷凍しておけば、平日は解凍して焼くだけであっという間にメインのおかずが完成します。

1位 肉・魚・野菜の特売品フリージング(88.8%)

特売の日にまとめ買いをして冷凍室にストックしておけば、お金の節約に。小分けにすることで毎日の料理に便利に使うことができます。

旭化成ホームプロダクツ,冷凍貯金ラボ
ママ・パパが選ぶ やってみたい「冷凍貯金ランキング」(旭化成ホームプロダクツ調べ)

西川さんによると、冷凍貯金をしておけば、いざというときに使えて安心。時間や手間を省くことで、心にもゆとりが生まれるとのこと。実際、夕食1回分で冷凍ストックがある場合とない場合を比較すると、17分時短できているという実証結果もあるそうです。
また、1.時間を貯めよう、2.栄養を貯めよう、3.お金を貯めようという「冷凍貯金3か条」も紹介されました。

「冷凍貯金」アンバサダーを発表!

ランキング発表のあと、旭化成ホームプロダクツ消費財マーケティング室室長・前森道之さんから3人のアンバサダーが紹介されました。

旭化成ホームプロダクツ,冷凍貯金ラボ
旭化成ホームプロダクツ 消費財マーケティング室 室長 前森道之さん

ひとりめは、先ほどランキングを発表した西川剛史さん。西川さんは冷凍食品会社で経験したことや独学での実験に基づく知識を生かし、冷凍に関する第一人者として、テレビ・雑誌・ラジオなどで幅広く活躍。5月に書籍『冷凍王子の冷凍大全』(サンマーク出版)も発売されました。

2人めは、時短料理研究家の若菜まりえさん。簡単・時短レシピサイト「つくりおき食堂」を主宰し、twitterでも情報発信するなど、インフルエンサー・作り置き料理研究家としても活躍されています。

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時短料理研究家 若菜まりえさん

3人めは女優の福原遥さん。福原さんはWEBムービー『どれくらい時短?冷凍貯金!』にも出演しています。

旭化成ホームプロダクツ,冷凍貯金ラボ
女優の福原遥さん

前森さんはアンバサダー紹介にあたって、「家事負担の軽減を提案することで、男女共同参画社会の実現に貢献したい。冷凍保存を活用することで、食品ロスの削減にもつながれば」と話しました。

知っておきたい! おいしく冷凍保存をするためのアドバイス

アンバサダー発表のあとは、西川剛史さんと若菜まりえさんによるトークセッションが行われました。
「冷凍貯金を活用すると、冷凍貯金3か条の時間、栄養、お金が貯まります。それによって心にもゆとりが生まれます」と西川さん。
若菜さんも「たくさんの冷凍貯金のレシピを作るようになって、時間に余裕のないときでも楽に料理ができて暮らしに余裕ができていることに気づきました」と冷凍貯金のメリットを語りました。

旭化成ホームプロダクツ,冷凍貯金ラボ
西川剛史さんと若菜まりえさんによるトークセッション

また普通の冷凍保存との違いについて、西川さんは次のように話しました。

「従来の冷凍保存は食材が余るから、腐らないようにと仕方なく冷凍する。冷凍貯金はそうではなく、前もって計画的に冷凍をすることです」

さらに冷凍貯金のコツとして、「買ってきたらすぐに下準備をして冷凍していただきたいと思います。こうすることで鮮度が保たれ、栄養もキープできます。また冷凍庫内は乾燥しているので、食材を密閉することがが必要。サランラップでしっかり食材を巻くことで、乾燥による劣化を防ぐことができます。冷凍用のジップロックもしっかり密閉できるので、長くおいしく保存することができます」とアドバイス。

若菜さんも、「サランラップやジップロックで小分けにして冷凍すると、庫内をスッキリ整理できます。密閉できるので、玉ねぎのようなにおいの強い食材でも、におい移りを防ぐことができます」とサランラップやジップロックを活用するメリットを語りました。

さっそくマネしたい! 冷凍貯金レシピ

最後に、若菜まりえさんが冷凍貯金のレシピを実演しました。
メニューは「レンジにおまかせ彩りスープ」「水漬けパスタであっという間にミートソーススパゲッティ」「食感チェンジ!厚揚げから揚げ」の3品。
ここでは冷凍することで食感が変わり、調味料をよく吸う厚揚げの特徴を活かした「食感チェンジ!厚揚げから揚げ」のレシピを紹介します。

食感チェンジ!厚揚げから揚げ

旭化成ホームプロダクツ,冷凍貯金ラボ
食感チェンジ! 厚揚げから揚げ

【材料】3人分
冷凍した厚揚げ……2枚(360g)
【A】しょうゆ……大さじ1
【A】酒……大さじ1
【A】おろしにんにく(チューブ)……3~4cm
【A】おろししょうが(チューブ)……3~4cm
小麦粉……大さじ3~4
サラダ油……大さじ4

【作り方】
(1)厚揚げは「サランラップ®」をはずして耐熱容器に入れ、「サランラップ®」でゆったりとふたをして、電子レンジ(500W)で約4分加熱し(途中で上下を返す)、冷たさの残る程度に解凍する。

(2)熱くないことを確認して、両手ではさみながら、水けを絞る。

(3)「ジップロック®ストックバッグ(L)」にAを合わせ、ちぎった(2)を入れてジッパーを閉め、全体になじませる。さらに小麦粉を加えて、再びジッパーを閉め、全体に粉をまぶす。

(4)フライパンにサラダ油を入れ、火をつける前に(3)を並べ入れる。中火にかけ、箸でときどき返しながら、全体にこんがりとよい焼き色がつくまで、揚げ焼きにする。


【冷凍貯金しておいた食材】厚揚げ
【材料】
厚揚げ(木綿)……2枚(360g)

【作り方】
(1)厚揚げは余分な油分があれば、キッチンペーパーでふき取り、1枚ずつ「サランラップ®」で包む。

(2)「ジップロック®フリーザーバッグ(M)」に入れ、なるべく空気を抜いてジッパーを閉め、冷凍保存。

まとめ

物価が高騰している今、まとめ買いをして保存ができる冷凍貯金は強い味方!計画的に冷凍することで、調理の手間を省いてよりおいしく食べることもできます。身近で使いやすいサランラップやジップロックを使った冷凍貯金ラボの今後の発信に注目していきたいですね。

【調査概要】
・調査方法:インターネット調査
・調査時期:2022年2月
・対象地域:全国
・対象者:「料理をほとんど毎日している」・「習慣的に食品の冷凍保存をしている」と回答した20代~60代の2,000人

(マイナビ子育て編集部)

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