辻希美さん手作りの恵方巻が「めっちゃ可愛い」! でも模様はトラじゃなくて鬼の……?
四児のママであるタレントの辻希美さんが、節分を控えてオリジナリティあふれる恵方巻の作り方をYouTubeで公開しています。
寅年の「トラ模様」だったはずが、実は鬼の……?
自宅のキッチンで「2022年の寅年にちなんだ恵方巻を作りたいと思います」と料理を始めた辻希美さん。海苔ではなく薄焼き卵で酢飯や具材を巻いた恵方巻を作るといい、薄焼き卵を「トラ」の毛皮模様にするようです。
まずは卵と練り胡麻を用意。少量の溶き卵とスプーン一杯の練り胡麻をかきまぜて、黒い液体をつくります。それを卵焼き用の長方形のフライパンに少しずつ落として、シマシマ模様になる部分を作成。その上から溶いた卵をそっと流し込み、シマシマ模様のついた薄焼き卵を作ります。
しかし一枚目はキレイな模様にならず、「滑っちゃう、どうしたらいいんだろう」「油をひいたらいけないのかも」と試行錯誤。油をひかずに2枚目に取りかかると、今度はイイ感じに! 辻さんも「めちゃめちゃ可愛い!」とテンション急上昇です。
油をひかないぐらいのほうが美しく焼けるとわかり、そのまま3枚目のトラ柄薄焼き卵も成功。「プロってきた!」と自信もついたところで、具材のサーモンとマグロ、シソ、きゅうり、甘い味付けのかんぴょうを用意します。周りを卵で巻くので、今回は卵焼きは入れません。
酢飯を作っている最中も、リビングからは子どもたちの元気な声がひっきりなし。辻さんは「日曜日だから静かな時間がないよー」と言いますが、「パパ!」「うるせー!」「うわーん!」とそのうち喧嘩が勃発しても「喧嘩よ喧嘩」と余裕たっぷりです。いつもの賑やかな光景なのでしょうね。
巻きすを使い、海苔の代わりに薄焼き卵で酢飯と具材を巻いていけば、重量感たっぷりの恵方巻が完成! しかしここで思いもかけない事実が判明します。
「えっ、トラ模様の向きが違う?」
横縞ではなく縦縞のほうがトラっぽさが出るとわかり、「いいやもう今年はキリン年だ」と開き直る辻さん。声だけ登場のパパ・杉浦太陽さんと喧々諤々のうちに「違うよトラじゃないよ! 私がやろうとしてたのそもそも鬼のパンツだから!」と言い出しました。えっ!?
「オープニングからずっとトラ柄と連呼していたけど、鬼のパンツ。鬼は~外の鬼だよ」
「だって寅年だから作ってるんじゃないもん私。豆まきの節分だからって作ってたんだから、鬼のパンツの柄なんだよ」
冒頭から思わぬ勘違いが炸裂していたようでした。ただ恵方巻の出来は完璧で、美しい断面図が美味しそう。コメント欄では「虎でもキリンでも鬼のパンツでも、こんな可愛い恵方巻き作れちゃう辻ちゃんすごいよっ!」「辻ちゃんの料理動画はマジで参考になる!難しすぎなくて、でも、子どもは絶対喜ぶメニューと見た目が良い!」と、喜ばれていました。
トラになりきった家族写真もカワイイ
恵方巻の食べ方にはルールがある?
実は節分が年に4回あるってご存じでしたか? もともと「季節を分ける」という意味の日で、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日が、それぞれ節分に当たります。現代では特に「立春」の前日を節分としてさまざまな行事を行っていて、今年の立春は2月4日なので、節分は2月3日になります。
節分に食べる恵方巻きは、七福神にちなんで7種類の具材を巻いて食べるのが一般的とされていますが、具材に決まりはないので好きな具材を巻いて美味しく食べちゃいましょう。ただ、恵方巻きの食べ方にはルールがあるといわれているので、一般的な作法を紹介します。
(1)その年の恵方を向いて食べる
恵方巻は、その年の福寿を司る歳徳神(としとくじん)がいる方角を向いて食べるものとされています。2022年の恵方は「北北西やや北」の方角。スマホのコンパス(方位磁石)アプリを使えば、簡単に方角がわかりますよ。
(2)黙って食べる
食べている最中にお喋りをしてしまうと運が逃げていくと考えられています。ただしこれは地域差があって、声を出して笑いながら食べるといいとされる地域も。
(3)一気に食べる
しかし……丸ごと一本を一気に食べるのはなかなか大変。頑張らないといけませんね。食べている途中で苦しくなったら、絶対に無理はしないでください。
(4)切り分けない
「縁が切れませんように」「幸福が途切れませんように」という意味の縁起かつぎだそう。
ただし、小さな子どもには丸ごと一本は食べられないでしょうし、切り分けずに食べて喉に詰まったら非常に危険です。食べやすいサイズに切り分けるなどして、思い思いに美味しく食べるのが一番です。