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2021年12月16日 11:20 更新

第二子妊娠中のあいのり桃さんが家族で温泉旅行を満喫! 妊娠中の温泉は大丈夫?

恋愛バラエティ番組『あいのり』(フジテレビ系)の元メンバーで人気ブロガーの桃さんが、初めて家族そろって温泉旅行に出かけたことをブログで報告。伊豆の老舗旅館に宿泊し、サウナや温泉を楽しんだと綴っています。

赤ちゃん連れで一泊二日の家族旅行

桃さん
出典: https://ameblo.jp
桃さんオフィシャルブログより

桃さんは先日、第二子を妊娠し安定期に入ったことを公表。今年5月に第一子・たろくん(愛称)を出産したばかりですが、産後2ヶ月で生理が再開、第二子の妊娠計画を始めて授かったそうです。

かねてよりサウナが好きだと公言している桃さん夫婦は、家族旅行の宿泊先にもサウナのある宿を選択。桃さんはブログで「こちらのお宿は、なんと、2020年サウナシュランの7位に選ばれた宿なのです」と紹介し、茶室のような造りのサウナが素敵だったと振り返りました。ただし妊娠中のサウナはよくないため、「嗜む程度」で上がったそうです。

夜は貸切風呂を予約していたそうで、「ここはベビーも一緒に入れるということで、たろくんと3人でいってきました」と、家族で楽しんだことを報告。「外はめちゃくちゃ寒いし、温泉の温度は熱めだったからたろくんの見たことのない表情がみれた。笑」と、貸切風呂でのたろくんのリアクションについて明かしています。

また、旅館は飲み物がオールインクルーシブ(※宿泊料金にすべて含まれていること)で、お酒や高級そうなアイスも充実。桃さんは妊娠中ということでソフトドリンクでしたが、「シャンパンとかワインもあったから、これお酒飲めたら最高すぎるよ? お酒飲めるようになったらまた絶対行きたいよ??」とおすすめしています。

ブログでは、旅館の客室の写真なども公開。夕食は個室でいただき、「ベビーベッドとハイチェアまで用意してくれていたのが超ありがたかったです…!!!!」と感謝を綴りました。赤ちゃんにもやさしい旅館で、良い家族旅行ができたようです。

お腹の赤ちゃんはぐんぐん成長中

出典: https://ameblo.jp
しょうさんオフィシャルブログより

妊娠中の温泉で注意したいこと

「妊娠中は温泉に入ってはダメ」という話を聞いたことはありませんか? 実は、これは昔の話です。

日本ではかつて「温泉法」という法律で、妊娠中(とくに初期と末期) の女性の温泉浴は「禁忌」とされていたのです。しかし、産後の沐浴に温泉を使っている大分県別府市の産科医などが「温泉が妊婦に良くない」という根拠はないとして、その理由を検証するように訴えました。結果、妊婦を温泉浴の禁忌症とする医学的根拠はないことがわかり、2014年の法改正で禁忌ではなくなりました。そのため、妊娠中でも温泉に入ることは可能です。

ただ、妊娠中は非妊娠時とは体の状態が大きく異なるため、注意が必要。

妊娠中は、出産のときに胎盤がはがれて出血することに備える体の自然な変化のひとつとして、血液が固まりやすくなっています。こうした傾向から、妊娠中に血管の中で血液が固まってしまうことがあり、結果として脳梗塞などの重大な病気が引き起こされる可能性があります。

長時間、温泉に入って発汗することで体が脱水状態に近づくと、血液の固まりやすさが助長されます。これを防ぐため、こまめに水分を補給するようにしてください。同様の理由から、サウナに入るのはやめましょう。

妊娠中は血圧が不安定になります。さらに入浴後は一時的に血圧が下がってのぼせるため、浴場や脱衣スペースで転倒するリスクが高まります。温泉施設は自宅の風呂よりも広く、場所に慣れていないため、普段よりも転びやすい環境ともいえます。加えて、おなかが大きくなってくると体の重心が偏るため、転倒しやすくなることも。

温泉施設に行ったときはできるだけマットなどが敷いてある滑りにくいスペースを歩き、入浴直後はすぐに立ち歩かず、しばらく座椅子などに座ってのぼせを覚ましてから動くようにしてください。万が一、転倒してしまったり、倒れたりしてしまってもすぐに見つけてもらえるよう、できれば一人ではなく家族や友人と入浴するようにしましょう。

また、冬の露天風呂や雪見風呂はとても風情があるものですが、外気温とお湯の温度の差が大きく、体感温度が急変するため、妊娠中は避けた方が無難です。食事のすぐ後や寒暖差の激しいときは入浴を避けてください。

(マイナビ子育て編集部)

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