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2021年07月24日 13:30 更新

スーパーでのかんしゃく、どう対処する?『自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』Vol.10

「すごい!」「ダメって言ったでしょ!」などの言葉が、親子関係や子どもの育ち方に影響するかも⁉ 『モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした、オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方叱り方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)より、3~12歳向けの具体的な言葉がけ例を紹介します。

【叱り方】スーパーでだだをこねるとき

叱り方 スーパーでだだをこねるとき
(イラストレーター:亀山鶴子/ブックデザイナー:西垂水敦・市川さつき(krran))
スーパーには子どもにとって魅惑的な商品がたくさん置いてあります。特に幼児の場合、ほしいものがすぐ手に入らないことを理解するのは難しく、フラストレーションを感じやすいため癇癪を起こすこともよくあることです。
スーパーに入る前にまず簡単にルール(予算内で一つだけ何かを買っていい、リストにあるものだけしか買わないなど)を説明しておきましょう。また、お買い物のお手伝いは子どもにとっては楽しいものです。買い物かごに商品を入れてもらったりと、積極的に子どもを巻き込んでみましょう。

こんな言い方もGOOD!

理由説明

リストのものを買って早く一緒におうちに帰れたら嬉しいんだけどな

書籍『自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』について

自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方
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(2021/5/12 時点)

「すごい!」「よくできたね!」「さすがお姉ちゃんだね!」
よかれと思って、そんなほめ方をしていませんか?

「ダメって言ったでしょ!」「早くしなさい!」「どうして約束が守れないの?」
しつけのために、そんな叱り方をしていませんか?

「ほめる」「叱る」の声かけ次第で、親子関係や子どもの育ち方に大きな影響が見られます。日本人に多いとされる「自己肯定感」の低い子どもは、謙遜文化による「ほめ不足」が原因ではなく、「非効率的なほめ方や叱り方」が原因かもしれないのです。
注目が集まっているプログレッシブ教育(進歩教育、オルタナティブ教育)の代表格である「モンテッソーリ」と近年最注目の「レッジョエミリア」を知り尽くしたオックスフォード児童発達学博士による、エビデンスに基づく最先端の教育メソッドをほめ方叱り方という「声かけ」に落とし込んだ画期的な子育てバイブルです。

(文:島村華子『自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)

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