
焼き肉のタレが生き返る! 冷蔵庫に眠る調味料四天王を使った激うまレシピ
食事づくりには欠かせない調味料や料理のたれ。でも、あるメニューを作るためだけに購入したものは、その後出番がなく冷蔵庫にそのまま放置……。そんなこと、ありませんか? 今回はそんな余りがちな調味料の活用法を紹介します。
こんにちは。ライフオーガナイザー®門傳(もんでん )奈々です。
それだけでメニューの味つけが決まる市販のたれや料理の素、そして調味料はごはん作りの強い味方ですよね。でも「ほかの使い道がない」「使用頻度が少ない」などの理由で、使い切らないまま消費期限を迎えてはいませんか。
今回は、そのような余りがちな調味料の中から「焼肉のタレ」「柚子胡椒」「カレー粉」「ドレッシング」のアレンジレシピを紹介します。
焼肉のタレ
おうち焼肉の際に欠かせない焼肉のタレ。野菜や調味料がミックスされているので、味に深みとコクがあります。このタレ自体に味がしっかりついているので、食材はあっさりとしたものを合わせるといいでしょう。
野菜炒めの味つけに使ったり、チャーハンに加えてもいいですね。ナスとひき肉を炒めたものに加えると、麻婆茄子風にもなりますよ。
今回は野菜炒めに焼肉のタレを活用したレシピを紹介します。このレシピは、家族にも「ご飯が進む!」と好評です。
焼肉のタレは、意外とめんつゆとも相性がいいので、ほんの少しだけ余ってしまった時はめんつゆと合わせて味つけに使うのもおすすめですよ♪

【材料】
野菜(なす、もやし、ピーマン、玉ねぎなどお好みで)……約400g
豚肉……200g
焼肉のタレ……大さじ5
【作り方】
① サラダ油で野菜を炒める
② 肉を加えて肉の色が変わるまで炒める
③ 焼肉のタレを加えて、肉と野菜の全体にタレが絡んだら出来上がり
カレー粉

カレー粉も余りがちなスパイスのひとつですね。カレー粉の消費のコツは、ほかの食材と混ぜること。マヨネーズと混ぜてディップにして野菜をつけて食べたり、また塩と合わせて「カレー塩」にすると揚げ物によく合います。カレー粉は、少しの分量だけでもしっかりとカレーの風味がつくので、様子を見ながら分量を調整しましょう。
こちらでご紹介するのは、イワシの水煮缶を使用したカレーフリットのレシピです。やさしいカレー味で、子どもにも食べやすい一品ですよ。

【材料】
イワシ缶(サバなど他の魚でもOK)……1缶(150g)
片栗粉……大さじ4
カレー粉……大さじ1/2
【作り方】
① ザルなどで水煮缶の水分をきる
② ビニール袋に片栗粉とカレー粉を入れ、合わせておく
③ 水分がきれた①を②に入れ、衣をつける
④ 170℃の油でこんがりするくらいまで揚げる
柚子胡椒

鍋の季節が過ぎると、出番が減ってしまう柚子胡椒。
ピリッとした辛味と柚子の酸味には、意外な使い道があります。それは、マヨネーズと合わせたり、オリーブオイルと酢と合わせてドレッシングにしてしまうこと! 野菜だけでなく、肉や魚にも合う万能ソースに変身してくれますよ。
柚子マヨディップ
【材料】
柚子胡椒……大さじ1/2
マヨネーズ……大さじ1

柚子胡椒のドレッシング
【材料】
柚子胡椒……小さじ1
オリーブオイル……大さじ1
お酢……小さじ1/2
塩……少々

ドレッシング

ドレッシングもサラダにかける以外の使い道が思い浮かびにくいですが、意外とアレンジがきくんですよ。
「ドレッシングを火にかける」という感覚は、あまり馴染みがないかもしれませんが、ドレッシングに漬け込んだ肉を焼いたり、炒め物のソースにしてみると意外なおいしさが楽しめます。
たとえば、豚肉のごまドレ炒めなんてどうでしょう?

【材料】
豚肉……約200g
玉ねぎ大……1/2個
ごまドレッシング……大さじ2〜3
サラダ油……大さじ1
【作り方】
① サラダ油を熱したフライパンで玉ねぎ、豚肉を炒める
② ①に火が通ったら、ドレッシングを絡める
まとめ
手元にあると安心なたれや調味料などは、目的の料理を作ってしまうと満足して、残りを使い切らないうちに消費期限を迎えてしまうことがよくあります。
食材を使い切る意識を持って、タレ、調味料を活用するレシピを検索したり、買い物の際に「このたれ、調味料は本当に必要かな」など一旦考えてから購入するクセをつけたいですね。