おすすめ補助便座15選|お手入れカンタン&使い勝手が良いものをタイプ別に紹介
そろそろオムツ卒業間近でしょうか。いよいよトイレトレーニングの始まりですね。そこで必要になるのが「補助便座」。子どものお尻にフィットする座り心地の良いものであることはもちろん、お手入れが楽で、子どもでも簡単に設置できるタイプを購入したいものです。本記事ではおすすめの補助便座10選と、あると便利な補助用具をご紹介します。
トイレトレーニングに補助便座がおすすめ!の理由
トイレトレーニングを始める目安は、一人でしっかり歩けるようになり、おしっこの間隔が空いてきた2歳前後と言われています。とはいえ個人差が大きいので、子供の様子を見ながら始める時期を考えましょう。
今回は、トイレトレーニングを始めるにあたり『補助便座』について詳しく解説します。なぜ"おまるではなく補助便座をおすすめする"のかについて述べていきます。
おまるより断然お手入れが楽
家庭の洋式トイレで補助便座を使えば、排泄物は普通に流せますし、便器を洗う必要もありません。
しかし、おまるは小さな便器なので、使用するたびに排泄物の処理や便器の掃除をしなくてはなりません。回数が多ければ多いほど、ママパパの手間がかかります。
お手入れが楽なのは断然補助便座です。
トイレで排泄する習慣づけ
おまるは子供が好きな場所で排泄ができるため、リラックスしてできます。しかし最終的には絶対にトイレですることになるので、おまるを卒業した後にトイレの便座でする練習を開始しなければなりません。トイレトレーニングが二度手間になる可能性が高いです。
ですので、最初から補助便座を用いてトイレでする習慣を付けておいた方が、子どももママパパも楽なのではないかと思います。
通常便座へ移行しやすい
体が小さなうちは洋式トイレの上に補助便座を乗せて排泄しますが、子供の体が大きくなってくれば、お尻がすっぽり便器に入ってしまうこともなくなります。また、身長が伸びた男の子がおしっこをするときは補助便座を置かずに立ってするようになります。補助便座から通常便座への移行がスムーズにできますね。
補助便座には4種類ある
補助便座には大きく分けて4種類のタイプがあります。それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
乗せるだけタイプ
洋式トイレの便座の上に補助便座を乗せるだけ。メリットは次の通りです。
◎使うときだけ乗せればOK、軽いので幼児でも簡単に扱える
◎手入れがしやすい
◎長く使える
◎場所を取らない
便座を洗うのが非常に楽なタイプなので、ママパパの負担が少なくて済むでしょう。
乗せるだけハンドル付きタイプ
乗せるだけタイプの補助便座にハンドルが付いているタイプです。座ったときに子供が掴まれるので、次に挙げたようなメリットがあります。
◎踏ん張りやすい
◎安定感がある
◎トイトレが楽しいと感じやすい
ハンドル部分にお気に入りのキャラクターが付いていると、子どもは喜んで座ってくれる可能性が高くなります。
ステップ付きタイプ
購入時にステップ台もセットになっているタイプです。身長が低い幼児は、ステップ(踏み台)がないと便座をまたぐことができません。他のタイプだと別売りのステップを購入することになります。
◎ステップは取り外し可能
◎本体を折りたためるので場所を取らない
身長が伸びて普通にまたぐことができるようになったら、付属のステップは取り外せばOK。
携帯できるタイプ
折りたたむことができるので、携帯用として重宝します。
◎丸洗いできるので手入れが簡単
◎折りたたみ式なので持ち運び楽々
◎外出先でもトイトレが可能
ササっと取り出して便座の上に置けばOKなので、トイレトレーニング中の外出に使えて便利。丸洗いできる点もポイント高いですね。
お手入れ簡単な補助便座【乗せるだけタイプ】のおすすめ商品
乗せるだけタイプの商品を5点ご紹介します。通常の便器の上に補助便座を乗せるだけなので、大人はもちろん、子供でも取り扱いが簡単です。
Hiveseen『幼児用便座 ベビー補助便座』
座面クッションがフカフカで座り心地が良く、お尻が冷たいと感じることもなく、長時間座っていても痛くなりにくいです。背もたれも付いています。また、前部分には飛び散り防止のガードが付いているので、男の子でも安心。
TOTO『幼児用補助便座』
余計なものは一切付いていないシンプルなデザイン。「さすがTOTO製品、ガタつかない」と高評価を得ています。丸洗い可能なカバーが付いているのでお尻も冷たくありません。
Richell『ソフト補助便座』
隙間や凹凸がなく、簡単に丸洗いができます。常に清潔にしておきたい方にはぴったりです。また、便座にサッと置けるタイプなので、慌ててトイレに行くときも失敗が少ないでしょう。お尻の部分がつながっていないため、お尻を拭いてあげるときも楽です。
Richell『ポッティス 補助便座』
大きく股を広げることなく、自然な体勢で座れます。両脇に付いているグリップは、成長に応じて外すことが可能。補助便座を卒業して通常便座への移行がしやすいでしょう。
ベビービョルン『トイレットトレーナー』
通常便座にぴったりフィットさせるための調節ダイヤルが付いています。ぐらつく恐れがなくなるので安心。スタンドなどに掛けられるフックが付いているため、床に直置きせずに吊るせて衛生的です。
安定感抜群な補助便座【乗せるだけハンドル付きタイプ】のおすすめ商品
【乗せるだけハンドル付きタイプ】のおすすめ商品を4点ご紹介します。
Comibi『ベビーレーベル補助便座』
ベビー用品メーカー大手のコンビが販売しているだけあって、子供の体にフィットしやすい形状の補助便座です。取っ手が握りやすい設計なので、座ったときの安定感が抜群。成長に応じて取っ手部分だけ外せます。
永和『取っ手付き補助便座グレー』
シンプルなデザインなので、キャラクターものを敬遠したい人向け(子供によってはキャラもので気が散ってしまいトイトレが進みにくくなるそうです)。汚れたら丸洗いが可能だからお手入れ楽々です。取っ手部分はネジ式で簡単に取り外し可能。カラーは2色展開(オレンジ・グレー)です。
パイロットインキ『アヒル隊長補助便座』
子供が喜んで座ってくれると評判の、アヒル隊長補助便座。かわいいですよね。アヒル隊長の部分だけ取り外しが可能なので、成長に応じて取っ手なし便座としても使えます。
アガツマ『アンパンマン 2WAY補助便座 おしゃべり付き』
トイトレを拒否する子供や、トイレに入ること自体怖がる子供の救世主。アンパンマンがおしゃべりしたり、メロディーが流れたりします。アンパンマンの向きを子供が座る方に変えられるのも嬉しいポイントです。
はじめからステップが付いている補助便座【ステップ付きタイプ】
【ステップ付きタイプ】のおすすめ商品を3点ご紹介します。購入時にステップ台が付属として付いているため、別売りでステップ台を買う必要がありません。ステップ台が付いていれば、子供が一人で乗り降りできます。
GAOAG『ステップ式補助便座』
子供が握りやすい丸みを帯びたハンドルで、お尻部分のクッションがフカフカで座り心地抜群です。組み立ては5~10分ほどでできます。スッキリしたデザインでカラーは4色展開(グレー・ブルー・グリーン・ライトピンク)。
Sozzby『折りたたみ 幼児用便座』
子供の成長に応じて、ステップ台は2段階に調整可能。クッション性に優れた安定感のある便座です。組み立ても折りたたみ時も簡単。カラーは2色展開(ピンク・ブルー)。
GrowthPic『ステップ式トイレトレーナー』
幅が広めのステップ台が付いています。足置きとしても安定感ばっちり。成長に合わせて高さの微調整が可能です。使わないときは折りたたんで置いておけるので場所を取りません。
外出先でもサッと取り出して使用可【携帯できるタイプ】
【携帯できるタイプ】のおすすめ商品を3点ご紹介します。外出先でも衛生的な状態を保て、トイトレを中断しなくて済むのが魅力的ですよね。
トイトレに励む子供の中には外出先の補助便座を嫌がる子もいて、そのようなアクシデントでせっかく順調だったトイトレが後進してしまうこともあるからです。万が一に備え、コンパクトに折りたためるタイプを携帯しておくと良いかもしれません。
LINXAS『折りたたみ式 お子さま用補助便座』
さまざまなサイズの通常便座に適合します。4つに折りたたむことができる形状。専用の袋に入れて持ち運べば、外出先でもトイトレが可能です。カラーは3色展開(ブルー・イエロー・ピンク)。
Xamtoon『折りたたみ 子供用 幼児用便座』
取っ手や飛び散り防止は付いていませんが、計量設計で携帯しやすいのが特徴。鼻歌を口ずさんでいるようなかわいらしいくまちゃんのデザインは、子供も喜びそうです。カラーは3色展開(ピンク・ブルー・イエロー)。
サンコー『折りたたみ式補助便座』
4つに折りたためる本体の他に、収納袋と洗える吸着シートが付いています。吸着シートを付けたまま折りたためる優れもの。使用するたびに付けたり取り外しとなると面倒なので、これはありがたいですね。
「あると便利」なプラスワン補助用具・お助けグッズ
最後に、「あると便利」な補助用具・お助けグッズをご紹介します。補助用具については、購入しようとする補助便座のタイプにプラスして必要かどうかをよく検討してくださいね。
ステップ台
身長が足りず自分で便座にまたがることのできない子どもには、ステップ台(踏み台)を置いてあげましょう。トイレのたびにママパパが抱っこして座らせるのも大変ですので、あると便利ですよ。
補助便座スタンド
補助便座を床に直置きすること、壁に立て掛けることに抵抗があるならば、こちらの商品をおすすめします。
飛び散り防止パット
男の子は、立ってしても座ってしても、おしっこが飛び散ってしまいますので覚悟してください。飛び散り防止パットを便座に装着しておくと、少しお掃除が楽になるのであった方が良いかもしれません。ただし、こちらの商品はトイレに流せません。
トイトレご褒美シール
「シールくらいでトイトレが進むわけない」と侮るなかれ。子供はご褒美シールが大好きなんです。こちらの台紙の裏面は、子供の名前と、頑張ったことを書込みできる表彰状になっています。トイトレだけではなく、はみがきやお片付けなどに使っても良いでしょう。
人気絶大のアンパンマンキャラクターが子供を応援してくれますよ!
まとめ
以上、おすすめ補助便座の特集記事をお届けしました。
トイレトレーニングは焦らず根気が必要です。子供が機嫌よく座り、排泄がしやすいものを選ぶことが重要ポイントです。また、ライフスタイルに応じて、ママパパの負担を軽減できるタイプを選ぶようにしてくださいね。
トイレトレーニングがうまくいくように祈っています!
(文:マイナビ子育て編集部)