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働く女性の恋愛と幸せな人生のガイド

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働く女性こそ知っておきたい!オンナのカラダ研究室

仕事もプライベートも充実している働く女子たち。「結婚の予定はないけれど、いつか私もママに……」と理想を描いている方も多いのでは? でも、その"いつか"を迎えるカラダの準備は、現在しっかりと意識して行なえていますか? 毎月の生理痛や生理不順など、女子にとって婦人科系の悩みは切っても切り離せないもの。だからこそ、不安や症状を相談できるかかりつけ医は、働く女性にとって心強いパートナーなのです。現代女性を取り巻く病気リスクやかかりつけ医を見つけるポイント、婦人科検診などについて、婦人科医にお聞きしました!

※医療用語では「生理」を「月経」と言います。
ここでは「生理」と「月経」の二つの言葉を使っていますが、どちらも同じ意味で採用しています。

自分のからだをきちんと理解してる?現代女性は、子宮も頑張りすぎ! 時代で変わるライフスタイルとカラダ

自分のからだをきちんと理解してる?現代女性は、子宮や卵巣も頑張りすぎ! 時代で変わるライフスタイルとカラダ

仕事にも恋愛にも趣味にも全力な働く女子。でもちょっと待って! 実は"子宮"や"卵巣"も頑張りすぎかもしれません。女性の活躍がクローズアップされる一方で、晩婚・晩産・少子化が進む現代、女性のカラダを取り巻く状況は昔と比べてどうやら大きく変わってきているのだとか。意外と知られていない、女性のライフスタイルとカラダとの関係について、婦人科の先生に聞きました!

塚田訓子先生

アトラスレディースクリニック院長。1999年に旭川医科大学医学部を卒業。札幌医科大学附属病院産婦人科、関連病院勤務を経て、紫明女子学院にて医務課長に。とまこまいレディースクリニック医長、レディースクリニックぬまのはた医長として経験を積む。2010年にアトラスレディースクリニックを開院。

昔と比べて生理回数は9~10倍!子宮や卵巣が働きすぎると、病気リスクも高まる

早婚で、5人以上の子どもを産むことが当たり前だった昔の女性は、一生のうちに月経が約50回しかありませんでした。現代の女性は晩婚で、2~3人産んだとしても約450回以上の月経があり、その差は9~10倍もあるんです! 排卵は妊娠のためになくてはならない機能ですが、排卵や月経の回数が多くなることで、子宮内膜症や卵巣がんなどのリスクも高まるんですよ。

仕事やプライベートのストレス、ダイエットで 生理不順やPMSなどに悩む女子が多い!

クリニックには20~30代の患者さんが多く、月経痛や月経不順、PMS(月経前症候群)などの症状が現れてから来られる方がほとんどです。例えばPMSはホルモンバランスの変動などが原因と言われますが、その背景には仕事やプライベートでのストレスなども大きくかかわっているんです。
また、過度なダイエットや痩せすぎで月経が止まってしまう女性も多く、将来の妊娠にも影響してきます。反対に太り過ぎの方は、脂肪から分泌されるホルモンの変化により排卵が起こりにくくなるケースもあるので、バランスのよい食生活も大切です。

その生理痛、放っておくのは危険!子宮内膜症のサインかもしれません

「生理は痛くて当たり前」「生理痛で婦人科に行くなんて……」と思っていませんか? 実は重い月経痛や、排便時や性交時の痛みなどは、子宮内膜症の主な症状でもあります。最近の研究では、痛いまま我慢し続けることでより痛みが強くなり、子宮内膜症の原因につながるという報告も出てきました。「薬を飲み続けると効きづらくなる」のではなく、痛みがひどくなっているから薬が効きづらくなっているのですね。症状が進行している可能性もありますので、月経痛があれば、一度婦人科に相談してみましょう。子宮内膜症は不妊症の原因にもなりますし、月経痛の無い人でも子宮内膜症にかかる可能性があるので、注意が必要です!

子宮内膜症とは、子宮の内側にある内膜と似た組織が、
子宮以外の場所(卵巣、腹膜など)にできてしまう病気。月経の周期に合わせて増殖、剥離を繰り返します。

マンガで知る!子宮内膜症ってどんな病気?

「この痛み、大丈夫なの?」わからないからこそ、「痛みノート」で痛さを数値化してみよう!

子宮内膜症のできやすいところ

Q.婦人科系のカラダの悩みや相談は 誰にすることが多いですか?

Q
婦人科系のカラダの悩みや相談は誰にすることが多いですか?

Q.婦人科系のカラダの悩みや相談は 誰にすることが多いですか?

Q
婦人科へはどのくらいの頻度で行きますか?

Q.婦人科へはどのくらいの頻度で 行きますか?

Q
カラダのことを相談相手に相談した際に、不満や不安を感じたことは?

母や祖母に相談すると情報が古くて参考にならないことがあった
(25歳/学校・教育関連)

母は生理痛が全くない人だったので、私が苦しんで寝込んでいてもなかなか本当だと信じてもらえず、悲しい思いをした(27歳/金属・鉄鋼・化学)

母に相談すると眉唾レベルの民間療法しか薦めてこないので相談しなくなった
(30歳/主婦)

友人に相談しても、生理痛の痛みは個人の感覚なのでうまく伝わらない
(31歳/情報・IT)

<マイナビウーマン アンケート 2015年5月 22~39歳の女性300名>

かかりつけ医がいるから、いつでも安心 わたしを理解してくれる人生の大切なパートナー

生理痛はガマンしないで!もしかしたら病気のサインかも?

Doctor's Point

「生理痛があるのは仕方がない」と思っている母親世代、「婦人科は子どもを産むための場所だから、妊娠以外では行ってはいけない」と思っている祖母世代など、身近な家族に相談してみて世代間のギャップを感じることもあるでしょう。排卵回数の増加による病気リスクや、月経痛に対する認識の違いだけでなく、若くして妊娠するとキャリアが形成しづらく、キャリアを優先すると望む通りの出産ができるか不安といった現代ならではのライフスタイルの変化なども、現代の女性は考慮しなくてはなりません。

そんな中、働く女性ができるのは、妊娠・出産を迎える将来に備えて、"今、病気にならない"こと。そのためには、月経痛の有無にかかわらず、1年に1回の婦人科検診をおすすめします。婦人科は、女性であれば誰でも、いつでも訪れることのできる場所。不妊の原因になりうる子宮内膜症などの検査など、カラダのことだけでなく、メンタル面などの不安も吐き出せるところです。一生にわたって相談できるパートナー=かかりつけ医がいるのは、とても心強いと思いませんか? 

「もしかして、子宮内膜症かも?」まずはセルフチェックしてみましょう

その痛み、一人で悩んでいませんか? 持田製薬の子宮内膜症の情報サイトには、痛みや症状などのセルフチェックや、子宮内膜症に関するQ&A、治療方法など、女性が抱える悩みや不安の解消につながるヒントがたくさんあります。将来のためにできることを、今から始めてみましょう!

子宮内膜症について、もっと詳しく知りたい! 持田製薬の子宮内膜症の情報サイト

あなたに合うかかりつけの病院・医院を見つけよう

つらい生理痛の相談、婦人科検診などが受診できる病院・医院を探してみませんか? こちらの病院・医院検索サービスには全国16万件の病院情報があるため、ライフスタイルやお住まい・勤務先の場所に合った病院・医院がきっと見つかります。
※検診の内容・詳細については受診先の病院・医院に確認してください。

病院・医院検索サービスはこちら

vol.1 現代女性は生理回数が9~10倍? こんなに違う、今と昔の病気リスク
vol.2 婦人科、どうやって選んでる?  "私のかかりつけ医"探し
vol.3 これなら行きやすいかも? 婦人科検診のキッカケづくり

生理痛が 気になる方は 要チェック!「子宮内膜症」サイトへ

正しく知りましょう子宮内膜症とは

かかりつけを見つけましょう 病院検索

マンガで解説!マンガ コンテンツレポート

痛みには相談方法があります。「痛みノート」

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