キャニスター型掃除機がジワジワきてる? 人気再熱の理由と最新機能
ここ数年はコードを気にせず、手軽に掃除できるスティックタイプの掃除機が人気でした。ところが最近、家中の掃除にじっくり取り組めるキャニスタータイプのものが再び注目を集めているようです。そこで今回は、キャニスター型掃除機の人気が再熱している理由について解説。最新機能別におすすめのモデルとあわせてご紹介します。
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キャニスター型掃除機が人気の理由
吸引力が高め
キャニスター型掃除機が再び人気を集めている理由は、なんといっても吸引力の高さにあります。スティックタイプの掃除機と比べてダストカップの容量が大きいため、しっかり吸い上げてくれるのです。そのため、小さな塵も逃さずキチンと掃除ができます。
使用感が軽い
かつてキャニスター型掃除機というと、重くて取り扱いが大変なイメージがありましたが、最近では軽い使用感も魅力になっています。
手軽な掃除機というとスティックタイプを思い浮かべます。ところがダストカップやヘッドなど、すべての機能を一箇所に集めているため、スティックタイプのほうがかえって重く感じることも。
モーターなど重たい本体を持ちあげる必要がない、キャニスター型の使用感が見直されているというわけです。
サイクロン式も選べる
掃除機は紙パック式とサイクロン式とに大別することができ、どちらもキャニスター型がラインナップされています。
本体にセットした紙パックに吸い込んだゴミをためるのが紙パック式です。1カ月~2カ月ほど続けて使用できますが、ゴミが増えるにつれて吸引量が低下してしまいます。
これに対して、遠心力のパワーを使って、ゴミと空気を分離する機能を備えているのがサイクロン式です。紙パックを使用しないため維持費がかからず、吸引力が衰えにくいのが利点。ただし、ゴミを捨てる際は、ホコリや塵が飛散しないよう注意しなくてはなりません。
コードレスも選べる
本体を片手に、ヘッド部分をもう片方の手に持って、階段を含め家中どこでも移動しながら掃除することが可能です。長いものだと45分くらい連続して運転することができます。
キャニスター型掃除機はヘッドが重要!?
ヘッドは2種類
キャニスター型掃除機を選ぶ際にポイントとなるのがヘッドです。キャニスター型掃除機のヘッドには、「モーターヘッド」と「タービンヘッド」があります。
「モーターヘッド」は、モーターがブラシを回転させるのが特徴。吸引力に優れ、フローリングはもちろん、カーペットなどでもいい仕事をしてくれます。
対して「タービンヘッド」は、風力を使ってブラシを回転させます。どちらかというとフローリング向きとされており、カーペットなどに絡みついた塵やホコリを取るのには、あまり向いていません。
ヘッド選びのポイント
主にフローリングとカーペット、どちらの掃除に使うことが多いかでヘッドを決めるとよいでしょう。フローリングが中心なら「タービンヘッド」で十分。カーペットの掃除に使いたいなら、パワフルな「モーターヘッド」がおすすめです。
価格で選ぶという手もあります。「モーターヘッド」よりも「タービンヘッド」のほうが価格は低めです。
使いやすいさを重視するなら「タービンヘッド」。ヘッド部分が軽いため、長時間使っていても疲れにくいです。
キャニスター型掃除機の最新機能は?
軽量タイプ
軽さで選ぶなら、パナソニックの「Jコンセプト MC-JP500G」がおすすめ。ホースや延長管、軽量モーターを採用するなど、パーツを徹底的に軽量化していて、総重量は2.0キログラム。実にペットボトル1本分(2リットル)という圧倒的な軽さを実現しています。そのほか、アイドリングオフやLEDナビライトなどの機能も充実。
パワフルタイプ
パワーを優先するなら、ダイソンの「Ball Turbinehead CY25 TH COM」がイチオシです。コンパクトな「ダイソンデジタルモーターV4」を搭載していて、とても小型なのに強力なパワーを発揮します。
パワフルだからといって重いと思ったら大間違い。本体重量はおよそ2.72キログラム。キャニスター型としては、かなり軽量な部類です。
排気クリーンタイプ
排気のクリーンさで選ぶならシャープの「EC-NX500」がおすすめです。小型サイクロンを搭載したことで、ゴミと空気を徹底的に分離。さらに高濃度プラズマクラスターがフィルターの汚れを検知するから、排気がとってもクリーンに。3.4キログラムと重量もまずまずで扱いやすい。
まとめ
このところ人気が再熱しているキャニスター型掃除機。軽量さやパワフルさ、クリーンな排気など、魅力的な機能を備えたモデルが勢揃いしています。お店で重さや使い勝手を試しながら、選んでみてくださいね。
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