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2018年11月30日 19:31 更新

掃除をサボると危険!? 意外と知らない洗濯機の掃除方法

洗濯機が多機能になるにつれて、掃除する箇所も増えてきましたよね。特にドラム式洗濯機になって、今までの洗濯機とは違う掃除の仕方に戸惑いを感じる方も多いかもしれません。でも放置しておくと故障の原因にも……。では、どんなトラブルが起きやすいのか、そしてどんな掃除をすればいいかご紹介します。

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こんにちは、ライフオーガナイザー®︎松谷麻子です。

洗濯機は毎日使うご家庭が多いかと思います。けれどもその分、服の繊維やホコリなど、毎回それなりにゴミも出て洗濯機にはどんどん溜まっていきます。そして、洗濯機は掃除をする必要が出てきますが、正直めんどくさいですよね。

ですが、放置すると洗濯機の故障を招く原因に! 今回はドラム式洗濯乾燥機を例にとって、掃除のコツをご紹介します。

大型・多機能になって増えた掃除って?

Lazy dummy
一昔前の洗濯機には乾燥機能などはついていませんでした。そのため、その時代(!?)のお手入れは、洗濯槽の黒カビ対策や洗濯ネットに溜まったゴミを捨てるくらいしかなかったような気がします。

ドラム式洗濯乾燥機が出現し、実際に購入してみて、洗濯機の掃除をする場所が多いことに驚きました。乾燥までしっかりと仕上げてくれる一方で、機械を使って乾かすためには、それなりに洗濯機を綺麗に維持する必要があります。

さらに、黒カビ以外にも、日々の掃除を怠ると困ることが出てくることを知ったのです。

そこで今回は大きな故障につながりやすいトラブルや、定期的にできる自宅でのケアについてまとめてみました。

掃除を怠ると起こる洗濯機のトラブル

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洗濯機の掃除を怠ると、次のようなトラブルが起きます。
・洗濯槽に黒カビ発生
・排水溝のつまり
・乾燥時間が余計にかかる
・乾きが悪い
・臭い
などなど……。

そして、それらを放置しておくと洗濯機に負担がかかり、最悪は故障する原因にもなってしまいます。

洗濯機の各部位のお掃除法

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ひと言で洗濯機といっても、各部によって掃除方法は異なります。それぞれの場所ごとに、効果的な掃除方法をご紹介します。

まずは各部名称を知ろう

出典: https://cs.sharp.co.jp

各部名称もおさらいをしましょう。これが全てではありませんが、

・乾燥フィルター
・洗剤ケース
・ドアパッキン
・糸くずフィルター
・洗濯槽

洗濯機本体ではありませんが
・排水口

が特に掃除をしておくべき箇所になります。

乾燥フィルター

乾燥をするときに生じる小さな埃やチリを、ここのフィルターでキャッチします。ここが詰まってしまうと、乾燥時間が長くなったり、乾きが悪くなったり、洗濯機にも余計な負荷がかかります。
また衣類に埃が逆戻りする原因にも。

メーカー側の説明では「都度お手入れ」となっていますが、定期的にお掃除するように警告が出る機種もありますので、そのタイミングでお掃除をするのも良いかもしれません。

掃除は軽く埃をぬぐい、細かい目に入ったものは歯ブラシなどでとったり、定期的に水で洗ったりすると良いですよ!

また本体側も乾燥フィルター内も、埃がたまっている場合があります。備品で象の鼻のようなホースがあるかと思いますので、このホースを掃除機にセットし、奥までしっかり埃を取り除きましょう。(我が家は日立製、こちらの写真は手前の入り口部分の部品を取り外して入れやすくしています。※自己責任にてお願いします)

糸くずフィルター

糸くずフィルターは、縦型洗濯機でいう糸くず(くず取り)ネットと呼ばれるものです。

こちらも掃除を怠ると排水が悪くなり、洗濯時間が長くなったり、最悪排水できずに逆流なんてこともあるかもしれません。細かい網目があって掃除が面倒な部分。専用のフィルターなども販売されていますので、交換式にして掃除の手間を時短するのもいいかと思います。

また、糸くずフィルターをはめ込む本体部分も汚れやすいところですので、フィルターを掃除するときに一緒に汚れを落として綺麗にしましょう。

洗剤ケース

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液体洗剤、粉石鹸、柔軟剤などが溶けずに残ることが稀にあります。そうなると、水が流れず溢れてしまうことも……。またカビが発生しやすいところでもあります。

取り外しできることが多いので、詰まりの原因とならないように定期的に水洗いすると良いでしょう。

ドアパッキン

ドアパッキンの裏には排水口が隠れています。そこに大きなゴミや糸くずが残ることがありますので、毎回気をつけて取り除きましょう。

また、乾燥するとパッキンには埃がこびり付きます。毎回こちらを取り除かないと洗濯物に埃がついてしまうので、しっかりと取り除きたい箇所です。

いろいろなタイプのものを試しましたが、私が好んで使っているのはこちらのドライシートです。
凸凹面がしっかりと埃をキャッチしてくれます。

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洗濯槽

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どんな洗濯機においても、洗濯槽の黒カビ問題は切っても切れない問題ですよね。

できてしまった黒カビが、ひじきのようになって洗濯物につかないように、定期的に市販されている洗濯槽クリーナーなどを使って、槽洗浄コースでお手入れしましょう。

排水口

洗濯機のさまざまなフィルターがあるにもかかわらず、それらをくぐり抜ける細かいカス達が溜まっていくのが排水口。こちらを放置すると、ある日突然洗濯機の下が水浸し……なんてことが起こりうるかもしれません。

また水が常に溜まっているところなので、水垢やぬめりも繁殖しやすく臭いもしますので、できるだけ他のところと同じようなタイミングで、外して掃除するといいと思います。ここは特に軽い汚れのうちに掃除したい、そんな場所のひとつです。

外せる部品はオキシ漬けが便利

ご紹介した各部は、取り外しな可能な部品が多くあります。一つ一つ丁寧に掃除するのももちろんですが、ぬるま湯にオキシクリーン、もしくは酸素系漂白剤を溶かし、漬けおきする「オキシ漬け」をすると、全ての部品を一気に綺麗に仕上げることができますよ!

一緒に汲み取りホースの先も漬けています。

まとめ

こう見ると、洗濯機一つを掃除する箇所がたくさんあることを改めて感じます。それぞれ掃除を怠ると、洗濯しても埃が残ってしまったり、乾燥に時間がかかったりするだけでなく、水漏れや故障の原因にも。

最近は、機能が増えて洗濯機もだいぶ高価なものになりました。そんな洗濯機を長く使うためにも、定期的なお手入れは欠かさないようにしましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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