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2021年02月03日 18:30 更新

不倫LINEの本当にあった怖い話。探偵社相談員は見た! セキララ内容で浮気バレ、不倫メッセージを娘に誤爆、など……

不倫相手とLINEでメッセージを送りあっていることは本当に多いもの。なかにはかなり赤裸々な内容や写真が飛び交っていることもある、と、探偵社で相談員を務める「浮気のプロ」泉谷美奈子さんはいいます。LINEがきっかけの浮気相談を受けることも多い立場から、不倫相手とのLINEにはどのようなものがあるのか、不倫の証拠をLINE

LINEメッセージには不倫の証拠だらけ

不倫LINE本当にあった話をマンガに

不倫相手とのやり取りに多く使われているLINE。

初めのうちはこまめにトーク履歴を削除したりしていても、だんだん気が緩み、無防備に…

ここ数年、パートナーのLINEから不倫を見抜いたり、疑うきっかけになったというご相談者様が、男女を問わず急増しています。


今回は、探偵社の相談員として、これまで拝見してきた驚愕の不相手とのLINEメッセージのやり取りや、証拠を獲得した経緯などをご紹介していきます。ただし、プライバシー保護のため、一部、脚色を加えていることをご了承ください。

LINEだからこそ大胆になることも

これまで私が拝見してきた不倫関係を匂わせるLINEのやり取りですが、仕事関係を装った巧妙なものから、信じがたいほどギョッとするような大胆な発言をしているものまでさまざまです。

なかには、かなり赤裸々な写真を交換していた、不倫の事実は確定!もはや言い訳の余地なし!といったケースもありました。

不倫関係に陥った二人は、「絶対にバレてはいけない関係」という状況下から、気持ちが高ぶり、毎日会えないもどかしさから、大胆な発言や行動に出るのかもしれません。

実録! 本当にあった不倫LINEメッセージ

・自分のキャラではないLINEスタンプを購入するようになった
・肌身離さずスマホを持ち歩いて頻繁にLINEしている
・ポップアップメッセージや通知音をオフに設定した

このように些細なきっかけから、パートナーの不倫を疑った方も多いのですが、意図せず不倫の証拠を発見してしまったという方も少なくありません。

ご相談者様からうかがった、本当にあったLINEから不倫が発覚した実例をお伝えします。

子どもが夫のスマホでゲームをしているのをやめさせようとして

子どもが夫のスマホでゲームをしているのをやめさせようとしてスマホを取り上げたときに…

・たまたま不倫相手と思われる女性からのポップアップメッセージが…

・うっかりLINEアプリをタップして、知らないアイコンの相手とのやりとりがやけに多いことに気が付いてしまった。

・会社の同僚男性の名前なのに、アイコンが女性の後ろ姿、怪しいと思ってトークを見ると、不倫相手だった。

・もともと不倫を疑っていたので、ついでにLINEをチェックしたら、非表示リストにそれらしき女性のアイコンが…

このようなことをきっかけに、夫の不倫の疑惑が生じたり、疑惑から確信へと変わったケースは少なくありません。

寝ている夫のスマホに、ラブラブメッセージが次々着信

仕事で疲れて、あるいは泥酔して爆睡してしまっている夫のそばに置かれたスマホに、LINEメッセージが次々と着信し、気になって見てしまった、という経験をした方もいらっしゃいます。

不倫相手とのトーク内容は、いつまで続くのかもわからない不安定な関係だからこそ、ストレートな愛情表現、熱いアピールが多くなります。

二人の絆を深めよう、一途に夫の心をつかもうとする不倫相手の言葉一つ一つに、腹立たしい気持ちが込み上げるのはもちろんのことですが、かえってそのテクニックに感心してしまったという奥様もいらっしゃいました。

父親が娘のLINEに不倫メッセージを誤爆!

ウソのようで本当の話ですが、娘さんから父親の不倫についての相談があったこともありました。

不倫相手とのラブラブなメッセージを、自分の娘に誤爆してしまったらしく、父親が急いで送信取消をしても時すでに遅し……といったケースです。

この娘さんは、母親にこのことを打ち明けるかどうか悩みに悩んだ末、誰にも相談できずに、弊社にご連絡いただきました。

幸せ家族だと信じていた子どもからすれば、かなりの衝撃だったのでしょう。精神的にも非常に追い込まれている状態でした。

娘さんにというケースはレアですが、LINEメッセージの宛先間違い、いわゆる「誤爆」からの不倫発覚は少なくありません。

テレワーク中の夫のパソコンにLINEが

コロナ禍でテレワーク、在宅作業がメインになった人で仕事でも便利なためパソコンにもLINEをインストールしている方も多いのではないでしょうか?

たまたま夫の部屋を掃除していると、パソコンからLINEの通知音が……。

見てみると、パソコンにロックはかかっておらず、内容を確認すると、出るわ出るわ、不倫相手とのラブラブトーク。

あげくの果てには、奥様の悪口で盛り上がっているトークまで!

マジメに仕事していると思っていたのに……とショックを隠し切れずに、しかし、しっかりと不倫相手とのトークを保存して、来社の際に持参される方もいらっしゃいました。

スマホでLINEを利用する時よりも、パソコンの方が無防備であることが多く、もしも不倫疑惑が浮上したときには、パソコンをチェックするのも一つの手かもしれません。

もともと不倫を怪しんでいた……執念でLINEをチェック

おそらく不倫していることは間違えない……でも夫がスマホを手放さない!そんな時、あなたならどうしますか?

絶対に夫の不倫の証拠をつかんでやる!という執念を感じた、印象深い奥様がいらっしゃいました。

あえて、朝から風邪をひいて熱があるふりをし続け、夫には夕方、風呂嫌いの手のかかる子どもとお風呂に入ってもらい、長風呂させてLINEから不倫の証拠をつかんだ、というご相談者様です。

このときの夫は、妻は熱があるから寝込んでいるし、メンタル的にも弱っていると思いこみ、かなり油断していたそうです。

夫のスマホのLINEをこっそり見ることに成功したこの方は、完全に不倫脳に陥っている夫と不倫相手のやり取りにあきれかえったそうです。

手を振るわせながらも、トークや生々しい画像をチェックし、証拠をつかんだとのことでした。

夫のLINEを見たい! 方法はないの?

夫の不倫疑惑を見破るために、LINEをチェックしたい!という衝動に駆られる方は本当に多いものです。

しかし、夫のスマホにロックがかかっていたり、LINEアプリにパスコードをかけていたりと、なかなか簡単にはいかないのが現状ですよね。

ここからは、ご相談者様が実際に夫のLINEをのぞき見ることができた事例をいくつかご紹介します。

スマホのロックやLINEのパスコードを解除した

最近はロック解除のアプリがあったり、スマホのロック解除をしてくれる業者がいます、しかし、実際のところ、かなり多くの方が、よりシンプルな方法でスマホのロックやLINEのパスコードを突破しています。

・夫のよく使うパスワードをいくつか試したらビンゴ!

・真っ暗なところでスマホ画面を光にかざし、触った汚れを読み取ってパターンロックを解除した

・夫がスマホのロックを解除するときの手の動きをチェックした

・夫が寝ているあいだに、そっと本人の指をスマホに乗せて指紋認証を突破した

・何気なく子どもに聞いてもらった(子どもが知っていた)

パターンロックや暗証番号を入れるタイプのロック解除は、数回間違えるとスマホが30秒ほど使えなくなってしまうことがあります。

それが夫にバレてしまった時の対処法として、小さなお子さまがいる場合には「子どもがふざけて触ったみたい」とシラを切ったという方もいらっしゃいました。

夫のスマホにスパイアプリをインストールした

夫のスマホにインストールしてしまえば、自分のスマホからLINEのトーク履歴をモニタリングすることができるスパイアプリがあるのはご存じでしょうか?

LINEのトーク履歴をモニタリングする機能の他にも

・GPS機能で位置情報の取得やルートの確認
・通話履歴の確認
・SMSやSNSでのやり取りをモニタリング
・写真や動画をモニタリング
・ネット使用状況、閲覧履歴をモニタリング
・カレンダーとアドレス帳へのアクセス

これらモニタリング機能を持ち合わせているアプリもあるようです。

非常に大胆な方法だと思いますが、このようなアプリを使って夫のLINEをモニタリングしていたご相談者様もいらっしゃいます。

しかし、いくら夫婦とはいえ、無断でアプリをインストールしてモニタリングする行為は、違法行為にもなりかねませんので、おすすめできません。

ほかのデバイスから夫のLINEアカウントにログインした

夫のLINEアカウントに登録されたメールアドレスとパスワードがわかっている場合には、パソコンなどほかのデバイスでログインすることができます。

この、LINEアカウントを乗っ取る方法で、不倫の証拠をつかんだだけでなく、夫に成りすまし、不倫相手にメッセージを送ったという大胆不敵な方もいらっしゃいます。

しかし、現在では、LINEの乗っ取り問題における対策として、PC版にログインすると、即座に、本人のスマホに「LINE」という名前のアカウントから、通知が来る機能が追加されました。スマホのLINEに認証用の数桁の数字が表示され、入力しなければ、ほかのデバイスからのログインを継続することはできません。

また、ログインに失敗した場合でも、スマホに通知が届くので注意が必要です。

パソコンで相手のLINEのアカウントを乗っ取る行為は、たとえ夫婦間であっても、違法行為に該当する可能性もあるので、あくまで自己責任で行うようにしてください。

LINE以外にも要注目! 不倫に使われる「カップルアプリ」

「カップルアプリ」というものがあることをご存じでしょうか?

名前だけ聞くと、マッチングアプリを想像されるかもしれませんが、「カップルアプリ」は全くの別物で、恋人との仲をより深めるために使われます。

マンネリ化した不倫関係や、なかなか会うことができない二人の気持ちを盛り上げるために利用されることが多いので、LINEだけでなく「カップルアプリ」があなたのパートナーのスマホに入っていないかも確認してみてもよいかもしれません。

カップルアプリでできること①:二人の記念日、イベント、思い出を管理

ほとんどのカップルアプリには、記念日からの日数をカウントアップしてくれるだけでなく、次の記念日やカップルに必須なイベントまでを正確にカウントダウンしてくれる機能があります。

また、記念日管理の他ほかに、写真や文字を入れて2人の思い出を記録できる日記機能がついたアプリもあり、ブログ感覚で二人だけの大切な思い出を残すことができます。

カップルアプリでできること②:2人のスケジュールを共有

一つのカレンダーを使ってお互いのスケジュールを共有できる機能です。

予定の登録、変更をその都度通知してくれるので、お互いのスケジュールがしっかり把握でき、申告漏れを防ぐことができます。

また、スケジュールごとに、チャットでやり取りすることも可能です。

カップルアプリでできること③:チャット、無料通話、メッセージ送信

LINEのように、二人だけのトークを楽しんだり、無料通話機能が搭載されたアプリもあります。

また、メッセージの送信機能の一つとして、ラブレターを予約送信することも可能なアプリもあるようです。

表立って会えない二人は、このようなアプリを駆使して、お互いに気持ちを高ぶらせているのではないでしょうか?

パートナーの不倫を疑っている場合には、LINEだけでなく、「カップルアプリ」がスマホにインストールされていないかもチェックしてみてもよいでしょう。

不倫LINEを見つけたらどうする? 不倫の証拠にはなるの?

パートナーと不倫相手との歯の浮くような恋人気分のLINEのやりとりや、ふしだらな写真や動画がアップされているのを発見してしまったとき、それらを証拠にして慰謝料請求したい!離婚したい!と考える方がほとんどだと思います。

ここからは、パスワード解除や指紋認証を突破してLINEをのぞき見したものは、不倫の証拠になるのか?

LINEのトーク履歴を証拠として確保する方法などを解説していきます。

LINEのやりとりは不倫の証拠になる可能がある!

絶対的な不倫、不貞行為の証拠といえば、探偵などが撮影した写真や動画などが代表的ですよね。

もちろんLINEのトーク内容によっては、不貞行為の証拠となる可能性があります。

しかし、LINEのトーク内容を不貞行為の証拠として利用する場合には、少なくとも肉体関係が明らかとなるものが必要になります。

・デートの約束をしていた
・仲良く会話していた

というだけでは、不貞行為の証拠としては不十分となってしまうでしょう。

LINEのトーク履歴を不貞の証拠として確保する方法

不倫相手とのトーク履歴を、不貞行為の証拠として利用するには、下記の2つの方法を実践するとよいでしょう。

時間が許すのであれば、2つの方法のどちらも実施しておくと効果的です。

トーク履歴を画像で残す

トーク履歴を、不貞行為の証拠として有効にするために、LINEの画面を写真に残しておきましょう。

あなたのスマホのカメラで画面自体を写真撮影するもよし、スクショで画面をキャプチャーして自分のスマホに送る方法でも構いません。

これらの証拠は、トーク相手と不貞行為におよんでいた証拠として十分な価値を持つ可能性が高いでしょう。

また、トーク内容が長いというLINEの特徴を解消するために、トーク画面をスクロールして一連の内容を動画に収めておくのもよいでしょう。

画面をスクロールさせて動画撮影することにより、メッセージの前後関係がわかりやすくなります。

※もしも裁判所に不貞行為の証拠として提出する場合には、決定的な証拠(肉体関係を裏付ける部分)を静止画として求められることがほとんどです。

また、肉体関係を裏付ける写真や動画があれば、個別に保存するのを忘れずに。

トーク履歴をバックアップ

2つ目は、LINEの機能を使って、トーク履歴をテキストファイルに変換してバックアップをとり、自分のスマホに送る方法です。

LINEのトークは性質上、かなり長くなることが多く、交際期間が長ければ長いほどその量は膨大なものになります。

この方法は、前述した写真や動画ですべての履歴を撮影することが困難な場合にも有効です。

また、トーク履歴の一部だけを切り出しても不貞行為の証拠としては不十分となってしまいかねません。

そのためにも、トーク履歴の一連の内容を、テキストファイル化してバックアップをとり、それを自分のスマホに送る方法が有効となります。

この方法の注意点としては、テキストファイルであるために、写真や動画は添付されません。

テキストファイルでバックアップをとる際には、肉体関係を裏付ける写真や動画があれば、個別に保存しておきましょう。

勝手にLINEをのぞきみして不倫の証拠を集めるのは違法?

夫婦間であっても、スマホのロックやLINEのパスコードを突破して不倫の証拠を集める方法は、不法行為として取り扱われる可能性が考えられます。

しかし、理論上は違法であっても、不倫の証拠を獲得することを目的として不正アクセスを受けた配偶者が、被害届を出したり、告訴する可能性はそう高くはないのが現実です。また、おすすめはしませんが、不正アクセスの証拠を残さなければ、「偶然見てしまった」としらをきれてしまう、というケースも多いです。

「違法となる可能性がある」ということをきちんと理解して、自己責任で慎重に進めていくことが重要となります。

まとめ

LINEは不倫の痕跡の宝庫です。ただ。LINEから不倫の証拠を見つけようと考えている方は、あくまで自己責任、無理に証拠を探し出そうとするのではなく、情報収集のひとつの手段として考えておくことをおすすめします。

LINEの内容やアクセス方法によっては、別のやり方で不倫の証拠を確保したほうがよい場合もあります。

そんな時は、探偵や興信所の無料相談を検討してもよいかもしれませんね。

(文:泉谷美奈子/漫画:るい)

※画像はイメージです

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