余ってもおいしくリメイクできる！ 餃子の皮のアレンジレシピ

こんにちは♪　キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

餃子が好きで、おうちでたくさん手作りする方も多いと思いますが、肉ダネと皮のバランスぴったりに、どちらもすべて使いきるのは難しくありませんか？

我が家は家族みんな餃子が大好きでたくさん食べます。私が市販の餃子がちょっと苦手なこともあって、いつも手作りするのですが、たくさん食べるので50枚入りを2袋購入。そしていつも皮の方だけ少し余ってしまいます。

肉ダネが余った時には、そのまま肉団子にしたり、炒飯の具にしてもおいしいですし、冷凍ストックすることもできます。しかし皮は中途半端な枚数なので、もう1回餃子を作るには足りませんよね。わざわざもう1袋購入して作っていては、エンドレスに皮が残っている状況になりそうですし、さすがに飽きてしまいますよね。

でも実は、この皮はとっても便利な食材なんです！ アレンジレシピを知っていると、ちょっと余った時にもすぐできるメニューが色々。あと1品欲しいときやお弁当のすき間おかず、おやつにも変身♪ 使い方はアレンジ次第なのでたくさんありますが、今回は簡単に作れるおすすめレシピをピックアップしてみました。

巻いたり包んだりするのは小さなお子さんが得意なこと。仕上げのトッピングやデコレーションも一緒にすると喜ぶので、ぜひ楽しく作ってみてください。

餃子の皮は、ちょっとしたおかずやおつまみを作るのにとっても便利。合わせる食材を選ばず、どんなものでも包んだり巻いたりできる自由度の高い食材です。手軽に作れるものばかりなので、あと1品欲しいとき、ちょっとおやつやおつまみが欲しいときにすぐ作れて重宝します。半端な枚数が余ってもどんどん使っておいしく活用してみてください。

手軽に作れて、つまんでパリパリっと食べられる、餃子の皮で作ったミニピザは子ども～大人まで人気のメニュー。ピザソースがなければ、ケチャップを塗って乾燥バジルなどのハーブを振りかけるだけでもOKです。トッピングはお好みで♪

トースター、グリル、オーブンなど焼けるものなら何でも。ホットプレートでテーブルで焼いてアツアツを食べるのもおすすめです。パーティー料理やおやつにも◎。

クリスマスや七夕に星型のミニピザにしてもいいですね。カットした部分の皮を重ねるとパリパリ感が増します。

このために餃子の皮を購入するくらい、子ども達からの支持率が高いカップグラタン。餃子の皮を器にして様々な具を詰めて活用できます。手頃なサイズとかわいいビジュアルで、パーティーメニューやお弁当にも。

【材料　1個分】
・餃子の皮…1枚
・ お好みの具…適量
・とろけるチーズ…適量
・パセリ…適量（お好みで）

餃子の皮は、プリンカップやシリコンカップにセットして焼きます。パリッとさせたい場合はあらかじめ焼いてから具を詰めたり、カップにオイルを塗って敷いたりします。ホワイトソースやミートソースなど、お好みのソースと具材で作ってみてください。

焼くのは、トースター、グリル、オーブンのどれでも焼くことができます。セットしたカップの素材で使えるもので焼いてください。

行楽弁当には子どもからのリクエストでよく登場します。こちらはほうれん草と海老のカップグラタンです。幼稚園や学校に持っていくお弁当にもよく登場します。

パリッパリ食感がおいしい餃子の皮で包んだ海老。大葉も一緒に包んで味にアクセントと色どりをプラスしました。

【材料】
・餃子の皮
・海老
・大葉
・揚げ油…適量

それぞれ数は1：１：１です。

【作り方】
①海老は殻を剥いて、背中に切り目を入れて背ワタを取る。
②餃子の皮に大葉を重ね、海老を乗せる。
③下を折り、海老を包み、端に水を塗ってしっかり貼る。
③油でこんがり上げる。

そのままでもおいしいですが、スイートチリソースを付けて食べるのもおすすめです♪

マッシュポテトが残ったら、ぜひ試してみてそしいコーンポテト揚げ。じゃがいもとコーンの甘みに、チーズを加えてコクとトロ～リ食感をプラスしました。

【材料　8個分】
・餃子の皮…8枚
・マッシュポテト…100g
・コーン…40g
・とろけるチーズ…40g
・パセリ…お好みの量
・揚げ油…適量

【作り方】
①具を全部混ぜる。
②餃子の皮の端に水を塗ってひだを付けながら包む。
③油で揚げる。

塩コショウ、ハーブ塩などお好みでふってください。揚げたては、皮はサクサクで中はトロ～っとします。

インゲンをチーズ＆ハムと一緒に餃子の皮で巻いてこんがり焼いて出来上がり♪ 熱々ならパリパリの皮にとろ～りチーズ、冷めたらしっとりクリーミィーな1品に。断面がきれいでつまみやすいのでお弁当のおかずやおつまみ、おもてなしにもおすすめです。

【材料　1個分】
・餃子の皮…2枚
・インゲン…3本
・スライスチーズ…1/2枚
・ハム…1/2枚
・マヨネーズ…少量
・油…少量

インゲンは長ければ1本でも大丈夫です。巻くときに3本になっていればいいので餃子の皮の幅に合わせてカットして3本と考えてください。

【作り方】
①餃子の皮の片面にマヨネーズを薄く塗る。
②茹でたインゲンを3本まとめて、スライスチーズ、ハムの順に巻き、更に餃子の皮で巻く。
③向きを反対にして餃子の皮をもう1枚巻く。
④フライパンに油をひき、皮を閉じた部分を下にして焼き、転がして全体を焼いたら完成。

同じ作り方で、インゲンをオクラに変えたり、本数を変えたり、ヤングコーンと組み合わせることでアレンジがたくさんできます。断面のきれいな色や形の食材を使うと、彩りの良いおかずになります。

もっと簡単で、子どもウケの良いのがウインナー巻き。作り方は同じですが、チーズは省略してスリムになった分、皮は1枚で巻くことができます。

【材料　1本分】
・餃子の皮…1枚
・ウインナー…1本
・大葉…1枚
・マヨネーズ…少量
・油…少量

【作り方】
①餃子の皮に薄くマヨネーズを塗る。
②ウインナーを大葉で包み、餃子の皮を巻く。
③油をひいたフライパンでこんがり焼く。

お弁当のすき間おかずにぴったりです。

ミートソースや餃子の皮が半端に残ったら作ってみて欲しい、なんちゃってミートパイ。餃子の皮でミートソースを挟んでパリパリに焼きました。

【材料　1個分」
・餃子の皮…2枚
・ミートソース…大さじ1程度
・オリーブ油…少量


ミートソースは手作りでも市販の物でも構いません。水分が多過ぎると皮が破けやすいので、煮詰めたり、レンジで加熱して水分を飛ばすと包みやすいです。

【作り方】
①餃子の皮の真ん中にミートソースを乗せ、皮の端に水を塗ってもう1枚重ねて貼る。
②フォークで端をしっかり押さえて模様を付ける。
③オリーブ油を刷毛で塗る。
④200℃に予熱したオーブンで10分程度焼く。

オリーブ油を塗ったので焼き上がりはパリパリです。

餃子の皮はつまんで食べるのに、ちょうど手頃なサイズ。シンプルに揚げただけでもおいしいおやつやおつまみになります。

色が付き始めたらあっという間に揚がるので、好みの色になったらすぐに引き上げてください。チップスとしてサルサソースやチーズソースを付けて食べたり、甘いクリームを付けて食べても。塩こしょうやハーブソルトをふってもいいですよ♪

餃子の皮の便利な点は、おかず系だけではなくスイーツ系にも使えるところ。アイデア次第で様々な食材と合わせることができ、柔らかいので包む形も色々楽しめます。

チョコレートを包むレシピは餃子の皮で作るスイーツとしては定番ですが、ちょっと手間をかけてリボンの形にしてみました。餃子の皮を重ねて焼くので、パリパリ食感が増します。

【材料　1個分】
・餃子の皮…2枚
・チョコレート…適量
・無塩バター…5g

【作り方】
①餃子の皮の真ん中にチョコレートを乗せて、皮の端に水を塗ってもう1枚乗せて貼る。
②チョコレートの上下に切り込みを入れ、水を塗って上下ともにチョコレートを包むように巻く。
③両側の皮の中心をつまんで折り目をしっかり付ける。
④上下の端を反対側に折り込むようにして折り目をしっかり付ける。
⑤溶かしたバターを刷毛で塗る。

⑥200℃に予熱したオーブンで10分程度焼く。

かわいいリボン型のチョコパイの完成です♪

カップグラタンのようにスイーツでも餃子の皮は大活躍。即席タルトのように考えるといろいろなスイーツに使えます。こちらはスイートポテトを詰めたもの。少しリッチな味わいに栗の甘露煮を混ぜ込んで上にもトッピングしました。

【材料　6個分】
・餃子の皮…6枚
・さつま芋…中1本
・栗の甘露煮…10粒
・栗の甘露煮シロップ…50ml
・生クリーム…大さじ2
・無塩バター…10g

甘さはお好みで調整してください。

【作り方】
①さつま芋を茹でてつぶし、弱火にかけながらシロップ、生クリーム、バターを混ぜる。栗の甘露煮4粒を粗みじんに切って混ぜる。
②耐熱性の容器に紙カップを敷き餃子の皮を広げ①を詰める。
③230℃に温めたオーブンで10～15分焼く。
④栗の甘露煮を乗せて完成。

お弁当のデザートとして、手土産や持ち寄りなどにもおすすめです。

りんごをキャラメリゼして風車包みのかわいい小さなアップルパイにしました。包み方は簡単ですが、ちょっと目を引く形なので覚えておくといいですよ♪

【材料　8個分】
・餃子の皮…8枚
・りんご…1/2個
・砂糖…大さじ2
・レモン汁…小さじ1
・無塩バター…10g
・粉糖…適量
・シナモン…適量

【作り方】
①いちょう切りにしたりんごと砂糖を鍋に入れて加熱。
②表面が透き通ってきたら火を止めて、レモン汁とバターの半量を加えて混ぜる。
③餃子の皮の真ん中にりんごを乗せる。
④餃子の皮に縁に水を塗り、両端をつまんで中心まで閉じる。
⑤向きを変えて残りの両端もつまんで、同じように閉じる。
⑥貼り合わせた皮をそれぞれ同じ向きに倒す。
⑦バターの残りを溶かして刷毛で塗る。
⑧200℃に予熱したオーブンで10分焼く。

こんがり焼けたらOK!

粉糖とシナモンを振りかけたら完成です♪

餃子の皮を揚げて、見た目の華やかさで気分が盛り上がるミルフィーユに。パリパリ食感を楽しみたい場合は、デコレーションしたら早めに食べてくださいね。

【材料　1人分】
・餃子の皮…4枚
・フルーツ…適量
・生クリーム…適量
・揚げ油…適量

【作り方】
①餃子の皮を油で揚げる。
②冷ましてから生クリームとフルーツを挟んで重ねる。

よりミルフィーユらしい味にしたい場合は、カスタードクリームも挟むといいですよ♪

そんなに何段も食べられない！ というときには1段だけでもいいですね♪ カリカリっとした土台になります。

ちょっと余りがちな餃子の皮ですが、実はとても便利な食材としてアレンジレシピもたくさんあります。柔らかな皮は、他の食材を巻いたり包んだりできるので、見た目も楽しいメニューになります。また、焼いたり揚げたりするとパリパリ食感も加わり、おかずやおつまみ、スイーツにもぴったり。

加熱するときなどは大人がするようにしたりすれば、トッピングしたりデコレーションするのはお子さんでも出来ます。また、巻いたり包んだりする形成作業も工作のようで一緒にすると楽しくお手伝いできるので、年齢に合わせて分担するのもおすすめです。

ここでご紹介したレシピはほんの1部です。合わせる食材は他にもまだまだあるので、お好みの食材と合わせてリメイクメニューを作ってみてください。