大がかりな年末の大掃除は、作業を分けて楽に短時間で!【お風呂場編】
今年も残りわずかとなりました。この時期に気になることといえば、「大掃除」ではないでしょうか? 特にお風呂場はきれいにして、新しい年を迎えたい。パッキンのカビ取り、湯垢落としなど、大がかりなお風呂場掃除も分けて進めていくことで、作業が楽になりますよ。わが家で実践しているお風呂場掃除について、ご紹介いたします。
お掃除デーを設けよう
こんにちは。ライフオーガナイザー®の佐藤美香です。
きれいなお風呂にゆっくり浸かる時間は、忙しい毎日の疲れを癒す大切な時間。とはいえ、お風呂をきれいな状態で保つのって、なかなか大変。ついつい、後回しにしてしまいます。
そこであらかじめ掃除の日を設けておくと、当日の作業を進めやすくなるのでオススメです。事前に天気予報を確認して、晴れの日に掃除デーを設定しておくと、当日の作業が楽ですよ。
前日の入浴タイムを無駄にしない
お風呂掃除の日が決まったら、前日の夜は家族に早めにお風呂に入ってもらいましょう。いつもの入浴タイムも有効に使うのです。最後にお風呂に入る人が、シャンプーやリンスなどの底のヌルヌルを洗い、お風呂場から出しておきます。
また、お風呂に浸かった後は、まだ温かいお湯に洗剤を入れ、風呂釜のエプロンなど湯垢が気になるものを浸けておきます。
浸け置きで汚れをふやかし、汚れを落としやすくします。
湯垢落としは、製菓用のスクレーパーが便利
翌朝は、いつもより少しだけ早起きします。浸け置きしておいた風呂釜のエプロンなどの湯垢を落とします。
最初からスポンジでゴシゴシ湯垢を落とすのは、少々骨の折れる作業です。私は、Can★Doで購入した、プラスチック製のスクレーパーを使用しています。
本来は、お菓子を作る時に使う道具ですが、湯垢をこそげ落とすのに、とても便利なのです。プラスチックなので、傷もつきにくく安心です。特に風呂釜のエプロンなど、大きなものの湯垢落としが楽にできますよ。
私は、タオルを下に敷き、エプロンを壁に立てかけたら、一気に湯垢をこそげ落とします。湯垢を落とし終わったら、いつものスポンジと洗剤で洗い流します。触った時の感触がザラザラから、キュッキュッと滑るようになるのを目安に。
当日天気が良ければ、湯垢落としが終わったものを外に出しておきます。お風呂場の掃除のための移動と、天日干しを兼ねるのです。
カビは、ティッシュとラップでパックして放置
個々の湯垢落としが終わった後は、お風呂場の壁や排水口などを洗います。ここで、いつも使っているお風呂用洗剤では落ちないカビのパックをします。
風呂釜と壁との間のパッキンなど、カビが生えてしまった部分にカビ用の洗剤を塗布。洗剤が流れ落ちないように、ティッシュをかぶせ、さらに上からラップもします。
お風呂場の床も、どうしてもうっすらと茶色くなってくるので、わが家では床も一緒にカビ取り剤を使用しています。いろいろと試してみたのですが、カビ取り剤が一番きれいになる気がします。これは、床材の素材や洗剤のメーカーによっても違うと思いますので、ご自宅の床の材質等確認してみてくださいね。
鏡などのカルキ汚れには、クエン酸を塗布。こちらも、ティッシュとラップでパックします。
ここまでで、朝の作業は終了です。
あとは、都合の良い時間に洗い流すだけ!
陽が落ちる前の都合の良い時間に、作業再開です。カビ取りのためのティシュやラップを取り、洗剤を流します。洗い流す作業は、いつもより念入りに。エプロンなどを外に干して置いた場合、もとの場所に戻すのも忘れずに。
湯垢やカビが落ち、きれいになったお風呂は気持ちがいいですね。
まとめ
水回りの掃除は、汚れの種類も多く、面倒です。ですが、掃除の効果が分かりやすい。作業を分けて、少ない負担で、きれいなお風呂にゆっくり浸かり、日頃の疲れを癒してくださいね。