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ワンオペ家事にひと工夫! 3歳でもできる家事を取り入れる「ゆる家事シェア」
「ワンオペ家事」という言葉を聞く機会が増えました。けれども、家族が家事をしたくないのか? というと、現実的に難しい場合など、いろいろそれぞれ状況があります。そこで、仕事で忙しくて家事のできないご主人に変わって、子どもに戦力になってもらうのはいかがでしょうか? 3歳でもできる家事について、ご紹介いたします。
子どもは戦力! やり方や道具を変えてみよう
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こんにちは。ライフオーガナイザー®の佐藤美香です。
子どもに家事を手伝ってもらうのは、「危ない」「時間がかかる」と心配もありますよね……。ですが、「危ない」ことを知っておくことは、大切です。また、やらないと早くできるようにはなりませんし、子どもに任せることができれば、分担して他の作業ができるようになり「時間がかかる」問題も解決します。
やり方や、道具次第で、できることはたくさん。子どもも立派な戦力です。どんどん、手伝ってもらいましょう。
料理のお手伝い
①料理の簡単な準備
例えば、ママが調理している間に、次の料理の準備を手伝ってもらうのは、いかがですか?
玉ねぎの茶色い皮を剥く、ニンニクの皮を剥くなどの作業は、ママが横でずっと見ていなくても大丈夫。安心して任せてしまいましょう。
![玉ねぎの茶色の皮や、ニンニクの皮剥きは、三歳児にお任せ](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/263092/2019-09-24_19.13.09.jpg)
簡単だけどちょっと面倒な皮剥き……。子どもが手伝ってくれると、とても助かります。
②子どもがやりやすいよう、やり方を変える
例えば、餃子。小さな子どもに手伝ってもらうのは、ハードルが高いですよね。100均で、餃子の皮の上にタネをのせ、パッタンと挟むと餃子ができあがる道具もありますが、皮がずれてしまったりして、小さな子どもには意外と難しい……。
そこで、いつもの丸い餃子の皮から、棒餃子用の四角い皮に変えてみるのはいかがでしょうか。餃子のタネを包む作業は、より簡単になりできるようになります。
![餃子作りは、棒餃子の用の四角い皮だと、3歳児でも作りやすい](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/263157/2019-11-13_19.18.30.jpg)
中央にタネを細長くのせて、巻いていけば終了。
![棒餃子、作りやすく、焼きやすく、食べやすい](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/263162/2019-11-13_19.57.16.jpg)
美しいできばえとはいきませんが、自分で作るといつもよりおいしいのか、よく食べてくれるというオマケがついてきます。
③遊びの延長にして、一緒に楽しむ
休日は、遊びの延長でできるランチはいかがでしょう? 市販のパイシートは、手軽で簡単。しかも、冷蔵庫の残りものや、缶詰食材で作れるので、オススメです。
![冷凍パイシートを使えば、親子で、簡単で手軽に美味しく作れます](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/263167/2019-11-16_09.21.16-1.jpg)
写真は、缶詰のオリーブを潰して、ピザチーズ、塩・胡椒・マヨネーズを混ぜて、ピザシートの上にのせたもの。シートをクルクル巻いたら、ひと口サイズに切っていきます。
![くるくる巻いたピザシートを、包丁で一口大に切る 三歳児も包丁をもたせてみるといい](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/263170/__.jpg)
真っすぐ切るだけでも、必死。それでも、とてもうれしそうでした。
また、ピザシートを正方形に切って、ウィンナーやチーズ、ツナマヨを包むのもいいですし、夕飯の残りのおかずを変身させてもいいですね。
![ピザシートで作る簡単パイ、粘土遊びの延長で楽しく作れて、なかなかのできばえ](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/263173/2019-11-16_09.40.36-1.jpg)
いろいろとアレンジのきいたパイができ上がります。まとめて、オーブンで焼けば完成。
![業務スーパーの冷凍パイシートがあると子どもがお手伝いしやすく、ちょっとオシャレなランチにもなる](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/263409/2019-11-16_10.29.19.jpg)
いつもの食事作りより時間はかかりますが、ひとりで頑張る食事作りより、一緒に楽しむことができるのは、なかなかいいものです。時間に余裕があるときに、ぜひ試してみてください。
洗濯・掃除のお手伝い
①洗濯ピンチは手の届く位置に
洗濯ピンチを届く場所に吊るすと、洗濯干しをお願いすることもできます。靴下などのシワが気にならないものをお願いしてはいかがですか? 洗濯ピンチは、洗濯バサミが固くないものを選んでくださいね。
![洗濯ピンチを吊るす場所を、子どもの手の届く場所に移すだけで、できることが増えた](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/263182/2018-06-11_07.39.41-1.jpg)
乾いたら、今度は洗濯物を外すお手伝いもお願いできますよ。
②タオルを畳む
ハンドタオルやフェイスタオルなど、四角いものは小さな子でも畳みやすいです。畳むためのスペースを確保してあげましょう。
![乾いた洗濯もののうち、タオルの担当は3歳児 端と端があわなくてもOK](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/263189/2019-11-22_19.23.00.jpg)
使用頻度の高いタオル、端と端が揃ってなくてもOK。お願いすることで、ひとつ家事が減ればラッキーです。
手に取りやすい場所に持ちやすい掃除道具を
掃除道具も、手に届きやすい場所に置いておくといいですよ。小さくて軽い道具があるといいです。100均などでも手に入るので、大人が使うものとは別に子供用を用意してもいいかもしれません。
![小さなホウキとチリトリのセットをすぐ取れる場所にかけておくと、掃除を習慣づけやすい](https://cdn-kosodate.woman.mynavi.jp/kosodate/uploads/content/image/263210/2019-11-24_13.24.26.jpg)
汚した時に、子どもが自分で掃除してくれると、ママも楽ですね。
まとめ
子どもに手伝ってもらうより、自分でやった方が楽と思うことも、正直あります。ですが、知らないことはできるようになりませんし、ひとりで家事をこなすよりもずっと楽しい。仕事や家事で忙しくて、子どもとゆっくり遊べないなんてときは、ぜひ家事時間をコミュニケーション時間に使ってみてください。