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2018年11月30日 22:00 更新

大掃除で窓のカビを退治しよう! 汚れ落とし×殺菌で再発防止

冬場に暖房を使用すると、室内の暖かい空気が窓のそばで急激に冷やされて結露してしまいます。窓に付着した手垢などの皮脂汚れやホコリが水分を含むと、やがて黒カビが発生してしまうことに。放置すると室内で生活する人の健康を害する恐れがあるといわれています。そこで今回は、大掃除する際の窓の汚れ落としや殺菌の方法について解説します。

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窓ガラスのカビを取るには?

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キッチン用洗剤+水でOK

冬場の窓はどうしても結露しがち。水滴が付くだけならいいのですが、ホコリや汚れと結びついて黒カビを発生させる原因となってしまいます。黒カビが壁紙や床材にまで達してしまうと後処理が大変。被害が大きくならないよう、できるだけ早急な対策が求められます。

ガラスに黒カビが付着しているのを見つけたら、それは不幸中の幸い。すぐに対処するのがおすすめです。というのも、ガラスに付いた黒カビの除去はとても簡単。素材の奥にまでカビが浸透することがないため、表面をキレイにするだけでよいからです。ガラスの黒カビを掃除するのに必要なものと手順は、以下の通り。

・キッチン用洗剤
・水
・バケツ
・マイクロファイバークロス

1. まずバケツを用意し、水と適量のキッチン用洗剤を入れてよくかき混ぜてください。
2. 洗浄液にマイクロファイバークロスを浸して軽く絞り、カビを拭き取ります。
3. マイクロファイバークロスで水拭きして、洗剤を落としましょう。
4. 仕上げにマイクロファイバークロスで乾拭きしたら完了です。

ガラスに付着した黒カビなら、この程度の掃除で完全に取り除けるはずです。カビ汚れが残っているようなら、カビ取り剤などを使ってください。

雑巾を使用しても構いませんが、拭いた跡が残りにくいマイクロファイバークロスを使うのがおすすめです。水滴が残っているとカビを再発させてしまう原因となるため、必ず乾拭きで仕上げてください。

すりガラス・窓サッシのカビを取るには?

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カビ取り剤×パックで除去

すりガラスなど、一般的な窓ガラスとは違って表面に凹凸があるガラスや窓サッシに黒カビが発生した場合はちょっと厄介。市販のカビ取り剤を使って、パックするのがよいでしょう。

・住居用の中性洗剤
・カビ取り剤
・キッチンペーパー

1. 住居用の中性洗剤を、カビ汚れにじかにスプレーしてください。
2. そのままおよそ5分放置したあと、湿らせた雑巾で水拭きし、汚れと洗剤を拭き取ります。
3. それでも取れない汚れは、軽く湿らせて固く絞ったキッチンペーパーを広げ、窓ガラスの黒カビ汚れの部分に貼ってください。
4. 窓に貼ったキッチンペーパーに向けてカビ取り剤をスプレーします。
5. そのまま15分ほど放置したら、湿らせた雑巾でカビ取り剤と汚れを拭き取ってください。
6. 雑巾またはキッチンペーパーで、乾拭きして仕上げてください。

住居用の中性洗剤がない場合は、キッチン用の洗剤を使ってもOKです。

塩素系のカビ取り剤を使用しますので、作業中は必ず換気をしてください。薬剤が誤って手に触れたり、吸い込んだりしてしまうと炎症を起こしてしまう恐れがあります。ゴム手袋やマスクを着用するのがおすすめです。

ゴムパッキンの手強いカビを取るには?

Photo by Matt Hoffman on Unsplash

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すりガラスや窓サッシよりもさらに厄介なのがゴムパッキンに発生してしまった黒カビです。素材の奥にまで根が浸透しているため、除去するにはゴムパッキン用のカビキラーを使うのがよいでしょう。

1. まず住居用の中性洗剤を使って表面の汚れを落としておきましょう。洗剤をスプレーしたあと、湿らせた雑巾かキッチンペーパーで水拭きしておきます。乾拭きは不要です。
2. ゴムパッキン用のカビキラーを汚れが気になるところに塗ってください。薬剤が垂れ落ちそうなら、湿らせたキッチンペーパーをうえから貼っておくとよいでしょう。
3. 15~30分ほど放置したあと、湿らせた雑巾かキッチンペーパーで水拭きしてください。
4. 2と3の工程を何度か繰り返すと、やがてカビを取り除くことができるはずです。
5. 乾拭きで仕上げて完了です。

カビ取り剤を使用する際と同様、換気をしながら作業を行ってください。手袋やマスクの着用もお忘れなく。

窓ガラス汚れが取れたら、仕上げにカビ予防

Photo by Colin Maynard on Unsplash

エタノールで殺菌

カビを発生しにくくするには、エタノールを使って殺菌処理しておくのがおすすめです。用意するものは、消毒用エタノールと精製水。

1. スプレーボトルに、消毒用エタノールと精製水を8:2の割合で混ぜて、消毒液を作ります。
2. 消毒液を吹きかければOK。

精製水にはミネラルなどの不純物が含まれないため、乾燥しても水垢になりません。乾拭きは不要です。

エタノールは火気厳禁です。火を遠ざけ、必ず換気しながら作業してください。変色する恐れがあるので、壁紙や床材にかからないようご注意ください。

まとめ

窓や窓サッシなどに付着した黒カビ汚れはできるだけ早く対処するのがおすすめです。家族の健康を守るためにも、適切に処理して確実に除去しておきましょう。

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