ビデオデッキはどこで買取してくれる? 売る前にデータ移行しておこう!
ビデオデッキの買取を行っている業者はたくさんあります。しかし、買い取ってもらえるかどうかはビデオデッキの種類によって変動するようです。今回はビデオデッキの買取サービスと、手放す前にやっておきたいデータ移行の方法についてご紹介します。
売れるビデオデッキはどれ?
ブルーレイディスクやDVDが主流になった現代において、不要になったビデオデッキの処分を考えているという家庭は多いかもしれません。「どうせ売れないから」と諦めてしまう前に、まずは、あなたの家にあるビデオデッキの種類を特定しましょう。
ビデオデッキの種類
ビデオデッキの種類には、広く知られているVHSのほか、ベータマックス、Hi8/Digital8、MICROMVなどの種類があります。
ベータマックスはソニーが販売していたビデオデッキです。VHSと同時期に販売されていましたが、VHS人気に押され、衰退していったビデオデッキとして知られています。それゆえ現在では希少価値が高く、状態が良ければ高額買取も夢ではありません。
この他にもHi8/Digital8、MICROMVなどの種類があります。Hi8/Digital8はビデオカメラ用に使用されていたテープです。MICROMVはベータマックス同様、ソニーから販売されていたビデオテープです。
ビデオデッキの買取については、製造年式や付属品、動作確認の状況により買取価格が変動するようです。しかし、広く普及していたVHSよりも、ベータマックスやHi8/Digital8のほうが希少価値が高いので、売れやすく、状態が良ければ年式を問わず高値で売れるケースも多いといわれています。
ビデオデッキをどこで売る?
場合によっては、高値で売れることもあるというビデオデッキですが、いったいどこで引き取ってもらえば良いのでしょうか。
ビデオデッキの売却方法として挙げられるのは
・下取りに出す方法
・リサイクルショップに持っていく方法
・オークションへ出品するという方法
それぞれどのような特徴があるのか、順を追ってチェックしていきましょう。
下取りと買取、オークションの違い
家電量販店やテレビショッピングの業者などは、DVDデッキやブルーレイデッキへの買い替えを促すためにビデオデッキを下取りに出せば、ポイントや現金で還元してくれるところもあるようです。買い替えによる処分を検討している場合は、下取りサービスを利用すると良いでしょう。
もちろん、家電を取り扱っているリサイクルショップへ持っていくという方法もあります。できるだけ買取価格をアップさせるために、事前に汚れを拭き取るなど状態を良くしてから持ち込んでください。
リサイクルショップで買取が難しいと言われた場合でも、諦めるのはまだ早いです。リサイクルショップで買い取ってもらえなかった場合は、オークションサイトを利用することをおすすめします。出品や落札後の発送処理などが面倒ですが、リサイクルショップでの査定額よりも高値が付く可能性もゼロではありません。
ビデオデッキを買取に出す前に
大切なデータを移行しよう
ビデオテープのデータをDVDに複製するには、ビデオデッキの他にDVDレコーダーとテレビを準備しておきましょう。
まずは、ビデオデッキとDVDレコーダーを繋ぎます。この時、ビデオデッキのコードが、DVDレコーダーの入力端子につながるように対応してください。あとはDVDの入力切替を行なった上で、ビデオを再生していくだけです。
ビデオテープの量が多い場合は、自宅での作業に限界があることも考えられるでしょう。そんな時は専門業者に依頼するのもひとつの手です。業者に依頼する際の費用の目安はビデオテープ1本につき500円~1,000円と安い金額ではありませんが、確実にデータを移行したいのであれば、検討することをおすすめします。
まとめ
ビデオデッキは状態や製造年式によって、専門業者に買い取ってもらえる場合があります。少しでも買取額を高くしたいなら、掃除などきちんと手入れをしてから持ち込むようにしましょう。また、リサイクルショップでは買い取ってもらえなくても、オークションであれば買い手がつくというケースもあります。
ビデオデッキを手放すことになったら、もうビデオは見ることができません。大切なデータは、デッキを手放してしまう前に、DVDに複製することも忘れないでくださいね。