赤ちゃんがいる家庭の必需品!空気清浄機の掃除方法やおすすめの商品は?
花粉が気になるシーズンや、冬の乾燥が気になる時期はもちろん、小さな赤ちゃんがいるご家庭でも手放せない空気清浄機。定期的に掃除をしなければ、汚れによってトラブルを引き起こしてしまうのです。ここでは、各部品ごとの掃除方法や、掃除がカンタンな空気清浄機も紹介します。
※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。
空気清浄機を掃除しなければならない理由
電気代がかかる
空気清浄機のフィルターは、定期的に掃除・お手入れが必要な場所。空気清浄機本体にも、フィルター交換が必要になったら点灯ランプなどでお知らせする機能が付いているでしょう。しかし、このフィルター交換をサボってしまうと、フィルターは目詰まりを起こてしまいます。すると、空気清浄機は、ホコリを感知しつづけるようになり、常時フル稼働状態に。これでは、電気代もかかってしまいますよね。
カビの繁殖
空気清浄機は、強制的に空気を吸い込み、目の細かいフィルターでろ過し、きれいに浄化した空気を吹き出す仕組み。しかし、このフィルターは空気清浄機が稼働している間ずっと湿っている状態なので、常にカビの温床地帯なのです。春先、花粉症がひどい時期に空気清浄機を日常的に稼働させたのち、冬に使うまでずっとお手入れもせず放置していては、カビの繁殖を許容しているようなもの。空気清浄機を付けたら、逆に咳が出るようになった…なんて事態にもなりかねません。
悪臭の原因
空気清浄機、どこを掃除する?
前述したように、空気清浄機はフィルターを通して、空気をきれいにしていく仕組み。空気清浄機を使えば使うほど、フィルターには汚れがどんどん溜まっていきます。メーカーにもよりますが、空気清浄機のフィルターやタンク、トレイなど、最低でも1カ月に1回を目安に掃除をしましょう。それぞれの掃除方法をまとめました。
タンク
空気清浄機の加湿機能を使用する際に使う給水タンク。その名称の通り、水を入れて使うものなので、雑菌やカビも発生しやすい場所ですよね。それこそ長期間掃除していないと、べったりカビがこびりつき、とんでもないことに……!!
給水タンクのお手入れは、給水のたびに行うのがベストです。タンクに少量の水を入れ、ふた閉めてから振り洗い。汚れが気になる部分は、綿棒や小さめの歯ブラシなどでかき出すようにして洗いましょう。それでも汚れが取れない場合は、台所用の洗剤を水で薄めたものを使うと◎。
トレイ
ぬるっとした水アカがこびりつきやすいトレイも、掃除が必要です。1カ月に1回のお手入れが目安。まず水洗いして、中を軽く拭き取り、汚れが取れていない場所を綿棒や歯ブラシなどを使って擦ります。お手入れ後は、水分をしっかり拭き取るのを忘れずに。
フィルター類
空気清浄機は、基本的に複数のフィルターから成り立っています。空気清浄機の機種によって多少の違いはありますが、臭いをとる消臭フィルター、花粉や細菌をろ過する集じんフィルター、ホコリなどをろ過するプレフィルターに、加湿機能が付いている場合は加湿フィルターが挙げられます。これらのフィルターを通し、お部屋の空気をきれいにしていくのです。しかし、このフィルターが汚れてしまっては、空気清浄機本来の力を発揮できません。常に汚れが詰まっていないか、チェックしましょう!
背面パネル
空気清浄機本体の裏側にある背面パネルは、部屋内のホコリがつきやすい場所。掃除機などで定期的に吸い取り、ホコリを取り除くようにしましょう。
汚れがひどい部分を徹底的に掃除しよう
空気清浄機は定期的なお手入れが大切ですが、忙しい毎日を送っていると、つい後回しになってしまったり、「また今度でいいや」と忘れてしまうことも。その結果、汚れが蓄積されカンタンな掃除では落ちない場合があります。そこで、きれいな空気を排出するために、ひどい汚れの対処法を紹介します。
給水トレー・タンク
長年放置し、水アカがびっしりこびりついてしまっている給水トレーやタンク。雑菌がこびりついていると衛生的によくありませんよね。汚れや臭いが気になる場合は、重曹やクエン酸で1〜2時間ほどつけ置きしてから水洗いするといいでしょう。汚れがこびりついている部分がある場合は、つけ置きする前に歯ブラシなどでこすってお掃除!
加湿フィルター
同じく水アカがこびりつきやすい加湿フィルターも、放っとおくとひどいことになりがち。クエン酸を使って水アカを落としましょう。バケツや口の広い洗面器にクエン酸を混ぜた水をはり、加湿フィルターを入れて1〜2時間ほどつけ置き。加湿フィルターは、とくに空気を通す部分であるため常にきれいな状態をキープしておきたいところです。
背面パネル
長年放置していると、背面パネルもホコリやゴミが付着して固まり、とんでもないことになってしまいます(実体験)。掃除機で吸い取るだけでは取りきれないので、粉末状の台所用合成洗剤を水に溶かし、10分ほどつけ置きしましょう。その後は水でよく洗い流せば完了です。
掃除の手間をかけない!空気清浄機を買い替えよう
約10年フィルター交換不要!パナソニックの空気清浄機
パナソニックの空気清浄機なら、搭載機種によりますが定期的なお掃除をしていれば、なんと集じんフィルター・脱臭フィルター・加湿フィルターの交換が約10年不要。交換の頻度が少なくなればコストカットにもなりますし、手間も減ってうれしいですよね!
従来のナノイーがさらにパワーアップした「ナノイー X」が1年中、花粉やハウスダストを無力化。高精度のセンサーが、花粉やホコリ、汚れを感知し、きれいな空気を生み出します。
就寝前はハウスダストや花粉などをしっかり吸引。さらに、就寝に入ったら睡眠を妨げないよう作動を静かにオート運転を開始してくれる「おやすみモード」が搭載された空気清浄機です。
掃除を極力したくない人は日立の空気清浄機がおすすめ
日立「自動おそうじ クリエア EP-MVG90/MVG110」は、なんと自動おそうじ機能が搭載されていて、スイッチをONにしておくと、運転中48時間経つごとに「自動おそうじユニット」稼働。プレフィルター全体を自動的に掃除し、内蔵されているダストボックスにゴミやホコリをためていってくれるんです。そのため、自分でするお手入れは一年に一回、ダストボックスを交換するだけでOKという、毎日忙しい働く女性にとってはこの上ないありがたい機能が付いています。
まとめ
いかがでしたか? 空気清浄機のお手入れは確かに面倒に思いがちですが、「面倒だからいいか」と放っておくと、後々手間も時間もかかってしまうことに。快適に過ごすには、面倒くさくても月に一回、こまめなお手入れをして、悪臭や雑菌とは無縁な状態にしておきましょう。
※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合がございます。詳細はリンク先のサイトでご確認くださいませ。